2009年07月27日

おすすめその696 コチン ニヴァース(西新宿五丁目)

エメラルド・フィッシュ・カレーCOCHIN NIVAS(コチン ニヴァース)

新宿区西新宿5-9-17携帯地図

Tel:03-5388-4150

予算:1500円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★☆


南インドへの旅行経験をお持ちで、独特のセンスに溢れたコメントを拙ブログに寄せてくださる海苔助さんから、お誘いをいただいた。やってきたのは西新宿五丁目にある「コチン ニヴァース」というインド料理店である。

かつて笹塚にあった人気のインド料理店「マドラスキッチン」のシェフがやっていて、店名はインド南部・コーチン地方に由来する。まあ、こんな定型的な紹介をしなくても、カレー関連のブログをご覧になっている方はご存じだろうな。「東京カレー紹介」のピエールさんの大のお気に入りのお店だから。

コチン ニヴァースの特徴は、独創性に富んだメニューの多さ。シェフはマドラスキッチン時代から、他店であまり見かけない料理を作り出す方だったけれど、一段と磨きが掛かっているようだ。

もちろん、僕も個性豊かなカレーを注文しようと考えていた。それにしても沢山あって。少人数ではとても試しきれない。店員さんに尋ねてもどれもオススメと言われてしまう。あれこれ迷った末に「エメラルド・フィッシュ・カレー」(1250円)を選んだ。

カレーが出来上がるまでは、やはり充実しているスナック類を注文しておき、海苔助さんとお話ししながら待つ。お目にかかるのは随分久々なのに、積もり積もった話を飛ばして最近の話に。まあ僕の積もり積もった話はカレーばっかりと分かっているから、いいのかもしれない。

さて、お待ちかねのカレーがやってきた。エメラルドの名前の招待は??続きを読む
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2009年04月21日

おすすめその683 MOVE CAFE(新宿三丁目)

焼きカレーMOVE CAFE(ムブカフェ)

新宿区新宿5-16-7携帯地図

Tel:03-3355-7307

予算:950円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


新宿五丁目、丸井メンの近くにあるMOVE CAFEは、4月5日のエントリーで紹介した「Cafe & Restaurant 4月号」のカレー特集が紹介していたお店の一つ。「Curry Diary」のUSHIZOさんのお気に入りでもある。

雑居ビルの急な階段を気を付けながら昇っていくと、2Fでお店の方に迎えられた。「3Fへどうぞ」と声をかけていただくので、さらに階段を昇って3階へ。元は殺風景なビルのワンフロアなのに、インテリアの配置の工夫でなかなかオシャレにまとまっている。

席を確保した僕は、店員さんに手渡されたメニューを見て「焼きカレー」を注文した。オーナーのご出身が、焼きカレーで有名な福岡県の門司だから用意しているそうで。値段はサラダ、スープ、ソフトドリンクが付いて950円。

焼きカレーが出来上がるまでには相応の時間がかかる。その間は、先にやってくるサラダを食べたり、ギャラリースペースとして無料開放している店内の壁に飾られた芸術作品などを眺めていよう。しばらく見とれていると、いかにもアツアツという感じの焼きカレーがやってくる。いただきます。続きを読む
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2009年03月15日

おすすめその667 フリーモント カレー&デリ(東新宿)

ロティセットFREMONT CURRY & DELI
(フリーモント カレー&デリ)


新宿区新宿6-27-46携帯地図

Tel:03-6278-9760

予算:800円〜(昼)、1400円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆(マイルド)
量 :★★★


フリーモントは、3月にオープンしたばかりのインド・ネパール料理店。曙橋にあるラリグラスの2号店なのだそうだ。オシャレなデリが入っていた場所を居抜きで利用しているんだろうか。インド・ネパール系にしてはかなりオシャレな洋風の店内になっている。

実はそのオシャレさ加減にお店の前でやや尻込みしていたのだけど、オーナーさんらしき方から手招きされて入ることになった。デリを標榜しているように、店舗は小さめで細長い。スペースを最大限生かして椅子を配置していて20席足らずといったところだ。

入口からみて左側のカウンター席に座った僕は、備え付けのメニューを眺めた。なるほど、北インド系のカレーと、モモ(ネパール風餃子)などのネパール料理がバランス良く混在している。今回は一人だし、セットで注文するか。

ダルバート(豆スープやライスを組み合わせたネパール式の定食)かあればと思ったものの、残念ながらなかった。そこで雰囲気が最も近いと思われる「ロティセット」(1400円)を注文した。その名のとおり、カレーやサラダに、ロティ(全粒粉のパン)、ライスなどが付く。

ロティはインドでは定番なのに、日本のインド料理店ではあまりお目にかかれない。メニューにあればつい頼みたくなる。カレーの種類にはダルバートよろしく、豆のカレーを加えてみた。団体さんの合間の注文だったため、やや待ち時間が長くなったものの、一式やってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 23:07 | Comment(3) | TrackBack(0) | 新宿区(新宿/大久保)

2008年04月06日

おすすめその598 TAPiR(新大久保・大久保)

れんこんごぼう味噌カレー&ライスTAPiR(タピ)

新宿区百人町1-9-11携帯地図

Tel:03-5939-7249

予算:500円〜1000円くらい(昼)、2000円くらい(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆(中辛)
量 :★★★


TAPiRは、「CURRY DIARY」のUSHIZOさんが気に入っているお店の一つ。店主さんが作り出す独創的なインド風カレーと、狭小物件のうえ分かりにくい場所にある「隠れキャラ感」で異彩を放っているお店だ。

実は、2007年8月にUSHIZOさんに連れて行っていただいた。にもかかわらず、このブログでは取り上げていなかった。夜の訪問だったその日は、店内があまりに暗くて写真が撮れないなあと思い、保留してしまったのだった。その節はすみませんでした。

それから月日が流れ、ようやく昼間に訪問する暇を作り出せた。ところが、USHIZOさんに導かれるまま訪問したため、道をろくに覚えていない。怪しげな記憶で迷路のような大久保界隈をさまよう羽目になった。おお、あったあった。おや? 入口の場所が変わったかな。

ちなみに前回訪れたときの入口は、立て付けが悪くて開きにくかった(^_^;) これに対し、新しい入口はすっと開く。よかったよかった。店内に入ると、厨房から「いらっしゃいませ」と女性の声がした。そう、独創的なカレーを作り出す店主さんその人の声だ。

適当な席を確保すると早速、カレーを注文に移った。僕の目にとまったのは、「れんこんごぼう味噌カレー&ライス」(850円)。和の食材という印象もあるレンコンにゴボウ、それに味噌ときたもんだ。いったい、どんなカレーが出てくるのやら。

ほどなくして、大きなレンコンがたっぷりと入っている器が目の前に置かれた。食物繊維が不足しがちな生活を送る身にはありがたい…にしてもレンコンだらけだな(^_^;) 食べ応えありそうだ。続きを読む
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2007年10月28日

おすすめその543 ムット(新宿西口・西新宿)

ミールス(プーリーなし)ムット

新宿区西新宿7-22-34携帯地図

Tel:03-3363-2353

予算:680円〜(昼)、1300円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★〜★★★★
量 :★★★☆


毎日カレーとタイ料理のエスニカンさんと、ムットでミールス(南インドの定食)を食べませんか?」

9月のある日、Curry DiaryのUSHIZOさんから、こんなお誘いをいただいた。ありがたいお話だ。お店のWebサイトデザインするほどUSHIZOさんが愛しているムットには、やっぱりUSHIZOさんと訪問するのが一番。しかもエスニック料理の造詣が深いエスニカンさんともご一緒できるとなれば、都合を付けないわけにはいかない。

USHIZOさんがデザインしたPOP広告お二方と小滝橋通り沿いのフレッシュネスバーガーで待ち合わせてから、細い道を進んでムットへやってきた。お店の入口前では、これまたUSHIZOさんがデザインしたPOP広告が出迎えてくれた。

お店はこぢんまりとした造り。おかげでシェフのムットさんやホール担当のレジーナさんとの距離が近く、お話ししやすい雰囲気だ。適当な席を確保すると、早くもインド料理を堪能する気分に。

ラッサム(南インドで一般的な酸味のあるスープ)で乾杯し、揚げ物の盛り合わせをつまんだ。エッグ・バジ(卵の南インド風フリッター)が含まれていたのが珍しい。いずれもさっくり揚がっていた。

続いてUSHIZOさんが常連の強みを発揮し、裏メニューである「パチャリ」(キャベツとココナッツ・ファインをマサラで合えたサラダ)に「コンダカダラ」(ひよこ豆とココナッツの炒めもの)を注文してくださった。ともにココナッツの食感や風味が楽しい料理。ほかのインド料理店でも、少なくとも表メニューではなかなかお目にかかれない。

お二人の濃厚なカレー話やエスニック料理話を楽しみつつ、かなりお腹に溜まってきたところで、いよいよメインイベントである「ミールス」(1500円)をいただくことに。お腹の具合を考慮してプーリー(揚げパン)ぬきで注文する。

やってきたミールスは、プーリーを抜いてもボリューム感たっぷり。しかもお代わりができて1500円。かなりお得感がある。お二方とあうんの呼吸のもと、手食でいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 21:57 | Comment(9) | TrackBack(0) | 新宿区(新宿/大久保)

2007年10月06日

おすすめその534 Curry 草枕(新宿三丁目)

2008年5月に食材の高騰などの影響で値上げされたそうです。本文中の値段は値上げ前のものです。

トマトチキンCurry 草枕

新宿区新宿3-1-32-202携帯地図

Tel:03-6426-2302

予算:730円〜
味 :★★★★
辛さ:★★★☆(3番)
量 :★★★


今からおよそ10年前、北海道大学の恵迪寮にカレーが大好きな人々が集まった。彼らはカレー部を結成し、寮で自ら腕をふるってはカレーを食べ、外に出かけてはカレーを食べ、とカレー尽くしの日々繰り返していた。

彼らの活動はその後、大きな発展を遂げる。2000年11月、恵迪寮カレー部などを中心に「北海道カレー会議」が発足したのだ。同会議は発起人総会の時点で190人もの人々が集う一大ムーブメントとなった。

当時の恵迪寮カレー部の中心メンバーにして、北海道カレー会議の設立趣意書を読み上げた馬屋原亨史さんが2007年9月、新宿三丁目でカレー屋さんを開いた。それが今回取り上げたCurry 草枕である。この日は大学時代の友人と訪問した。

カレー屋さんにしては風変わりな名前の由来は、二つあるという。一つは、旅好きでもある馬屋原さんが「旅」にかかる枕詞にしようと思い立ったから。もう一つは…残念ながら秘密だそう。

「北海道のカレー」と聞くと、最近は「スープカレー?」と反応してしまいがち。しかし、草枕のカレーはインド風、しかも潔いことにチキンカレー一本勝負だ。バリエーションをトッピングで持たせている。友人は「発酵バター」をトッピングし、僕はプチトマトをトッピングした「トマトチキン」(780円)を注文。辛さはお店おすすめの3番にした。

ほどなくしてカレーがやってきた。なるほど、トマトとタマネギを使ったインド風カレーらしい見た目だ。お味やいかに。続きを読む
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2007年03月30日

おすすめその475 ヴェトナム・アリス(新宿)

ベトナムカレーセット(骨付き鶏もも肉入り辛口カレー)ヴェトナム・アリス 新宿

新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿1-7F
携帯地図

予算:1500円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★☆


ルミネ新宿1の7Fはゴージャスなエスニック料理店が軒を並べる。一つは、マンゴツリー東京の姉妹店のマンゴツリーカフェ。もう一つは、今回取り上げるヴェトナム・アリス。初代フレンチの鉄人・石鍋裕氏が経営するクイーン・アリス系のベトナム料理店だ。

モダン・アジアンの店内は、華美ではないものの「お高いんだろうな」という雰囲気が漂う。そのためか平日のランチタイムながら、僕のようなサラリーマン姿はごくわずか。おめかしした女性たちや、欧米系の紳士などが主な客層だった。

ランチ用のセット・メニューも1500円とちょいと高い。実はカレー単品なら1000円で味わえる。それでも僕は1500円の「ベトナムカレーセット」をおすすめしたい。前菜とベトナム・コーヒーが付くだけでなく、単品よりもゴージャスなカレーだからだ。

先に前菜のベトナム風サラダをいただく。エスニックな香りを残しつつも、さっぱり仕上げていておいしい。日本在住経験の長いベトナム人主婦がアレンジを施した料理の数々とうたうだけのことはある。

続いてカレーがやってきた。細やかさを感じる前菜とは対照的に、迫力満点。鶏もも肉丸ごと1本がドドンと皿の中央に鎮座している。少し圧倒されつつ、いただきます。続きを読む
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2007年03月11日

おすすめその463 ドッグカフェWITH(新宿御苑前・新宿三丁目)

WITHカレードッグカフェWITH

新宿区新宿2-2-6 第一福富ビル1F
携帯地図

Tel:03-3350-1041

予算:680円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★


新宿御苑沿いの通りは、散歩客がほっと一息つくのにぴったりのお店がいくつか並んでいる。拙ブログではボウルズカフェぴーまんを紹介してきたけれど、今回のWITHもその一店だ。

ドッグカフェと銘打っている通り、ワンちゃんと一緒に訪れて楽しめる。お茶やケーキなどを食べつつ、ワンちゃんにはトリミングをしたり、おもちゃで遊ばせたり…といった具合だ。

そんなお店だけど、食事メニューの一押しがなぜかカレーになっている。その名も「WITHカレー」(680円)である。犬を飼っていないけれど、入らないわけにはいかないよね。

平日の昼間、それもお天気が今ひとつの日に訪れたこともあって、店内はのんびりしたムードが漂っていた。入口近くの席を確保した僕は、すぐにWITHカレーを注文する。ほどなくして、レタスいっぱいの盛り付けが印象的なカレーがやってきた。続きを読む
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2006年12月19日

おすすめその440 きんもち(初台・都庁前・西新宿五丁目)

野菜カリー印度カリー きんもち

新宿区西新宿3-9-1携帯地図

Tel:03-5371-8480

予算:600円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★


きんもちはパークハイアット東京の裏手にあるカレー屋さん。新宿駅から歩けば15分弱かかるという便利と言いがたい立地にある。にもかかわらず、昼時には長い行列ができるほどの人気がある。

人気の秘けつはいくつも挙げられる。600円からというリーズナブルな値段が一つだし、ベーコンにチーズ、トマト、ほうれん草、キャベツなどなど、トッピングの種類が豊富なこともそう。そしてもちろん、カレー自体の美味しさを忘れちゃいけない。値段からは全く想像が付かない本格ぶりなのだ。

頑張って行列に並び、ついにカウンター席を確保できた。すぐに目の前に「野菜カリー」(650円)が置かれた。並んでいる間に注文しておく仕組みだからだ(※普段は食券制なのだけど、この日は食券販売機が壊れていた)。

野菜カリーは、ベースのインド風カレーに、トマトとほうれん草、キャベツをトッピングしたもの。夢民の「ポパイCurry」に似ているのかな? いただきます。続きを読む
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2006年09月11日

おすすめその408 ガンジー(都庁前・新宿)

Eランチ(ジャガイモとカリフラワー)ガンジー

新宿区西新宿3-2-9携帯地図

Tel:03-3342-9116

予算:950円くらい(昼)
味 :★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


新宿にはガンジーという名のお店が2軒あるけれど、今回はワシントンホテルの地下に店を構えるインド料理店の方。ランチタイムに訪れたところ、周囲のオフィスに務めるサラリーマンやOLの皆さんでかなりの賑わいを見せる。

僕が訪れた12時を少し回った時間帯も、既に店内は満席。数人が入口前に列をなしていた。しかし店員さん達がなかなか慣れていて、席が空いたと見るや手際よく片づけて案内してくれる。おかげで2、3分ほど待ってですぐに座れた。

その後の対応がまた早い。ささっと水を置いてくれた。さらに、僕が並ぶ間に決めておいたEランチ(ジャガイモとカリフラワーのカレー)を注文したら、それから1、2分したかどうかの間に、カレーにナンとライス、アチャール(漬け物)が目の前に置かれていた。ここはファースト・フード店か!?

ま、短い昼休みの時間を効率的に使いたいという日本人労働者の気持ちを汲んでくれていると考えておこそか(^_^;) 注文を受ける前から一定量をあらかじめ焼いているのだろうけれど、十分に温かく気にならない品質だし。ではいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 21:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | 新宿区(新宿/大久保)

2006年07月07日

おすすめその379 ロイヤルコペンハーゲンティーラウンジ(新宿三丁目)

海老カレーロイヤルコペンハーゲンティーラウンジ

新宿区新宿3-14-1 新宿伊勢丹本館5F
携帯地図

Tel:03-3354-4552

予算:1575円
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★☆


チャヤマクロビオティックスを取り上げたら、同じ新宿伊勢丹に入っているお店を紹介せずにはいられない。言わずと知れた陶磁器ブランド「ロイヤル コペンハーゲン」のショップに併設されたティーラウンジである。

店内は、ブランドを象徴する絵柄である「ブルーフルーテッド」基調。中に入ると背筋がすっと伸びるような格調の高さに包まれている。僕より先にいたお客さんの多くが、品の良さそうなおばさまというのも頷ける。

20年来続くメニューの一つがカレー。ランチタイムに訪れた今回は、「海老カレーのセット」(1575円)を注文した。好きなコーヒーまたは紅茶を付けられる。カレーのお供と言えばチャイのイメージがあるから、ロイヤルミルクティーを選んだ。

しばらく待つと、お待ちかねのカレーがやってくる。ソースポットもライスを盛ったお皿も、もちろんロイヤルコペンハーゲン製。ちょいと緊張しながらカレーを口に頬張った。続きを読む
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2006年07月02日

おすすめその376 チャヤ マクロビオティックス レストラン(新宿三丁目)

プレートランチチャヤ マクロビオティックス レストラン新宿店

新宿区新宿3-14-1 新宿伊勢丹本館7階
携帯地図

Tel:03-3357-0014

予算:2100円
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★★★


新宿伊勢丹の7Fにあるオシャレなレストラン。室内ながら店内の窓からは日本庭園が見える仕掛けになっている。店内は窓から見える光景と調和する「モダンな和」といった雰囲気をたたえる。

「マクロビ」の名で分かるとおり、有機食材を使った体に優しい料理を出す。カレーはランチタイムの「プレートランチ」(2100円)で味わえる。カレーのほか、ひじき和えやパスタなど日替わりの付け合わせ、サラダ、スープ、ドリンクがセットになったものだ。

お店の雰囲気に加え、ランチタイムに2000円以上かかるプチぜいたく感があるせいか、若奥様という感じのお客さんばかり。僕のようにスーツを着たおじさんはかなり浮いている。まあしょうがないか。

先にやってきたスープをすすってみた。これには魚を使っているそうだ。何の魚だろう? 驚いて一瞬手を止めてしまったほどの濃厚な出汁が取れている。むしろもう少し薄味の方が僕の好みには近いけれど、いい素材を使っているんだろうなと思う。

スープで期待が高まってきたところに、カレーを盛ったプレートが到着。さて、いただきますか。続きを読む
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2006年01月05日

おすすめその317 タイチャラーン(東新宿)

グリーンカレータイチャラーン

新宿区大久保1-1-9携帯地図

Tel:03-5155-6976

予算:1400円くらい〜(夜)
味 :★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★☆


生ビールを注文したら、店員さんが店の外へ出ていってしまった。それから数分、どこからともなく黄色い液体の入ったジョッキを持って帰ってきた…。東新宿から歩くこと数分のところにある、ちょっと怪しげなタイ料理店「タイチャラーン」での一幕だ。

1月4日だけあって、お店はかなり暇だったようだ。料理をたくさんのパックに小分けして詰め込んでいた。店の荷物がテーブルを占領していて、客が座れそうなのは1卓だけ。僕がその席に着くと、いかにもタイ人らしい微笑みをうかべながら、おばさんが注文を取りに来た。

「グリーンカレー」(950円)とライス(メニューになし、400円?)、それに生ビール(500円)を注文したところ、冒頭のような事態になった。なかなかインパクトがある。

ビールを用意した後、おばさんはおもむろに電話をかけだした。タイ語でさっぱりわからなかったけれど、後の事態から想像すると息子さんを手伝いに呼び寄せたらしい。それからさらにもう少し待つと、グリーンカレーができあがったらしい。息子さんが運んできてくれた。いただきます。続きを読む
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2005年12月14日

おすすめその308 ターリー屋(西新宿)

ターリー屋定食ターリー屋

新宿区西新宿8-5-4携帯地図

Tel:03-3362-8882

予算:690〜1680円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆〜★★★★


「ターリー」とはインドの定食のこと。だから直訳すると“定食屋”になるこのお店は、名前の通りお手頃価格の690円からインドカレーを楽しめるのが特徴だ。

選べるカレーやおかずの数によって、定食にバリエーションを持たせている。その中で僕は定番中の定番「ターリー屋定食」(890円)を選んだ。定食の中の定食という印象の名前に、妙に惹かれちゃったからだ。

カレー2種に目玉焼き、プレーン・ヨーグルト、ナンとミニライス、アチャール(インド風ピクルス)が付く。13時以降に入店すると、ナンがお代わり可、ライスは大盛り無料になる。カレーは野菜など標準的な3種類のほか、100円増しで少しぜいたくな日替わりタイプを選べる。今回の僕は、野菜カレーと日替わりのバターチキンをいただくことにした。

注文を受けてからナンを焼くそうだけど、さほど待たずに一式そろってきた。定食屋だけあってスピード感も大事にしているのかな? では、いただきます。続きを読む
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2005年11月02日

おすすめその293 新宿ボンベイ(新宿)

サグ・パニールとナン新宿ボンベイ本店

新宿区西新宿1-18-13携帯地図

Tel:03-3348-3724

予算:1360円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


ボンベイは僕の原点の一つと言ってもいいお店かな。緑色のカレー、つまりほうれん草のカレーを初めて食べたのがここだったからだ。当時の乏しいカレー屋さん知識では、ここほど存在感があるインド料理店はほかになかった。

久々に訪れたお店は、入口から以前とほとんど同じ雰囲気を醸し出していた。タンドール釜も同じ場所に置いてある。近くに座ると暑くてしかたがないだよね。うーん、懐かしい。

幸い(?)今回は釜から遠い席に案内された。閉店間際だったため、ターリー(定食)形式のメニューは終了しているとのこと。まあ構わない。僕が食べたいのは「サグ・パニール」(ほうれん草とカッテージ・チーズのカレー、1080円)とナン(280円)だから。

注文後、「パンパン」と威勢のいい音がした方に目を向けると、そこにはシェフの方とタンドール釜の姿が。あれが僕のナンというわけか。予想した通り、数分後に釜から引き上げられたナンが僕の手元にやってきた。もちろん、カレーと一緒に。いただきます。続きを読む
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2005年10月25日

おすすめその289 SPICE HEAVEN(初台・都庁前)

日替わりランチ(だいこんとチキンカレー)SPICE HEAVEN(スパイスヘヴン)

新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーB1
携帯地図

Tel:03-5325-6797

予算:890円〜1550円(昼)
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★〜★★★★★(食べ放題)


高級ホテルのパークハイアットと同じビルに入っているインド料理屋さん。バイキングが有名なマハラジャ・グループとは知らなかった。現代風宮廷?っぽいマハラジャやカジュアル路線のカザーナと比べ、落ち着いた色調でまとまっている店内だ。

おなかがあまり空いていなかったため、賛否両論(両論出るくらい知名度があるわけです)のバイキング(1000円)ではなく、ふつうの日替わりランチ(890円)をいただくことにした。日替わりのカレーにサフラン・ライスとナン、それにサラダが付く。今日のカレーは「だいこんとチキンカレー」だった。なお、ほとんどのお客さんはバイキングを頼んでいる。

注文を受けてから、ささっとサラダが出てきて、それを食べ終わらないうちにカレーもささっとやってきた。綺麗な容器に盛ってくれるね。店員さんの応対は少しせわしなく感じたけれど、カレーが早く出てくるのはありがたいし、気にしないでおこう。ではでは、いただきます。続きを読む
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2005年10月16日

おすすめその284 Mazic Empire(新宿西口・大久保・西新宿)

残念ながら2006年2月28日をもって閉店です。

赤カレーMazic Empire(マジック・エンパイア)

新宿区西新宿7-22-31

Tel:03-3361-8726

予算:700円(カレー)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


つい3週間ほど前、10円カレーでお目にかかった「CURRY DIARY」のUSHIZOさんが「すげぇ旨い店発見ーッ!!」と、とあるカレー屋さんへの感動を綴っていた。

その後まもなく、10円カレーのメンバーに召集令状が到着。小滝橋通りの西新宿保険センター交差点から斜めに入ったところにある、妖しい紫?色のネオンを輝かせるお店に訪れることになった。正直、案内してもらわないとたどり着けなかっただろうな。

ご一緒したのは「カレーブ」のあきよさん、「まろまろ記」のらぶナベ@まろまろさん、「ワールドワイドカフェ」のOchiさんである。

入口の扉を開くと、バーかクラブのような空間が広がっていた。というか、20時以降はバーそのものになるらしい。さらにライブなども開かれるそうだ。

席に着くと早速、カレーを注文することに。黒、赤、緑の3種類があるのだけど、実はUSHIZOさんのすすめもあって事前にメニューを注文していた。トマト・ベースのソースを使った「赤カレー」である。オシャレな雰囲気と対照的に、カレーはどれも700円とかなり良心的だった。

やってきたカレーは、なるほど見た目から赤い。欧風ベースのコクを感じさせてくれそうな黒、野菜主体の緑とは明らかに色が違う。ではいただくとしますか。続きを読む
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2005年09月24日

おすすめその270 プアンタイ(新大久保)

ゲーン・オムプアンタイ

新宿区大久保2-32-3携帯地図

Tel:03-5272-5137

予算:1500円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★★
量 :★★★☆


「Hanako」9月21日号の新宿エスニック特集でも取り上げられていたタイ料理店。といっても、Hanako的なおしゃれっ気はまるで期待しないほうがいい。むしろタイ現地を彷彿(ほうふつ)とさせる、濃厚な雰囲気のお店なんである。

まず、入っているビルは大久保通りに面しているのに、入口が表にない。ビルの脇の細い路地に入ったところから入る。初めて訪れるときは見つけるのに苦労するだろう。店内は一面明るいペンキで真っ青に塗られている。客席はカウンター席がわずか7席ほど(集団なら奧にあるテーブル席が使えるみたい)。

勇気を持って中に入ると、陽気そうなタイ人のおばさんと、その親戚筋らしき“チーママ”(おばさん談)が迎えてくれる。ただしチーママ、仕草はしっとりしているけれど、声は低い。…ま、そういうわけですよ。お客さんはタイ人比率がかなり高く、僕がマイノリティ気分になってくる(笑)

気圧されていてもしょうがないから、カレーを頼もう。タイ東北部イサーン地方の料理が得意なお店だそうなので、イサーン地方のカレーである「ゲーン・オム」(1000円だったかな?)を、餅米でいただくことにしますかね。

煮込み時間の少ないタイカレーらしく、下ごしらえは注文を受けてから目の前でやってくれる。おばさんに「カライノダイジョウブ?」(辛いの大丈夫?)と聞かれ、思わず勢いで「うん」と答えてしまった。するとピッキーヌ(唐辛子)を放り込んでつぶしている。無茶苦茶に辛くはなりませんように…続きを読む
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2005年08月25日

おすすめその254 カラチ(新宿西口・西武新宿)

サービスターリーカラチ

新宿区西新宿7-10-10携帯地図

Tel:03-3364-3458

予算:1000円(昼)、1300円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


東京でインド・パキスタン料理を掲げるお店って、ここ10年でずいぶん増えたんじゃないかな? お店のバリエーションも広がってきたように思う。日本人の好みに配慮したお店がある一方で、マニア垂涎の本格志向のお店も増えた。嬉しいことだよね。

でも、例えばカレー初心者さんとマニアさんが一緒に食べること場合などはかえって大変になったような気もする。両方がそれなりに満足するお店ってやつを探すのが意外と難しい。

実は、このカラチは初心者さんにもマニアさんにもわりと安心しておすすめできるお店だ。昼は食べ放題のバイキングをやっていて好きなように楽しめる。夜もセット、単品ともそれなりに充実していて、しかも値段もわりとリーズナブルなのだ。

今回の僕は夜に一人寂しく訪問。そこで、「サービスターリー」(2079円)を注文した。定食形式のメニューで、カレー3種、ナンとターメリック・ライス、シーク・カバブ、サラダ、デザート、チャイが付いてくる。続きを読む
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2005年06月17日

おすすめその210 フォンベト(新宿西口・西武新宿)

昼のバイキング(チキンカレーなど)フォンベト

新宿区西新宿7-10-10携帯地図

Tel:03-5337-8590

予算:1000円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★★★★★(バイキング)


西新宿の有名なベトナム料理店。発祥の東中野のお店は家庭的だったのだけど、割と広い西新宿のお店は一転して宮廷風のたたずまい。

昼はバイキング形式(1000円)で営業していて、お店に入ると席に案内される。後は水もお箸もすべてセルフ・サービス。なかなか潔い形式である。

でも、料理は充実していて10種類以上もある。野菜、海鮮、鶏肉などバリエーション豊かだ。麺とスープを別にして伸びないように工夫して、フォーまで用意してある。カレーも1種類やっていた。ココナッツ・ミルクをふんだんに含む、ベトナムらしいカレーだ。

さっそくあれこれと盛りつけて席に着く。食べてみましょうか。続きを読む
posted by たあぼう at 18:42 | Comment(2) | TrackBack(1) | 新宿区(新宿/大久保)

2005年06月02日

おすすめその201 BOWLS cafe(新宿三丁目・新宿御苑前)

ボウルズカレー(ピクルス付)BOWLS cafe(ボウルズ カフェ)

新宿区新宿2-5-16携帯地図

Tel:03-3341-4331

予算:850円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


新宿御苑前に軒を構える、ワンちゃんと一緒に入店できるカフェ。無印良品ライクなあっさり目の焦げ茶(ほめ言葉です念のため)でまとめたオサレな内装に惹かれてか、女性のお客さんが圧倒的に多い。

ここのお店の名前は、オサレなどんぶりで食事メニューを出すことに由来する。中でも看板となっているメニューがカレーどんぶり、じゃなかった「ボウルズカレー(ピクルス付)」(850円)だ。もちろん僕が注文するのもこれ。

何分か待つと、なかなか大きめのボウルがやってくる。ナッツがちりばめられたカレー・ソースから、ふわっとココナッツ・ミルクの香りが漂い、食欲を刺激してくれる。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:00 | Comment(12) | TrackBack(2) | 新宿区(新宿/大久保)

2005年05月23日

おすすめその192 ぴーまん(新宿御苑前)

440gの野菜が摂れる野菜カレーぴーまん

新宿区新宿2-2-1携帯地図

Tel:03-3341-9472

予算:1100円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


1食で野菜を440gも摂れる!

という驚きの野菜カレー(1100円)を出しているのが、生野菜ジュースの店「ぴーまん」。新宿御苑の目の前で営業している。低速回転のジューサーで作る質の高い野菜ジュースが評判を呼んで、健康志向の女性客が目に付く。

カレーものはライスが2種類(野菜カレー、大根カレー)に、パスタもある。日ごろ不健康な生活を送る僕は、その中でも野菜の量がダントツに豊富な野菜カレーを注文した。

だいぶ前に野菜カレーを食べたときは、「いかにも健康食」といった印象で、味はもう一つという印象だった。でも、カレーが変わったのか、年を取って僕の味覚が変わったのか。久々に食べたら美味しかった。続きを読む
posted by たあぼう at 21:40 | Comment(10) | TrackBack(2) | 新宿区(新宿/大久保)

2005年04月04日

おすすめその170 ガンジー(新宿三丁目・新宿)

トマトとチーズのカレーガンジー

新宿区新宿3-17-21携帯地図

Tel:03-3352-8055

予算:950円〜
味 :★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


さくらやの脇の細道に入り、カレーの香りがしてきたら見上げてみよう。雑居ビルの2階にガンジーという名のカレー屋さんが見付かるはずだ。きのう取り上げた王ろじからは目と鼻の先にある。女優の朝霧鏡子さん(1999年逝去)がオーナーだったカレー屋さんとして有名だ。

カウンター含めて10数席程度のこぢんまりとした店内にもかかわらず、巨大なスピーカーが置いてある。そのスピーカーから流れる心地よい音楽に聴き惚れながらカレーをいただくのが、ガンジーでの楽しみ方だ。

さて、今日の僕が注文したのはトマトとチーズのカレー(950円)。チーズが溶け込んだカレー・ソースに、トマトの輪切りが大胆に浮かんでいる、お店オリジナルのカレーである。続きを読む
posted by たあぼう at 21:00 | Comment(6) | TrackBack(3) | 新宿区(新宿/大久保)

2005年04月03日

おすすめその169 王ろじ(新宿三丁目・新宿)

とん丼王ろじ

新宿区新宿3-17-21携帯地図

Tel:03-3352-1037

予算:850〜950円(カレーもの)
味 :★★★☆
辛さ:★☆
量 :★★★


「とんかつ」という言葉が生まれたのは大正10年。この王ろじというお店がそう名付けたんだそうだ。もちろん僕は「とん丼」(950円)という名前のカツカレーを食べるためにやってきた。伝統あるお店だから年輩の方が結構いるけれど、若い人でも入りやすい雰囲気だ。

カウンター席に着くと、とん丼を注文する。注文を受けてからカツを揚げ始めるようで、出てくるまでにはちょいと時間がかかる。先にやってくる漬け物(王ろじ漬)をつまんで待つとしよう。この漬け物がなかなかどうして美味しい。

漬け物を食べ終わり、お茶を軽くすすったところで、お待ちかねのとん丼がやってきた。屹立(きつりつ)したロースとんかつに圧倒される。続きを読む
posted by たあぼう at 20:16 | Comment(10) | TrackBack(2) | 新宿区(新宿/大久保)

2005年02月12日

おすすめその134 モンスナック(新宿・新宿三丁目)

チキンカレーカレーの店 モンスナック

新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋ビルB1F
携帯地図

Tel:03-3352-3052

予算:650円〜
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆


紀伊國屋書店のビルの地下に昔からあるカレー屋さん。カウンターばかりのいかにもカレー・スタンド然としたお店の壁には、平田満、井上ひさし、ダチョウ倶楽部蛭子能収といった、濃厚な面々の色紙がいっぱい貼ってある。

モンスナックのカレーの特徴は、何と言ってもサラサラなスープ状のソース。最近のスープカレーブームにちゃっかり便乗して、「元祖スープカレーの店」とまで名乗っている。スープ状のカレーという点ではたしかにその通りだけど、札幌発のものとは別物だ (^_^;) 

ありがたいことに、日替わりで100円引きのサービス・メニューを用意してくれている。それを利用して、僕はチキンカレー(550円、普段は650円)を注文した。まるでカレー粉をお湯で溶いたかのような名物カレーがやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 23:47 | Comment(2) | TrackBack(5) | 新宿区(新宿/大久保)

2005年01月23日

おすすめその121 ハムザ(大久保・西武新宿・新宿西口)

残念ながら閉店してしまいました。

チキン・ド・ピアザHAMZA(ハムザ)

新宿区北新宿1-1-21

Tel:03-5389-7769

予算:580円〜
味 :★★★
辛さ:★★〜★★★☆
量 :★★★


北新宿百人町の交差点に面してインド&パキスタン料理店があった。カウンター席がわずか5、6ほどしかなく、厨房も定員2人がいいところかな。テイクアウト主体でやっているらしい。興味がわいたので、入口脇に置いてある食券をながめた。

やすーーーーーっ。

カレー1品とナンまたはライスのセット・メニューが580〜850円。夜でもこの値段なんである。立地が良くないうえ狭いお店ならではかな。ここは奮発して(笑) チキン・ド・ピアザのセット(850円)を頼んでみよう。

これだけカウンターと厨房の距離が近いと何をやっているかがよく分かる。なるほど、適量のナンを取って、細長く伸ば……さないうちにタンドール釜に入れちゃったよ。で、その間にカレーを仕込む……かと思ったら、調理済みのカレーをフライパンに入れてしばらく火にかけ、ほどよく温まったところで容器に移し、ショウガを載せると。その作業が終わるとナンが焼き上がると。なるほどね。

こんな調子だったのであまり格好の良くないナンでいただくことになったけど、まあ食べてみますか。続きを読む
posted by たあぼう at 23:40 | Comment(10) | TrackBack(1) | 新宿区(新宿/大久保)

2004年12月08日

おすすめその93 ピッチーファー(新宿西口・西武新宿・大久保)

ゲンパー(野菜入り田舎風カレー)ピッチーファー本店

新宿区西新宿7-7-29携帯地図

Tel:03-3362-7005

予算:850円(昼)、1350円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★★
量 :★★★


久々のタイカレー。しかもメーヤウ以来だから、本格タイ料理店のカレーを取り上げるのはこれが初めてということになる。ひとえに僕がタイカレーが得意ではないからだ。当然、知識も乏しいので、誤っている点などがあればコメントなどでご指摘ください。

ピッチーファーはタイ政府公認というお墨付きのレストラン。お店を知ったきっかけは、このブログで何回かコメントを寄せていただいている方に連れて行っていただいたこと。いろいろ注文していただき、美味しいものばかりだった。ただ、そのときはカレーを注文しなかったので、今回初めて注文してみたんである。

カレーは赤・緑・黄に、ゲンパーの4種類あった(夜の場合で各1350円)。ゲンパーは野菜入り田舎風カレーとでもいえばいいのかな? 僕はゲンパーを注文する。お店の方に「辛くしますか? やめた方がいいですよ」と言われたので、普通の辛さを選択。

チャンビール(600円)を飲みながらを待っていると、程なくしてタイ米とともにやってきた。ナンプラー(魚醤)を適量かけて食べてとのアドバイスに従って食べてみようか…

と、あーきたきた香りが。僕はこれがあまり得意じゃないのだ。タイ料理通の皆さんごめんなさい。続きを読む
posted by たあぼう at 19:41 | Comment(7) | TrackBack(3) | 新宿区(新宿/大久保)

2004年12月02日

おすすめその87 マハティール(大久保・新大久保)

鰺カレーマハティール

新宿区百人町1-17-10携帯地図

Tel:03-3367-3121

予算:924円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


時刻は23時。週末ではない日に、こんな時間帯まで平気で美味しいカレーを出してくれるお店といったら、バーかエスニック料理店くらい。そんなわけで、東京随一のエスニック・タウンである大久保に僕は降り立った。目指すはマレーシア料理のマハティールである。

マハティールといえば、最近までマレーシアの首相を務めた、親日で強面のじいさんの名前。東南アジアの現代政治をかじったことがある僕なんかはちょっと身震いしてしまう。でも、中に入ってみるとそんなことはすぐに杞憂であることが分かる。いかにも現地っぽい、だれた、もとい、馴染みやすい雰囲気を醸している。血統というものとは縁遠い猫が居心地良さそうにしている。

さて注文である。僕は当然カレーを選ぶわけだけど、8種類ほどの中から「アジカレーライス」(1029円)を選んだ。お腹がすごく空いていたらマレー名物フィッシュ・ヘッド・カレーに挑戦したいところなんだけど、そうでもなかったのでせめて魚のカレーにしようというわけ。

店のおじさんが猫と戯れているのを激写するなど、しばらく時間をつぶす余裕があった。このあたりも現地っぽくてよい。お、注文の品がやってきたか。続きを読む
posted by たあぼう at 12:20 | Comment(7) | TrackBack(3) | 新宿区(新宿/大久保)

2004年11月21日

おすすめその80 新宿中村屋本店2Fルパ(新宿・新宿三丁目)

インド式チキンカリー新宿中村屋本店2Fルパ

新宿区新宿3-26-13携帯地図

Tel:03-3352-6161

予算:1470〜2410円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


不思議なことに巨大ターミナル駅である新宿駅周辺のお店を一度も取り上げていなかった。ずっと忘れちゃいそうなので、この辺で超ポピュラーな中村屋を取り上げておきたい。日本初のインド風カレー、もといカリーを出したお店として有名だ。初めてメニューに加えたのは昭和2年というから、いやはやすごい。

定番中の定番であるチキンカリー(1470円)を注文した。カレー一皿でこの値段だからちょっと勇気がいるのだけど、素材は値段に見合う一級品だ。確か、鶏肉は福島や宮城で放し飼いにしたシャモ、タマネギは淡路島産、お米は魚沼産コシヒカリだったと思う。

ただし、今日はお米に選択肢があった。「期間限定で白目米が選べる」とのことだった。埼玉の幸手で取れる粘りけが少ないお米とのこと。そこで白目米にしてみた。ひょっとして、魚沼産コシヒカリも地震の影響を受けたのかな? と申し訳ない気分を感じつつ。続きを読む
posted by たあぼう at 23:51 | Comment(6) | TrackBack(8) | 新宿区(新宿/大久保)

2004年09月14日

おすすめその22 もうやんカレー大忍具(西新宿)

昼のバイキングもうやんカレー大忍具(もうやんカレーダイニング)

新宿区西新宿8-19-2携帯地図

Tel:03-3371-5532

予算:1000円〜
味 :★★★☆
辛さ:★
量 :★★★☆



西新宿方面では熱烈なファンが多いカレー屋さん。店内はハワイアン・テイストで、初めてきた人はちょいと戸惑うかもしれない。

ここのルーは、野菜や果物をたっぷり煮込んでいて甘い。甘みの水準からするとボンディの流れをくんでいるのかな? だけど、よくあるボンディ系のお店とは全く違った進化を遂げている。食べていて「何か色々なもの入っているなあ」と重たさを感じるのだ。ルーに投入している野菜や果物の物量が全然違うのだろう。

感心するのは、その重たさや甘みが嫌みになっていないこと(あ、でもちょっとくどいと感じる人はいそう。僕がそうだから)。新宿にしてはちょいと交通は不便なところだけど、こと甘党カレー好きであれば後悔しない店だと思う。続きを読む
posted by たあぼう at 21:15 | Comment(11) | TrackBack(11) | 新宿区(新宿/大久保)

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