2009年11月22日

おまけ神奈川17 ジョルニカフェ玄(横浜市:青葉台)

牛スジ煮込みトマトカレーGiori Cafe Gen(ジョルニカフェ 玄)

横浜市青葉区しらとり台2-73携帯地図

Tel:045-514-7986

予算:800円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


横浜・青葉区周辺は、出身大学の知人友人が多く住んでいる。でも僕の生活圏からは遠いため、僕は滅多に足を踏み入れない(汗) そんな地域に珍しく訪れようと思ったのは、1通のメールが届いたからだった。

「カフェを開きました。お店にご来店いただいたお客様には好評ですが、食べ歩きをされている方が、どう思われるのかご感想をお聞かせいただければと思います」

メールを受け取った時期はあいにく、出身大学の行事で肉体労働をしつつ、さらにシノギでは自分の執筆原稿を抱え、さらに別途5人に執筆をお願いしていた。申し訳ないけれど、いっぱいいっぱいで応対せずに放置。ようやく二つの用事が一段落したところで訪問した。

青葉台駅を出て南へ歩くこと7分ほど。公園下の交差点を右折すると、目的のカフェが見つかった。

店内は白を基調としていて、椅子のクッション部分やメニューの冊子の赤が、良いアクセントとなっている。僕が抱くステレオタイプな「ザ・東急線」のイメージ――マダムがクラシック音楽に聴き入りながらお茶を飲む空間――にぴったりだ。

お店の方にメニューを手渡してもらうと、カレーの文字を探す。お、あったあった。「牛スジ煮込みトマトカレー」(850円)だ。100円で追加できる3種類のトッピングがあったので、その中から「ほうれん草」を選んだ。

店内のプロジェクターが映し出すヨーロッパの美しい街並みとクラシック音楽を堪能しつつ、カレーの到着を待つ。ほどなく、綺麗な器に盛られたカレーライスが、別に注文したお店の名物「アイスミントコーヒー」(480円)とともにやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 00:08 | Comment(8) | TrackBack(0) | 神奈川

2009年09月12日

おまけ神奈川16 A la bouffe! Syun(横浜市:天王町)

豚ヒレカツカレーA la bouffe! Syun
(ア ラ ブッフ シュン)


横浜市保土ケ谷区神戸町4-3 松本ビル1F
携帯地図

Tel:045-333-5370

予算:850円〜1100円くらい(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


シノギの都合で初めて横浜の天王町にやってきた。駅の改札口を出るや否や「カレー屋さんはないものか」とキョロキョロすると、ありがたくもすぐ近くに「ア ラ ブッフ シュン」というお店が見つかった。

カレー屋さんを名乗りつつも、A.ウォーホルの絵が飾ってあったり、テーブルに緑色のクロスがかかっていたりと、小洒落た洋食屋さんのような雰囲気をしている。実はテレビなどにも頻出している横浜界隈では割と有名なお店だそう。中川翔子さんが番組取材で訪問した時の写真も飾られていた。

適当な席に着くと店員さんにメニューを手渡される。ほう、具の種類によるバリエーションが豊富なんだね。週替わりのカレーが魅力的だなあ。でも、元々は揚げ物を得意としていたお店という経緯を耳にしたため、最終的には揚げ物付きのカレーを注文したくなった。

そんなわけで僕は「豚ヒレカツカレー」(1000円)を注文した。別途、食後のドリンクとして「アイスコーヒー」(100円)もお願いする。

しばらく待つと、いかにも欧風カレーらしい濃いめの色をしたカレーがやってきた。カツも綺麗に揚がっているようだ。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 神奈川

2009年08月28日

おまけ神奈川15 サンライズ(横浜市:新横浜)

レギュラーランチ(野菜カレーとサフランライス)Ethnical dining Sunrise(サンライズ)

横浜市港北区新横浜3-16-15
SKビル新横浜3F (携帯地図

Tel:045-475-3532

予算:850円〜1250円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


へええ、新横浜ってこんなに開けているんだ!

新横浜駅北口の整然とした街並みを眺めた僕は、失礼ながら驚いてしまった。これまでなぜん僕の新横浜での用事は、およそ開けていると言い難い篠原口ばかりだった。それと比べると、見事なギャップだこと。

さて、そんな綺麗な新横浜駅の北口を歩くこと6〜7分、横浜アリーナ近くの雑居ビルの3階に入っているインド料理店「サンライズ」にやってきた。平日のお昼時だけあって、数十席ある店内は近隣にお勤めの方々で賑わっていた。

僕は入口近くに席を確保すると早速メニューを眺める。ランチはセットが中心だな。最も安い「レギュラーランチ」は850円。カレー1種、ナンまたはライス、サラダ、ドリンクが付くタイプだ。

ほかにグリルが付くセットや、カレーを2種類選べるものもあった。お腹の空き具合と相談して、今回はレギュラーランチを注文した。カレーは野菜カレーを選び、これにサフランライスを組み合わせてみた。周囲を見ると、ほかのお客さんはほとんどナンを注文している様子だ。

注文を終え、ほどなくするとサラダが到着する。それを食べ終わる頃には白い器になみなみと盛られたカレーと、同様にボリューム感のある盛り付けのライスもやってくる。サフラン色は心なし薄目かな(^_^;)続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 神奈川

2009年04月14日

おまけ神奈川14 オクシモロン(鎌倉:鎌倉)

エスニックそぼろカリーOXYMORON(オクシモロン)

鎌倉市雪ノ下1-5-38 2F (携帯地図

Tel:0467-73-8626

予算:1500円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


二子玉川の珠玉のカレー部門が、鎌倉にお引っ越し――。このニュースを「アローイ ライフ!」のLAKUさんに教えていただいてから、はや10カ月。鶴岡八幡宮へと進む道の桜の花が開いたこの4月、ようやく鎌倉に訪れる機会ができた。

珠玉の個性豊かなカレーを味わえる後継のお店は、「オクシモロン」という名のカフェ。小町通りを鶴岡八幡宮方面へとしばらく歩むと左手にある。

オクシモロンの階下店名のオクシモロンは、反対の意味を持つ言葉を組み合わせることで、印象深いニュアンスを生み出す語法を意味するのだそう。お店の方はその例として「真剣な遊び心」などを挙げている。

実はこのオクシモロンの語法、用意しているカレーもといカリーでも、巧みに表現しているようだ。つまり、個性が強く一見では相容れない素材同士を組み合わせることによって、強烈な印象を残す奥深い味を生み出しているのだ。

僕が注文した「エスニックそぼろカリー・中辛」(1200円)であれば、そぼろの周囲に彩りを添えるパクチー(コリアンダー)や大葉がその象徴だろう。どちらも料理の引き立て役としてよく使うけれど、両方をいっぺんに使う方は少ないんじゃないかな。僕なんかは想像も付かなかった。

それがほら、オクシモロンの方の手にかかると、絶妙のバランスに仕上がるのだ。続きを読む
posted by たあぼう at 23:10 | Comment(8) | TrackBack(0) | 神奈川

2009年03月31日

おまけ神奈川13 ボンベイ(横浜:戸塚)

チキンカレーカレーハウス横浜ボンベイ

横浜市戸塚区戸塚町120携帯地図

Tel:045-864-1133

予算:750円〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★(チキンカレー)
量 :★★★


シノギの都合で、横浜市の西端に近い戸塚までやってきた。横浜駅から東海道線で飛ばして十数分。横浜の広さを十二分に実感した頃にようやく到着する。

電車を下りたら早速、シノギの用件の方角とは反対側の出口へまっしぐら(^_^;) お目当ては、駅から6〜7分ほど歩いたビルの2Fにあるカレー屋さん「横浜ボンベイ」である。かつて、湯島の有名店デリーで修行を積んだご主人が独立して営んでいる。

デリー系のカレーといえば、激辛の「カシミール」が代名詞となった感がある。もちろん、横浜ボンベイでも定番メニューの一つだ。でも、僕は辛いカレーが苦手だし、しかもシノギの前だから下手なことをやらかしにくい。

今回はおとなしく本家の「デリーカレー」(普通)に相当する「チキンカレー」(750円)を注文した。拙ブログではこれまでに、本家湯島のデリーで「インド」(中辛)、新川デリーでカシミールを紹介してきたので、辛さの違いを確かめたい思いもあった。

のんびり観察しているうちに、カレーとは別に注文していた「サラダ」(350円)が到着。タマネギをたっぷり使ったオリジナルのドレッシングがおいしい。サラダに続き、チキンカレーもやってきた。カレーソースの色が薄くてほっとするな(^_^;)続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 神奈川

2009年02月16日

おまけ神奈川12 ニルヴァーナ・スパイスカフェ(横浜:横浜)

ベジタリアンミールスセットNIRVANA SpiceCafe
(ニルヴァーナ・スパイスカフェ)

横浜市西区高島2-16-1 ルミネ横浜店6F
携帯地図

Tel:045-308-7055

予算:880円〜1500円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


ニルヴァーナ・スパイスカフェは、東京ミッドタウンにあるニルヴァーナ ニューヨークの姉妹店。東京ミッドタウンのお店が豪華さ抜群であるのに対し、こちらはややお手頃なカフェスタイルを採用する。とはいえ、宿場町の食堂をイメージした白基調の店内は、十分にスタイリッシュだなぁ(^_^;)

お店の雰囲気と同様に、料理の趣向もミッドタウンのそれとは変えている。南インド料理にほぼ絞り込み、しかもミールス(南インドの定食)などのセット・メニュー中心だ。多くのお客さんには馴染みが薄いであろう南インド料理を、少しでも選びやすくする工夫だろう。

つまり、濃厚な雰囲気の南インド料理店には入る勇気がわかない初心者の方が、ミールス・デビューする場所としては良さそうだ。

ということで僕は「ベジタリアンミールスセット」(1400円)を注文した。カレー2種類のほか、パロータ(パン)とライス、ポリヤル(香味炒め)、ラッサム(酸味のあるスープ)、ヨーグルトなどが付くメニューである。カレーはサンバル(野菜と豆のカレー)とミックス・ベジタブルを選んだ。

こちらが南インド料理店を何軒も巡っているとはご存じない若い店員さんは、丁寧に料理を説明してくれた。教育が行き届いているんだね。説明を受けてからしばらく待つと、一式そろってやってきた。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 神奈川

2009年01月08日

おまけ神奈川11 味奈登庵(横浜:馬車道)

富士山もりそば処 味奈登庵 本町店

横浜市中区本町6-54携帯地図

Tel:045-201-7653

予算:450円
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


縁起の良い初夢と言えば「一富士二鷹三茄子」。残念ながら見られなかったから、せめてお手軽に“富士山”を眺めにいきますか。

そんな安易な理由で訪れたのが、横浜近辺のおそば屋さんチェーンの味奈登庵。もりそばで富士山を見せてくれるお店として有名だ。というわけで今回は特別にカレーではなく「富士山もり」(500円)の写真から入らせていただいた。豪快な盛り具合に、僕はほれぼれしてしまった。

カレー南蛮しかし、富士山だけを紹介するようではカレー屋さん紹介ブログの名折れだ。友人の富士山もりの注文を脇目に、僕としては「カレー南蛮」(450円)を注文せざるを得なかった。

本町店は前払い、セルフサービス方式。このため注文を終えて会計を済ませたら番号札を手渡される。適当な席を確保して待っていれば、しばらくして呼び出しがかかるはずだ。

「2番の方〜」

お、僕らの番がきましたね。カウンターに受け取りに行くと、そこにはいかにもカレー南蛮らしいカレー南蛮、それに富士山が待っていた。さてさて、いただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 21:40 | Comment(0) | TrackBack(1) | 神奈川

2008年09月26日

おまけ神奈川10 SLOW CAFE(横浜:元町・中華街)

トマトたっぷり葉山地野菜とひよこ豆のカレーSLOW CAFE

横浜市中区元町1-50携帯地図

Tel:045-651-5381

予算:700円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


横浜・石川町駅から瀟洒な元町商店街を抜け、少し奥に入ったところに構えるSLOW CAFE。店名はスローフードを表しているのだろう。葉山産の野菜など、地場のオーガニック食材を使った料理を提供している。

ランチタイムには、日替わりのデリやパスタのほか、「トマトたっぷり葉山地野菜とひよこ豆のカレー」を用意している。カレーはこの1種類だけだけど侮れない。東京ウォーカー編集部さんの「うまいカレーが食べたい!」の横浜カレー認定店の一つに選ばれたほどだ。

僕はもちろん、カレーを注文した。お値段は単品で700円。僕のように食後の紅茶などの飲み物を付けると900円となる。元町商店街で買い物したり、港の見える丘公園などを観光したりした後に立ち寄りやすい場所にしては良心的だよね。

カレーが来るまでにそれほど時間はかからない。天気の良い日なら、オープンテラスでひなたぼっこしていれば、すぐに感じられるはず。ほら、僕のところにも、ひよこ豆がたくさん入ったカレーがやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 02:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 神奈川

2008年09月24日

おまけ神奈川9 自由軒(横浜:生麦)

カレーチャーハン自由軒

横浜市鶴見区生麦1-10-6携帯地図

Tel:045-501-4455

予算:750円くらい〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


僕が北京を訪れたのは、かれこれ10年も前のことになる。改革開放路線に乗って当時から喧噪溢れる街ではあったけれど、オリンピックが開かれるほどインフラが整ってはいなかった。物価もまだまだ安く、宿の近くの庶民向けのお店では、卵炒飯がたしか4元(約72円)だった。

こんなことを思い出したのは、生麦事件の舞台となった横浜・生麦にある中華料理店の自由軒で、「カレーチャーハン」(750円)を食べたからだ。

北京で食べた卵炒飯と、このカレーチャーハンの塩使いがよく似ていたんである。具体的には、塩が時々やや大きめの塊になっていて、それを口に入れると塩辛さとともにザリッと音がするところである。これが意外と苦にならない。それどころか、僕は嬉しくさえなってきた。

この北京で出会った炒飯に近い塩使いで出してくれるのは、中国人シェフが腕をふるう庶民派のお店であることが多い。自由軒のシェフも中国の方だった。もっとも、僕はカレーと違って中華料理店にはそう通っていないし、中国自体、地域・民族によって料理が全く異なる。だから、僕の感覚が正しいかどうかは定かではない(^_^;)続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 神奈川

2008年08月06日

おまけ神奈川8 インティ・ライミ(川崎:川崎)

アヒー デ ガジーナInti Raimi(インティ・ライミ)

川崎市幸区大宮町15携帯地図

Tel:044-511-4225

予算:1100円
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★


カレーにピラフ、バジル風味のパスタを提供していると聞いたら、どんなお店を思い浮かべますか? 正解は、南米のペルー料理店(^_^;) 川崎駅の近くにあるインティ・ライミが、メニューとしてそろえている。

川崎市には、近くの工場で働く日系ペルー人の方が多く生活しているそうだ。そんな土地柄もあり、周辺には南米料理のお店がいくつかある。インティ・ライミはその先駆け的な存在で、すでに10年以上の歴史を持つ。

ペルー料理に馴染みのある方は少ないだろう。でもご安心を。インティ・ライミのメニューには、日本人に分かりやすい名称で説明した料理が多い。冒頭に挙げたカレーやピラフはその好例だ。いささか超訳気味ではあるけれど(^_^;)

僕はもちろんカレーを注文した。正しい名称は「アヒー デ ガジーナ」(1100円)という。鶏肉のスパイス煮込みといった料理とのことで、日本人にも食べやすいように多少アレンジを加えているそうだ。

しばらく待って、やってきたのはソースが鮮やかな黄色に染まった一皿。さて、どんなものなんでしょうか。続きを読む
posted by たあぼう at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 神奈川

2008年05月03日

おまけ神奈川7 ベンガル(横須賀:横須賀中央)

トマト・チキンカリーカリーすなっくベンガル

横須賀市若松町1-9携帯地図

Tel:046-825-8837

予算:500円〜1000円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


すっかり「海軍カレーの街」というイメージが定着した横須賀市。「明治期の海軍」という歴史を感じさせるエピソードを、上手に町おこしに生かしている。でも実は、最初に海軍カレーの街を名乗ってからまだ9年しか経過していない。ごく最近の取り組みといってもいいくらいだ。

そんな市や商工会議所のキャンペーンとは関係なく、35年以上にわたって営業してきたカレー屋さんがある。カリーすなっくベンガルである。横須賀中央駅から徒歩数分、昔の日本人が思い浮かべるステレオタイプなインド人(?)のイラスト、ベンガルくんが目印だ。

インド東部の地域を指すベンガルを店名に使っているものの、出てくるカレーは昔ながらのおうち風。切り盛りしているのも、日本人のおばさまたちばかりだ。気軽に食べてもらいたいというお店のコンセプトが分かりやすく伝わってくる。

メニューはというと、具の組み合わせだけで20種類以上のバリエーションを用意する。それぞれ辛さの調整も可能だから、何日も通っても飽きる心配が少なそうだ(^_^;) 僕は「トマト・チキンカリー」を中辛で注文した。お値段は850円なり。

お昼時の店内はかなり混雑する。お店のおばさまたちが一生懸命こなしても、後から後からお客さんが来ていた。そんな調子のため、僕の注文の品も、しばらく待たされた。急ぎの時は具1種類の「スタンダードカリー」の枠から選んだ方がよいそうだ。

気長に待っていたら、ついにカレーがやってきた。なるほど、隣の席の人のものと比べると、カレー・ソースが赤いな。トマトをたっぷり使っていることがうかがえる。続きを読む
posted by たあぼう at 17:15 | Comment(4) | TrackBack(0) | 神奈川

2008年04月30日

おまけ神奈川6 らっきょ(横浜:馬車道・関内)

野菜カレーらっきょ

横浜市中区太田町5-62 商栄ビル1F
携帯地図

Tel:045-650-2122

予算:950円くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


札幌スープカレーのうち、カレー食堂「心」型オシャレ路線の源流は、琴似の「らっきょ」だとか。その札幌らっきょで修行を積み、独立した方が営んでいるのが横浜のらっきょだ。お店は馬車道沿いに構えている。

店内はバー・カウンター型の細長い造りで、席数は少なめ。お昼時は一杯になっていることも珍しくない。僕が訪れたこの日も、少しばかりの間、外で立って待っている必要があった。

席が空いたところで店内に入ると、さっそく店員さんに「野菜カレー」(950円)と注文を告げた。辛さは2番(中辛)を選んだ。ちなみに、ランチタイムはアイスコーヒーなどのドリンクが付くほか、ライスをお代わりできるそうだ。

ほかのスープカレー店と同じように、注文した後に目的の品が来るまでにやや時間がかかる。目の前で一生懸命作っている姿が見えるので、イライラせずに気長に待とう。しばらくすると、湯気がもくもくと沸き上がるアツアツのスープカレーが目の前に置かれるはずだ。続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 神奈川

2008年04月29日

おまけ神奈川5 サンアロハ(横浜:日本大通り)

ステーキカレーサンアロハみなとみらい本店

横浜市中区海岸通1-1携帯地図

Tel:045-663-5555

予算:1050円〜(昼)
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


サンアロハは、江ノ島の有名店「珊瑚礁」から独立した鈴木昌也氏が横浜で運営するカレー屋さん。というよりも、「アロハシャツを着た店員さんが迎え入れてくれるハワイの雰囲気たっぷりのお店」と紹介した方が通じやすいかな。ちなみにアロハの前に付く「サン」は、珊瑚礁の珊から採ったものらしい。

サンアロハには、できれば晴れたお昼時に入りたい。さんさんと陽光が差し込んできて、いっそう南国さながらの気分を味わえるからだ。さらに言えば、ここのカレーのお値段は珊瑚礁ゆずりでやや高め。でも、ランチならサービスとして1050円で楽しめるメニューが用意されている。

セットのスープ、サラダ、ドリンクということで、僕が注文したのはこの日のサービス・メニューである「ステーキカレー」のセット(1050円)。カレーのほかに、スープ、サラダにパッション・フルーツのジュースなど1ドリンクが付く。単品の「ビーフステーキカレー」は1785円だから、たしかにお得感がある。

先にやってきたスープやサラダを食べていると、大皿に盛られたカレーがドドンと目の前に置かれた。カレー・ソースの上には、これまた豪快な盛り付けのステーキが載っている。では、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 13:38 | Comment(6) | TrackBack(0) | 神奈川

2008年02月08日

おまけ神奈川4 チャイハネ カフェ(横浜:元町・中華街)

日替わりカレー(豆のカレー)チャイハネ カフェ

横浜市中区山下町80携帯地図

Tel:045-662-4693

予算:1050円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


「トルコやウズベキスタンを旅行して印象に残った場所は?」と聞かれたら、僕の答えのひとつはチャイハネだ。チャイを飲みつつ、地元の人たちと気軽に片言の会話を交わせる場所である。直訳なら喫茶店、意訳するなら寄合茶屋といったところか。

そんな思い出深い「チャイハネ」という文字が、横浜の中華街で目に飛び込んできた。へええ、民芸品店なんだ。以前から全国各地に展開しているようだけど、民芸品に疎い僕にとっては初めて見るお店だった。

興味を駆られて近付くと、今度は「カレー」の文字が目に入ってきた(^_^;) お店の4Fにカフェを併設していて、その名物がカレーということらしい。カフェの名前は「チャイハネ カフェ」。直訳したら「喫茶店喫茶店」。カレーがあるなら訪問してみますか。

ケニア・チャイ階段を上って4Fにたどり着くと、木の自然な色合いを生かした雰囲気のよい空間が広がっていた。日が当たる席を確保した僕は、「本日のカレー」(1050円)と、「ケニアチャイ」(588円)を注文した。この日のカレーは、豆のカレーだった。

ところが、作り置き分がすべて売り切れてしまったため、追加分を作っている最中とのこと。うーむ、仕方あるまい。ケニアチャイを先に飲みながら、カレーを待つ変則的な順番になった。

お茶請けの菓子をつまみつつ、ミルク分の多いチャイをゆっくり飲み終える。まだカレーは来ない。本を読み始める。なかなか来ない。だいぶ読み進んだところで、ついにやってきた。きれいに盛りつけてあるね。続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 神奈川

2008年02月07日

おまけ神奈川3 シタール(横浜:日本大通り)

パラク・パニールとダルシタール

横浜市中区山下町74-6 ロクマルビルB1
携帯地図

Tel:045-641-1496

予算:800円〜(昼)、2000円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★(パラク・パニールの場合)
量 :★★★★(コースの場合)


「横浜でインドカレー」と言ったら、真っ先に候補に上がるお店の一つは山下町のシタールだろう。カジュアルなインド料理店が増えた最近では、かえって珍しいくらい「正統派」のレストランである。

使い勝手の良いお店で、気分によって使い分けられる。ランチは800円からとお手ごろな価格で楽しめ、ホーム・パーティーなど向けにテイクアウトにも応じる。一方、ディナー・タイムはコース、アラカルトとも充実している。

今回は夜に訪問した。正統派のお店だし、コース料理を一つずつサーブしてもらうのが様(さま)になるかな。そう考えて「ヴェジタリアンセット」(2350円)を注文した。

サモサとパコラ(ナス、ピーマン)このセットには、サラダ、サモサ(ジャガイモの揚げ包み)、野菜のパコラ(天ぷら)2種類、任意の野菜カレー1種とダル(豆のカレー)、ロティ(全粒粉のパン)、クルフィ(アイスクリーム)、チャイまたはコーヒーが付く。カレーは「パラク・パニール」(ほうれん草とチーズのカレー)を選んだ。

注文した料理は次々とやってきた。まずサラダ、続いてサモサとパコラが載った1皿が到着する。それらを平らげた直後には、ロティとダル、パラク・パニールが目の前にあった。はやっ。それにダルとパラク・パニールのお皿が大きい。それぞれ優に一人前あるじゃないですか、これ。続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(10) | TrackBack(0) | 神奈川

2008年01月28日

おまけ神奈川2 カヴァヌーラ(横浜:大倉山)

地中海カレーカヴァヌーラ

横浜市港北区太尾町392携帯地図

Tel:045-531-0912

予算:945円〜3000円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


かれこれ1年半以上前に、「東急東横線の大倉山においしいカレーが食べられるお店がありますよ」というご案内をいただいていた。今回取り上げるカヴァヌーラである。駅から出てすぐ近く、「エルム(ギリシャの商業神ヘルメスのこと)通り」沿いにある。

店名はギリシャ語でスズランを意味する。創業当時は「すずらん」という名前のカレー屋さんだったらしい。ギリシャの建築様式で建てられた大倉山記念館にちなんで、大倉山駅の商店街が1988年までに街並みをギリシャ調に一新。すずらんも店名をギリシャ語に改め、地中海料理店としてリニューアルを図ったようだ。

こんな経緯から、現在では「地中海カレー」(1365円)というカレーがカヴァヌーラの名物の一つになっている。魚介類をたっぷり入れたカレーだそうだ。僕の注文は決まりだ。あ、魚介類が苦手なあなたもご安心を。ビーフなど別の具材を使ったメニューもある。

注文してからテーブルにやってくるまでは、ちょいと時間がかかる。懐に余裕があるあなたは、サラダとドリンクが付くセット・メニュー(420円増し)か、少しリッチな気分を味わえるコース(1050円増し)を注文するのがおすすめ。前菜を食べていれば、待ち時間が短く感じられるはず。

おお、お待ちかねの一品がやってきた。エビやムール貝が迫力たっぷりだこと。ではでは、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 神奈川

2007年12月12日

おまけ神奈川1 アルペンジロー(横浜:伊勢佐木長者町・阪東橋)

釜飯横浜カリー アルペンジロー

横浜市中区弥生町3-26携帯地図

Tel:045-261-4307

予算:2000円〜(夜)
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆(富士山)
量 :★★★


たかがカレー、されどカレー。

「横浜カリー アルペンジロー」のカレー、もといカリーを表現するなら、冒頭の言葉ほどしっくりくるものはない。どこまで頑張ってもカレーはカレーでしかない。それでも、できるかぎりを尽くして一流料理に仕立ててみせる。そんな思い入れがひしひしと伝わってくるのだ。

しかもアルペンジローの思い入れは、カリーにとどまらない。例えばライスには、わざわざお釜で炊く「かまめし」(250gで500円)を用意する。その姿勢、気に入った。だから僕もあえてお釜の写真から紹介しよう。

にぎやかな野菜サラダSかまめしは電気釜で炊いたご飯とは違う、独特の旨みを楽しめる。塩だけで軽く茶碗一杯いけてしまうほど。当然、お店も心得ている。室戸産の海洋深層水から抽出した塩を用意しており、「カリーとあわせる前に、塩と一緒にごはんを味見してください」と教えてくれる。

…と、ごはんだけで話題が続いてしまうけれど、そろそろカリーに移ろう。牛、豚、鶏、海の幸、野菜など具材の違いでメニューを充実させている。僕は、数量限定の「野菜カリー」(1580円)を注文した。ちなみに、ビーフよりも高い。いったいどんな野菜が出てくるのやら(^_^;)

カリーの到着、かまめしの炊きあがりとも結構な時間がかかる。何かしら前菜をつまんで、ゆったりと待ちたいところ。僕は「にぎやかな野菜サラダ」のSサイズ(600円)を頼んだ。Sサイズながらなかなかの量で、食べ応えがあった。

サラダを食べ終えてからもう少しだけ待つと、お釜を熱する火がついに消えた。このタイミングにぴったりと合わせる形で、野菜がてんこ盛りになったカリーの器をホール担当のおねえさんが持ってきてくれた。
続きを読む
posted by たあぼう at 21:00 | Comment(7) | TrackBack(1) | 神奈川

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan