2010年09月30日

おすすめその729 LILY(明治神宮前・原宿)

タリブカレーSOULFULFOOD&CURRY BAR LILY

渋谷区神宮前3-25-12 大古ビルB1
広域

Tel:03-3405-8456

予算:880円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★★(タリブカレーの場合)
量 :★★★


原宿駅から竹下通りを抜けて、明治通りを新宿方面へと少し歩く。ビームス関連の建物が並ぶあたりまで来たら、雑居ビルを注意深く眺めていくと「SOULFULFOOD&CURRY BAR LILY」が見つかる。DJ歴15年というオーナーさんが一念発起して開いたカレー屋さんである。

地下1Fの店内は、音楽好きのオーナーさんの秘密基地になっている。マニアさんが喜びそうなレコードの大群が、細長い間取りの壁にずらっと並んでいるからだ。これらの円盤を再生する機器のほうにも力が入っている。例えばスピーカーはフォスター電機製のパーツを組み合わせて作ってもらった特別仕様なんだそうだ。確かに流れる音にクセが無くて、聞き疲れがしないなぁ。

おっと、そろそろカレーの話に移らなくては。カレーは基本メニューとして6種類を用意している。名前がそれぞれ個性的で、どんなカレーなのか正直なところ想像がつかない。例えば僕が注文した「タリブカレー」(880円)。恐らくヒップホップMCのタリブ・クウェリ氏に由来するのだろうけれど、それって一体どんなカレーなんだろうか。

メニューにはいちおう「知的でコンシャスなあなたに…」などと説明書きがあった。でもそれを読んでも確たるイメージはわかない。まあ、きたものを味わってみるしかないか。

ほどなく、僕の目の前にカレーとライスが置かれた。さあて、いただくとしますか。続きを読む


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2010年07月23日

おすすめその720 みのりんご(原宿)

みのりんごスペシャル(キーマとチキンの合いがけ)みのりんご

渋谷区神宮前1-22-7広域

Tel:03-6447-2414

予算:800円〜1400円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆(小の場合)


原宿駅の竹下口から出て、通りを北に歩くこと数分という立地に「みのりんご」というカレー屋さんが4月にオープンした。このところずっとバタバタしていた僕も、ようやく訪問できた。

みのりんごのオーナーであるお姉さまは、拙ブログが紹介した後の1年あまりですっかり有名になってしまった「MOKUBAZA」のご出身である。それだけでレベルの高いカレーを期待してしまう。

カウンターに座った僕は、備え付けのメニューを手に取った。なるほど、やっぱりMOKUBAZAに近いカレーが並んでいるな。一番人気はキーマカレーというあたりもMOKUBAZAと同じ。ほかにチキンやポークなどの選択肢がある。

僕はというと「みのりんごスペシャル」を注文した。これはキーマとチキンを一度に味わえるもの。ご飯の量が200gの小から300gの大まで選択肢がある。お腹の空き具合と相談して小を選んだ。お値段は1200円なり。

注文すると、お姉さまが仕込み済みのカレーに最後の一手間を加える。それを待つ間に、どんなカレーなのかをちょっとお話しした。

MOKUBAZA出身ながら、そっくり同じ味にはせず、お店独自の工夫を加えたそうだ。オーナーのお姉さまいわく「お客さんの多くがカレー目当てに訪れるMOKUBAZAと違い、原宿駅から近いこのお店ではふらっと入るお客様がいらっしゃいます。そんな方にも食べやすくしようと思ったのです」とのこと。なるほど、ごもっとも。

さて、しばらくすると口を開いたパックマンのような面白い形のお皿に、キーマとチキンが合いがけになったカレーがやってきた。お、キーマの上には卵黄ではなく、温泉卵が載るんだ。さ、どんな味なのか楽しみ楽しみ。続きを読む
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2009年04月19日

おすすめその682 MOKUBAZA(北参道・国立競技場・千駄ヶ谷)

キーマカレーBAR MOKUBAZA

渋谷区神宮前2-28-12携帯地図

Tel:03-3404-2600

予算:890円〜(カレー単品)
味 :★★★★
辛さ:★★★★
量 :★★☆


インターネットが普及したおかげで、僕が12年前にカレー屋さんめぐりを始めた当初と比べ、お店探しは格段に易しくなった。今やGoogle先生に「地名+カレー」で尋ねれば地図付きで一覧表示してくれる。様々なカレー屋さん紹介ブログのエントリーが引っかかることも多い。

半面、先生頼みの副作用も少し懸念している。特定のお店に注目が集まりやすい点だ。誰かが紹介したカレー屋さんが上位に表示され、それを見た別の方が訪れて紹介することで、さらに上位に表示されやすくなる。近隣に別の素晴らしいお店があっても、埋もれてしまうんじゃなかろうか。

こんな大半の方にはどうでも良いことを日々感じていた僕が、その思いを改めて強くしたのは、MOKUBAZAというバーに出会ったからだ。神宮前2丁目のカレーというと、ゴスペラーズの黒澤さんなど多数のファンを抱えるヘンドリクスが抜群の知名度を誇る。その近所においしいカレーを味わえるバーがあったとは…。

MOKUBAZAのカレーは、カレーで著名な某食品メーカー出身の元スタッフさんとオーナーさんが、試行錯誤の末に作り上げたものだそうだ。お店が分かりにくい場所にあるとはいえ、少し離れた場所にある小さな公園に立て看板を掲げてアピールするくらい自信があるらしい。

メニューには4種類のカレーが載っていた。カレーのベースはすべて別で、一番人気は「キーマカレー」(940円)だそうだ。かなり辛口らしく、辛さ耐性の低い身には不安だ…(x_x;) とはいえ、1回は食べないといけないだろう。覚悟を決めて注文する。

ビールを飲みながらしばし待っていると、お目当てのカレーがやってきた。おお、ライスの上に分厚いキーマの層ができている。そのキーマの上に載った卵の黄身も愛らしい。三軒茶屋のアジアンソウルのドライカレーに似た見た目だね。お味やいかに。続きを読む
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2009年03月24日

おすすめその671 タスヤード(北参道)

牛ホホ肉のカレー(期間限定)Tas Yard(タスヤード)

渋谷区千駄ヶ谷3-3-14携帯地図

Tel:03-3470-3940

予算:690円〜1260円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆(牛ホホ肉のカレー)
量 :★★★


タスヤードは代々木と原宿の中間くらい、明治通りから一本脇に入ったところにあるカフェだ。副都心線の北参道駅が開通してからぐっと便利になった。

同店は3月29日まで、鳥取県の良い品物をアピールし、販売するイベント「nomadic東京」を開催中。同イベントに呼応する形で、特別メニューの「牛ホホ肉のカレー」(1260円)を提供している。

この牛ホホ肉のカレーのレシピは、大阪にあるタスヤードの姉妹店のスタッフが鳥取を訪れる際に必ず立ち寄るという岡山県真庭市のカレー屋さん『さんはうす』のもの。この特別レシピで作ったカレーをスリップウェア(古陶)の器で食べられるようにしている。

一期一会かもしれない話に惹かれた僕は、もちろんこのカレーを注文した。タスヤード独自のカレーも魅力的だけれど、次の機会にしよう。店員さんからの「結構辛いですよ」という注意には一瞬迷ったものの、甘受した。

さて、注文を待つ時間は店内を見渡そう。木を生かしながらも、やや硬調で僕のような男性にも居心地の良い空間だ。午後2時ごろという中途半端な時間にしては賑わっており、特に近隣にお住まいらしき品のよさそうなお客さんが目に付く。喧噪あふれる原宿とは打って変わった大人の空間とでもいいましょうか。

などと言っている間に、お目当てのカレーがやってきた。いただきます。続きを読む
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2009年01月09日

おすすめその654 Farmer's Cafe(明治神宮前・表参道)

カレーランチFarmer's Cafe(ファーマーズカフェ)

渋谷区神宮前5-11-1携帯地図

Tel:03-5766-5875

予算:1155円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★☆


同潤会アパート(現・表参道ヒルズ付近)で営業していた雑貨屋さん「Farmer's Table」。現在の場所に移転してから、1FでFarmer's Tableの食器類を使ったカフェを営業している。それがFarmer's Cafeだ。

同店のお昼時は、近隣の洗練されたなお店を訪問するお客さんや店員さんらしき人たちで賑わっている。おいしいパンやスープなどが特徴のプレート形式のランチが、女性に人気だからだろう。

実は、このプレート・ランチの選択肢の一つがカレーである。オサレ女子がいっぱいの中に、おじさんの僕が踏み入れたのはこのためだ。ちなみにお値段は、食後のドリンク付きで1155円。立地を考慮すればリーズナブルといえる。

サラダ先客がたくさんいたため、カレーがやってくるまでにはちょいと時間がかかる。もっとも、僕の後に訪れたお客さんは満席だったため、2Fの雑貨屋さんでお待ちくださいと言われていた。すぐに座れただけでも運が良かったようだ。

しばらく待つと盛りつけの美しいサラダが到着。これをいただき、さらにもう少しだけ待つと、お待ちかねのカレーとライスがやってくる。ミニサイズのデザートが一緒に付いてくるあたり、女子から評価されるんだろうな。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2008年12月07日

おすすめその646 シターラ・グローブ(新宿・新宿三丁目)

ドーサセット(パラックパニール)シターラ・グローブ

渋谷区千駄ヶ谷5-24-2携帯地図

Tel:03-5361-2029

予算:1500円くらい〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


新宿タカシマヤ店に入っているシターラ・グローブは、その名の通りオサレ系インド料理店シターラの姉妹店だ。「グローブ」は森を意味するそうで、緑のあるテラス席で食事を楽しめることをコンセプトにしている。

同店の日中の時間帯は、1500円程度から始まるセットが中心。ランチタイムはやや割高に感じるかもしれない。ただし、ほかのシターラと同様に他店であまりお目にかからない料理も用意してある。開放的な気分で少し珍しい料理にチャレンジしてみたいあなたには使い勝手がよい。

セット・ドリンクのマンゴラッシーとパパード(豆せんべい)今回の僕が注文したのは「ドーサセット」(1450円)。プレーンのドーサ(南インドのお米のクレープ)とそれに合わせるジャガイモの香味炒め、ココナッツ・チャツネ、ハーフサイズくらいのカレー、パパード(豆せんべい)、ドリンクが付く。カレーは「パラックパニール」(ほうれん草とカッテージ・チーズ)を選んだ。

ドーサは、注文を受けてから作るとすれば焼き上がりまでに少し時間がかかる。先にやってくるパパードと、おいしいマンゴラッシーを楽しみながら待つことにしよう。天気が良い時のテラス席は気持ちよいことだし。まあ、ちょっと寒くなってきましたが(^_^;)

…と、ドーサやカレーもついにやってきた。ではでは、いただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 00:40 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2008年08月14日

おすすめその620 掌(明治神宮前・原宿)

チキンカライ(ライス)掌(たなごころ)

渋谷区神宮前4-28-6 ベラージュ原宿2F
携帯地図

Tel:03-6303-0106

予算:950円(カレー単品)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★☆


掌(たなごころ)は、表参道の脇道を入ったところにあるカフェとクラフトショップを兼ねたお店。その名のとおり、手作りのぬくもりに思い入れを込めた料理やグッズを取り扱っているそうだ。

そんな同店は、カレーを看板料理に掲げている。肉ベースと野菜ベースをそれぞれ1種類ずつ提供しており、この日は肉ベースが「チキンカライ」、野菜ベースが「かぼちゃのカレー」だった。

チキンカライはパキスタンやアフガニスタンでよく見られるカレー料理。カフェではかなり珍しい。店員さんに確認すると、トマトベースでピリッとした辛さが特徴とのこと。パキスタンのスタイルそのままではなさそうだけど、興味を惹かれたことだし、注文してみますか。

注文してから少し待つと、素朴ながら品の良いお皿に盛られたカレーがやってきた。五分づき玄米のライスには細かく刻まれたナッツ、カレーソースには青のりが載っている。さらに柔らかそうなチキンもごろんごろんと転がっている。美しい盛りつけだね。続きを読む
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2007年11月26日

おすすめその559 アヒリヤ(代々木)

チキン65アヒリヤ

渋谷区代々木1-34-3 菊地ビル3F (携帯地図

Tel:03-5371-5231

予算:840円〜(昼)、2000円くらい〜(夜)
味 :★★★★(夜)
辛さ:★★(チキン65のマイルド)
量 :★★★〜


インド人は「わからない」とは答えない気質の持ち主なんだろうか。これまでに出会った人はみな、どんな質問にも必ず答えようとしてくれる…当てずっぽうで。自信がありそうに答えることも多く、信じたものか悩んでしまう。

そんなインド人気質?を知りたくなったあなたは、「チキン65」という料理を注文して、「なんで65なの?」と聞いてみよう。きっといろいろな答えが返ってくると思う。実際、僕はいまだに何が正しい答えか知らないままだ。

ただ、チキン65を食べられるインド料理店は東京でもそれほど多くない。その一店として、代々木駅の近くにあるアヒリヤを紹介したい。ディナーに限ってチキン65を用意している。単品で1050円なり。なお、今回の僕は辛さをマイルドにしてもらった。

チキン65に対する僕のイメージは、「中華のエッセンスを採り入れている揚げた鶏料理」だった。でも、アヒリヤのそれはちょいと違うようだ。美しい紅に染まった骨付きチキンの塊が、お皿にいくつも載ってやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(11) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2007年09月10日

おすすめその523 COCONGO(原宿・明治神宮前)

旅人のカレーCOCONGO(ココンゴ)

渋谷区神宮前2-31-9携帯地図

Tel:03-3475-8980

予算:997円〜1100円(カレー単品)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


なんとも不思議なカフェだ。入口の前では剥製の子牛メヒコ(=Mexicoの意)がお出迎えしてくれる。店内は、どこの国のものか分からないオブジェが至るところに飾ってある。椅子だけみてもシマウマの皮を貼ったようなもの、ブランコ風のものなど、バラエティに富む。

これだけ混沌としているのに、全体としては何となく調和が取れているのがまた不思議。そんなCOCONGOの食事メニューは、なぜかアジアごはんが充実している。例えば「海南チキンライス」のような、カフェにしては珍しい料理もある。

さて、僕にとって重要なカレーはというと2種類あった。「タイ式グリーンカレー」と「本日のひき肉と野菜のカレー」である。それに2種類をいっぺんに楽しめる「旅人のカレー」(1100円)というメニューがある。名前が気に入ったから、これにしようっと。

カレーが到着するまでの間は、水を飲みながらのんびり待つとしようか…。と、なにげなく手に取ったコップは、モアイの顔をデザイン化したものだった。芸が細かいね。丁寧に盛り付けられたカレーも、芸が細かいといいな。 続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(6) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2007年06月28日

おすすめその499 レストラン タケ(代々木公園・代々木八幡)

ハーブ豚とキノコのカツカレー ボルドー風Restaurant TAKE(レストラン タケ)

渋谷区富ヶ谷1-14-14携帯地図

Tel:03-3467-9333

予算:980円〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


「では、氷なしのお水を用意しますね」

カレーを食べ終えた僕が、「薬を飲みたいのでお水をいただけますか」と頼んだところ、店員さんはこう答えてくれた。このような接客マニュアルには載っていないだろう心遣いをしてもらうと、いいお店だなぁと嬉しく思う。

ここは富ヶ谷商店街沿いにあるレストラン タケ。「フレンチカレーと料理」という、中目黒のムッシュヨースケを思い出させるコンセプトのカレー屋さんである。シェフ同士はお知り合いなんだそうだ。

レストランと名乗ってはいるけれど、堅苦しいお店ではない。暖色の照明が優しく照らす店内は、ほどよい加減のオシャレさ。料理の値段もフレンチ系にしてはリーズナブルと言える。だから気の利いたビストロと呼んだ方がしっくりとくる。

コンセプトのとおり、カレーはフレンチの技巧を凝らしているという。常設メニューが5種類と、少しぜいたくなスペシャル仕様のメニューが数種類ある。今回は、常設メニューのひとつである「ハーブ豚とキノコのカツカレー ‘ボルドー風’」(1050円)を注文した。

一緒に頼んだハウスワインの赤(460円)をちびちびと飲みつつカレーの到着を待つ。しばらくすると、一式がそろって到着した。カレー・ソースは冷めにくい陶器に盛られている。一方、ライスの上にはカツレツや薄く切って揚げたレンコンなどが載っている。この華やかな見た目もムッシュヨースケに似ている。では、いただきます。続きを読む
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2007年06月26日

おすすめその498 camp(北参道・代々木)

しゃきしゃきレタスとハーブ豚のカレー野菜を食べるカレー「camp」(キャンプ)

渋谷区千駄ヶ谷4-29-11携帯地図

Tel:03-5411-0070

予算:600円〜900円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


campは代々木駅の西口を出て、湘南新宿ラインの踏切を渡った先にあるカレー屋さん。「dancyu」7月号の特集に掲載されたお店のひとつだ。お恥ずかしながら知らなかったので、今回訪れてきた。

お店はビルの地下1Fにある。入口では、築地から買い付けているという野菜たちが出迎えてくれる。これらの野菜を使った「野菜を食べるカレー」が、campの中核コンセプトとなっているのだ。

メニューを見ても、アスパラガスだったりレタスだったりと野菜の名前がいくつも並んでいる。ただし、ベジタリアン向けばかりではない。僕が注文した「しゃきしゃきレタスとハーブ豚のカレー」(890円)のようなメニューもあるから、お肉大好きなあなたも大丈夫だ。

ランチのピークを過ぎた時間帯はドリンクが100円、標準では200gのライスは大盛り300gにしても追加料金が発生しないなど、ちょっと嬉しいサービスがいくつかある。僕はラッシーを注文した。

蜂蜜とレモンの入ったさわやかなラッシーを飲みながら、カレーを待とう。しばらくすると、調理してすぐ持ってきましたと言わんばかりの、熱そうな鉄鍋に盛られたカレーがやってきた。いただきます。続きを読む
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2006年03月13日

おすすめその352 RAJA(参宮橋)

チキンカレーRAJA

渋谷区代々木4-2-8携帯地図

Tel:03-5351-0833

予算:800円〜1000円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


「CLOSED」…。

12時少し前にお店の前に到着したら、ドアの前に札が掛かっていた。定休日ではないはずなのに。休みの日は出していない看板が外に出ているのに…。だいたいドアにはカギが掛かってないし。

札を無視して中に入ってみた。店員さんがいたので尋ねると、準備が間に合わなかっただけとのこと。ははは (^_^;) ま、参宮橋の界隈はのんびりした雰囲気が漂っているから、無理に12時前に営業を始める必要はなさそうだけど。

12時を過ぎて準備が整ったらしい。注文を取りに来た。インド風カレー、おうち風カレー、タイ風カレーと幅広くそろえている。僕はインド風のチキンカレー(1000円)を注文した。

開店までの準備が大らかだったわりに、カレーはさほど待たずにやってきた。続々とお客さんが入ってきたし、本気モードになってきたのかな? ありがたくいただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 23:19 | Comment(5) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2006年02月11日

おすすめその336 ポワヴリエ(表参道・明治神宮前)

残念ながら2009年5月に閉店しました。

チキンカレーPOIVRIER(ポワヴリエ)

渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ3F
携帯地図

Tel:03-5785-0341

予算:1200円〜1500円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆


うぎゃ〜。人、人、人…。

自分もその一人であることを棚に上げて、今日オープンした表参道ヒルズの混雑ぶりに僕は絶句した。もともと出不精なうえ、並ぶのが嫌いなため、満員電車以外で身動きがとれない場所を目の当たりにしたのが、久々だったからかもしれない。

入場するだけでも行列しなければならないという苦難に耐えたのは、スパイスショップ「ポワヴリエ」なるものが入ったと聞いていたため。ポワヴリエとは、フランス語で胡椒の木や胡椒入れを意味する言葉だそう。

正直、息苦しくなるほど混んでいる表参道ヒルズさて、ヒルズに入ってからも苦難は続く。人の波をかいくぐって3階までたどり着き、さらにお店の入口で待つこと1時間。ようやくポワヴリエの席を確保できた。いやはや、長かった。

15時までのランチタイムは、カレー2種類とブレッド・プレートなるものを用意しているそうだ。「野菜カレーを…」と言いかけたら、店員さんが「ごめんなさい野菜カレーは売り切れちゃいました」と即答。じゃ、残るチキンカレー(1200円)をいただくとしますか。

注文を終えてから、あらためて店内を見回す。本来は落ち着ける空間なんだろう。バング&オルフセン(かな?)のCDチェンジャーが壁に掛かっていて、そのCDが入るべきところにホール・スパイスが敷き詰められていたりする。何ともおしゃれだ。

…が、外に僕より後に並んだ人たちがいっぱい。「食べ終わったら早く出てあげないと悪いかな?」という気分にさいなまれる。平然と1時間以上談笑しているお客さんが何組かいたから、あまり気にしない方がいのかもしれないけど。

などと考えていたらカレーが目の前に。おっと、黒米を使っているんだぁ。さすが、見た目にも凝ってますね。ではではいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 15:31 | Comment(8) | TrackBack(4) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2006年01月16日

おすすめその322 ナイマ(代々木上原)

コーヒー・プラハからナイマに店名が変わりました。紹介文はコーヒー・プラハ時代のものです。ご了承ください。

オイルサーディンとトマトの焼きカレーナイマ(旧coffee praha)

渋谷区上原3-2-2 (携帯地図

Tel:03-5453-0112

予算:760円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★


8年も前に群馬県の水上にある亞詩麻というお店で食べて以来、「焼きカレー」というジャンルがかなり好きだ。「カレードリアじゃん」と言われると全くその通りで味気なさそうなんだけど、香ばしいカレーというのはやっぱり独特の魅力がある。

だから東欧をイメージしたというカフェを訪れ、「オイルサーディンとトマトの焼きカレー」(760円)というメニューを目にした時は、迷わず注文していた…。というのは嘘で、いろいろ悩んだ挙げ句に決めた。コーヒー・プラハは名前とは関係なくカレーのメニューが充実しているお店なのだ。

店内には人気マンガの単行本が並んでいる。カレーが来るまでのんびりとマンガを読んで待つこともできる。僕はというと自分の読みかけの本を取り出し、「明治維新」という名のビールを片手に持ちながら待っていた。

何ページか読んだところで、きれいなおねえさんが可愛らしい器に入った焼きカレーを持ってきてくれた。ではいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:38 | Comment(4) | TrackBack(3) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年11月20日

おすすめその303 茶語(新宿)

龍井茶葉カレー茶語(Cha Yu)アラン・チャン ティールーム

渋谷区千駄ケ谷5-24-2 新宿タカシマヤ6F
携帯地図

Tel:03-5361-1380

予算:1260円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


居心地の悪い思いをしつつ、さも東急ハンズに用があるようなふりをしつつ、新宿タカシマヤの6F婦人服売り場を足早に男一人で歩く。ハンズにたどり着く直前で止まり、進路を変える。目指していた茶語に到着したからだ。

茶語は中国茶などを楽しめるカフェ。店名に含まれる「語」を「YU」と発音するのは、広東語なんだそうだ。少しかじった北京語では、「う」の口の格好で「い」と発音する綴りだけど、広東語でもそんな感じだろうか?

さて、清潔感のある店内は女性がいっぱいで、唯一いた男性の先客も奥様連れだった。ま、あまり気にしても仕方ないか。中国・杭州の高級茶である龍井(ろんじん)茶の葉っぱを加えた不思議なカレーを楽しませてくれるんだし。

席に案内されると早速、「龍井茶葉カレー」(1260円)を注文した。サラダと中国茶がセットになっていた。先に美しい器に入ってゃってきたお茶は、台湾の阿里山で採れた高級品。すすってみると、うーん、美味しい。

お茶の香りを楽しみ、居心地の悪い思いが和らいだところに、カレーが到着した。続きを読む
posted by たあぼう at 19:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年10月03日

おすすめその274 ヒュッテマンクス(代々木・南新宿)

2009年7月追記:残念ながら閉店してしまったようです。

チョリソエッグカレーHutte Manx(ヒュッテマンクス)

渋谷区代々木1-23-7携帯地図

Tel:03-3379-5585

予算:650円〜1600円(カレー単品)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★☆


アイラ・モルト(アイラ島のウイスキー)をよく飲んでいる僕が、「なんで今まで行かなかったんだろう」と猛省を迫られるカレー屋さんが代々木にあった。それが今回取り上げるヒュッテマンクス。ご紹介くださった読者のmomamaさん、ありがとうございます。

まずお酒のメニューを見て驚いてしまった。アイラ・モルトの代表格であるボウモアが、10年なら1杯400円、15年でも600円という。一般的なバーで飲んだら、それぞれ倍の値段を取られても不思議じゃない。しかもしかも、お酒以上にカレーに力が入っているわけだから、嬉しいじゃないですか。

というわけで、まずはボウモア15年を注文する。アイラ・モルトは全般に「潮」を感じさせる味わいだから、塩味の食べ物を一緒に注文したい。そこでカレーは「チョリソ(豚肉のソーセージ)エッグカレー」(1300円)をいたたくことにする。辛さは普通を選んだ。

カレーができあがるまでの間は、ナッツをお供にウイスキーを傾ける。いやはや、シノギの後のボウモア、たまらないですな(おやじモード)。あ、カレーとセットらしきミネストローネのスープも、濃厚な酸味がたまらなかった。そんなこんなで小さな幸せを堪能していると、肝心のカレーが壺に入ってやってきたのだった。続きを読む
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2005年09月10日

おすすめその263 ライオンシェア(南新宿・代々木)

Aランチ+チキンとほうれん草LION SHARE(ライオンシェア)

渋谷区代々木3-1-7携帯地図

Tel:03-3320-9020

予算:900円〜(昼)、1400円〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★★


ドライキーマとインド風カレーを組み合わせていただく、新感覚のカレーを出すお店。松本市にあるインド料理シュプラのカレーにいたく感動した方が、東京で再現したいと一念発起。会社を辞めてシュプラで修行を積み、独立して開いたお店なのだそうだ。

ランチタイムは、ドライキーマとインド風カレー1種を組み合わせるAランチ(1200円)と、単独でカレー1種をいただくBランチ(900円)がある。お店のおすすめは「組み合わせて食べる」なので、Aランチを選んだ。

カレーは「チキンとほうれん草のカリー」を選択。さらに、ライスの上には「きざみ生野菜」を載せてもらうことにする。ライスは大盛り無料だけど、普通盛りにしてもらう。同行してくれたお友達は、「トマトとなすの野菜カリー」を選んでいた。

場所柄か曜日(土曜)のせいか、店内は男性客が目立つ。内装はシンプルながら女性も入りやすそうな感じなのにな…と思っていたら、理由の一つがわかった。やってきた三分つき玄米のライスが大皿だったからだ。これで普通盛りなんだ…。すごっ。続きを読む
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2005年08月17日

おすすめその249 ゆうばーる(代々木上原)

豚150カレーゆうばーる

渋谷区上原3-44-11携帯地図

Tel:03-5454-3833

予算:1000円〜1150円くらい(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


スモーク料理とワインが楽しめる、大人な雰囲気のお店。店主の阿部寿也さんが営業する薫製のお店「壽や」の食材を、こんな風に食べてもらいたいという思いを込めて開いたという。

カレーはランチタイムだけ出している。「豚150カレー」と、「ほうれん草と温泉卵のカレー」の2種類がある。特徴的な名前の前者は、豚すね肉を150gも使っている、このお店ならではのカレー。僕は迷わず豚150カレーを選ぶ。食後にコーヒーや紅茶が付くセット(1150円)にした。

しばらくすると、サラダなどとともにカレーがやってきた。150gの豚肉は、ライスよりボリュームがありそうに見える。迫力いっぱいだ。まずは豚肉から手を付けてみますか。続きを読む
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2005年08月10日

おすすめその242 変竹林(代々木八幡・代々木公園)

残念ながら閉店してしまいました。

こけこっ子変竹林

渋谷区富ヶ谷1-3-13

Tel:03-3469-5918

予算:750円〜850円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


見た目は普通の定食屋。お店の名前は「へんちくりん」。チキンカレーが「こけこっ子」…。脱力系のお店だ。でも、ご主人は実はインド料理店で修行経験があるので、意外なカレーを出してくる。昔からガイドブックなどで名を知られている。

入口の前には茶色の猫がデーンと座っている。近づいても身じろぎ一つしない。そんな大物を見やりながら中に入ろう。カウンター席に座ると、ご主人がメニューを見せてくれる。「こけこっ子」(850円)のほか、「木の娘」(きのこ)、「山っ子」(山菜主体)などがある。

店内を流れる浜崎あゆみのメドレーを何となく聴いているうちに、こけこっ子が到着した。みそ汁やサラダ・スパゲティが付いてくるあたりは定食屋さんらしいスタイル。でもカレーはさらさらで特徴的だ。ではではいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 16:52 | Comment(7) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年07月14日

おすすめその225 CAFE SEE MORE GLASS(明治神宮前・原宿)

玄米カレーCAFE SEE MORE GLASS
(カフェ シー・モア・グラス)

渋谷区神宮前6-27-8 京セラビルB1
携帯地図

Tel:03-5469-9469

予算:900円(昼のセット、単品は840円〜)
味 :★★★
辛さ:★☆
量 :★★☆


店内に1500冊もの絵本の蔵書があることで有名なカフェ。でも店の内装といい、流れる音楽といい、割と大人の雰囲気だったりする。絵本好きな大人の女性がターゲットか。同じビルにユナイテッドアローズとかテイチクエンタテインメントなどセンスがよさそうな会社が入っているから、そのあたりが主力のお客さんなのかな。

ここの食事メニューの定番は「玄米カレー」(単品840円、ランチのセットは900円)。ついでにこの日は納豆カレーも出していたのだけど、人と会う直前に納豆をいただくのは勇気がいる。ということで、素直に玄米カレーをセットで選んだ。

カレーができあがるまでの間に水をいただく。これがハーブ入りでちょっと驚く。なかなかの趣向だな。

さて、カレーがやってきた。見るからにとろっとしている。ふとテーブル脇の壁を見ると、撮影禁止と書いてあった。でもまぁカレーくらい構わないよね? と、見なかったことにして撮影。では、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:58 | Comment(2) | TrackBack(1) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年04月19日

おすすめその179 金魚カフェ(代々木・南新宿)

白いカレー金魚カフェ

渋谷区代々木1-37-4携帯地図

Tel:03-3370-4456

予算:980円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


一日に5〜6軒のカフェに回るのは当たり前というカフェマニア(しかも男性)、Ochiさんのお誘いを受け、Ochiさんのお師匠様、それに僕の元仕事仲間と僕とで代々木の金魚CAFEにやってきた。

渋谷droleにて「デートに使えるカレー屋さん」というエントリーが受けたというお話をしたら、「じゃあデートに使えてカレーが美味しいカフェを紹介していきましょう」とOchiさんが提案してくださった。その前哨戦としてOchiさんが選んだのが、ここ金魚CAFEなんである。

さて、今回のお店紹介は女性向け雑誌をイメージして、以下は敬体の文章にしてみましょうか。

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代々木駅北口からマクドナルド脇の道に入って少し歩くと、左手の路地へといざなう金魚の看板が見えてきます。路地に入ると、ほどなく金魚CAFEが見付かるでしょう。

入口そばのレジで注文をすませてから店内へ。今回はOchiさんおすすめの「白いカレー」(980円)を注文してみましょう。カレーはほかに、赤や黄色のバリエーションがあります。

店内は、お客さんがぎっしり入って10数席ほどの広さ。ソファや、テーブルの上に置いてある電灯スタンドはみなレトロな雰囲気が漂います。散らかった家だったら、がらくた扱いされてもおかしくないのに、ここでは不思議なくらいインテリアになっています。といって、オシャレすぎでもなく、落ち着けます。

金魚が泳いでいる水槽を眺めたり、店内の壁に貼られた生き生きとした写真を眺めたりするうちに、お待ちかねのカレーがやってきます。ターメリックを使わずに仕立てたカレー・ソースは、少し赤味がかった乳白色。少しのあいだ見惚れてから、いただきましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(4) | TrackBack(4) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年01月30日

おすすめその125 カフェハイチ(新宿)

ドライカレーカフェハイチ二号店

渋谷区代々木2-11-12携帯地図

Tel:03-3346-2389

予算:893円〜
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★☆


ハイチの家庭料理をアレンジして考案したドライカレーで有名なお店だ。新宿駅周辺では4軒営業している。普通なら本店を紹介すべきところだけど、今月は渋谷区強化月間だから、甲州街道の裏手にある二号店を選んだ。

席に着くなりメニューを見ずにドライカレーを注文する。普通盛りはコーヒーとセットで893円なり。初めて来てからはや10年近く経つのに、ほかの料理を注文したことがない。これはこれで問題だよなあ (^_^;) おすすめのメニューをご存じのあなたは、ぜひ教えてくださいませ。

さて、カレーは大して待たずにやってきた。平たい山の上にペタッと貼ってあるようなペースト状のカレー。この独特の盛り付けが、「きたぞきたぞー」と心を盛り上げてくれる。では早速一口めを。続きを読む
posted by たあぼう at 18:50 | Comment(23) | TrackBack(13) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年01月22日

おすすめその120 Riz Cafe(原宿・明治神宮前)

残念ながら閉店してしまいました。

仔羊のカレーRiz Cafe

渋谷区神宮前4-28-8

Tel:03-5785-3799

予算:990円〜
味 :★★★☆
辛さ:★☆
量 :★★☆


学生さんたちが「シノギの話を聞きたい」と連絡をくれた。これはいい機会だと、野郎一人では訪れそうにない「Riz Cafe」でお話しすることにした。渋谷区強化月間(ひさびさ!)の第8弾である。東京カリ〜番長・みずのじんすけさんの最新刊「東京カレー★バイブル」にも載っている。

Riz Cafeは、一軒家をまるまる改装して造ったカフェ。表参道の脇の細い路地に入ったところにある。店内は、すぐ近くの表参道や明治通りの喧噪が嘘のように静か。今日みたいにお話ししたい時にぴったりだ。

カフェながら料理もなかなか充実している。ただしラタトゥユなど、軽めのフレンチ仕立てのものが主力で、カレーは仔羊のカレー(990円)1種類だけ。ということで、僕の注文は決まり。セットの飲み物は、エスプレッソを選んだ。

前菜のサラダをつつきつつ、学生さん達とシノギのあれやこれやを話しつつ、カレーの到着を待つ。にしても、僕の学生時代と対照的な真摯な態度で質問したり、話を聞いたりしてくれる。やあ、すごいすごい。続きを読む
posted by たあぼう at 18:30 | Comment(4) | TrackBack(2) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年01月15日

おすすめその117 たけちゃんにぼしラーメン(南新宿・代々木)

カレーらーめんたけちゃんにぼしラーメン代々木店

渋谷区代々木1-45-4携帯地図

Tel:03-3374-0610

予算:950円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


寒い雨の日をついて、ラーメン屋さんを目指した。行列でもおかしくないお店だから、こんな日がちょうどいい。それでも、開店前に着いた僕より先に待つお客さんがいた。すごいなぁ。

渋谷区強化月間第6弾に選んだたけちゃんにぼしラーメンは、しょうゆラーメンが美味しいお店として「dancyu」2005年2月号に取り上げられた。でも、僕が頼むのはもちろん「カレーらーめん」(950円)。自慢のにぼしだしを土台にカレー粉を加え、カレー風味に仕上げたラーメンだ。

スープをすすると、まず濃厚なにぼしの出汁の香りがさーっと広がり、続いてとんこつかな? 少し濃いめの旨みがやってくる。そこにカレーの香りとぴりっとした辛みが重なる。

こりゃうまいっ。続きを読む
posted by たあぼう at 22:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年01月13日

おすすめその115 カリー・バー ヘンドリクス(千駄ヶ谷・国立競技場・外苑前)

ほうれん草のチキンカリーCURRY BAR HENDRIX(カリー・バー ヘンドリクス)

渋谷区神宮前2-13-2携帯地図

Tel:03-3479-3857

予算:1070円〜 平均2000円くらい(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


思わずくしゃみをしてしまいそうになり、必死にこらえた。

カレーの器が目の前に置かれた途端、ガラムマサラの香りが鼻を刺激してくれたからだ。ここは外苑西通りに軒を構えるバー。お店の名前はもちろん、かの有名なギタリストの名前から来ている。もっとも、店主はビートルズもかなり好きみたいだけど。

カリー・バーと名乗っているとおり、お酒以上にカレーに力が入っている。基本となるカレー・ソースが3種類ほどあり、これに具のバリエーションがいくつか組み合わさったメニューになっている。僕はその中からほうれん草のチキンカリー(890円)を注文。一緒にナン(320円)とラッシー(420円)を頼んだ。

そう、ヘンドリクスの店主は、ナンを作るためにタンドール釜まで用意しておくくらい、カレーに入れ込んでいる。むしろお酒の品揃えはイマイチだったりする (^_^;)続きを読む
posted by たあぼう at 23:21 | Comment(12) | TrackBack(10) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2005年01月11日

おすすめその114 カフェ・ファーリ(表参道・外苑前)

茄子と挽肉のキーマカレーcafe farg(カフェ・ファーリ)

渋谷区神宮前3-5-2携帯地図

Tel:03-3401-5057

予算:1000円〜
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


表参道から少し奥に入った通りに、カレーが評判になっている「カフェ・ファーリ」がある。ここカフェ・ファーリを、渋谷区強化月間の4軒目に採用することにした。

ファーリはスウェーデン語で「色」を現わすそうな。実際、色遣いに思い入れが感じられる。店内は文字通り“真っ白”。打ちっぱなしのコンクリートの壁全面が白く塗られ、テーブルや椅子も白いもので統一してある。一部のテーブルにはキャンドル・ライトを灯す青いガラス器が置いてあって、鮮やかな青色が真っ白な空間によく映える。

さて、肝心のカレーについて。昼・夜問わず、カレー1種にサラダ、ピクルスとデザートのセットを1000円で出している。表参道の周辺にしてはなかなか良心な値段。僕もセットを注文する。カレーはお店の定番メニューである茄子と挽肉のキーマカレーを選んだ。

ちなみに、セットを注文すると200円でソフト・ドリンク、400円でアルコール類を追加できる。ロイヤルミルクティーを食後用に頼んだ。

少し待ってカレーがやってきた。煮込んだトマトがたっぷり入っていることがうかがえる。レッド・チリもやや目に付くので酸味と辛さを想像しながら一口めを食べる。

おやっ!?続きを読む
posted by たあぼう at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(1) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2004年12月13日

おすすめその97 コートロッジ(新宿)

Cランチ(野菜カレー、2008年3月1日撮影)コートロッジ新宿店

渋谷区代々木2-10-9携帯地図

Tel:03-3376-7733

予算:800円〜(平日昼)、1370円〜(休日昼)、
2000円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★☆


「年明けくらいから始められるといいねぇ」

気温4度まで冷え込んだ日曜日、尊敬する仲間達と、あるささやかな計画について話し合った。打ち合わせ場所に使ったのがコートロッジ。お店の雰囲気とそこでいただく紅茶が気に入っていて、話をする場所にはぴったりと思ったからだ。スリランカ料理店としても老舗の部類でなかなか有名。神戸などにも支店がある。

日曜日は休日専用のランチ・メニューがある。僕たちはその中から1370円のセットを選んだ。これは、カレーと、ライスまたはプレーン・ロティ(全粒粉のパン)、ゴダンバ・ロティ(すりつぶしたポテトを挟んだロティ)、サラダにチャイのセット。カレーはチキン、マトン、野菜の3種類から選ぶ。3人だったので別々のを注文してみた。なお、平日のランチなら800円くらいからある。

セットは程なくしてやってきた。仲間達の前に置かれたカレーと自分のそれを見比べる。見た目は3種類ともよく似ているな。続きを読む
posted by たあぼう at 21:21 | Comment(8) | TrackBack(3) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

2004年11月30日

おすすめその85 SHANTi原宿店(原宿・明治神宮前)

ベジタリアンのスープカリー30ボーガ(華太明)SHANTi原宿店(シャンティ原宿店)

渋谷区神宮前3-26-11携帯地図

Tel:03-5772-6424

予算:980円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★★☆
量 :★★★☆(具の場合、ライスは★★☆か)


今日はひどくお腹の調子が悪い。原因は分かっている。よせばいいのに、SHANTiのスープカレーで体を張ったからだ。

SHANTiは、マジスパ「心」と同様、札幌で名の知られたスープカレー店の一つ。原宿店は2004年4月にオープンしたそうだ。原宿通りという場所柄か、店内はオシャレなエスニック調で統一してある(本店もこうかは知らない)。ご丁寧にお香もたいている。

スープは「オリジナル」と「サイゴン」の2種類。これにチキンや野菜といった具の材料によるバリエーションがある。ちなみにオリジナルは具材などからネパールあたりを意識している様子。僕はオリジナルスープを使う「ベジタリアンのスープカリー」(980円)を選んだ。

で、問題は辛さ調節である。辛いのが苦手な僕だが、マジスパの虚空は苦労しながら間食している。やはり、ある程度辛くしないといけないだろう。勝手に使命感を燃やし、「30ボーガ……華太明(ケタミン)」という辛さにした(300円増し)。メニューには「離人体験が可能に?神様との遭遇率が高いです」とある。店員に初めての来店であると告げると制止されたけど、まぁいいだろう。

やってきたスープカレーは、かなり赤い。さ、食べてみようか。続きを読む
posted by たあぼう at 13:03 | Comment(18) | TrackBack(10) | 〃(原宿/代々木/千駄ヶ谷)

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan