2010年12月18日

おすすめその732 ダクシン八重洲店(京橋・東京)

チキンビリヤニダクシン八重洲店

中央区八重洲2-5-12 プレリービルB1
広域

Tel:03-6225-2640

予算:2000円くらい〜(夜)
味 :★★★★☆
辛さ:★★〜★★★★
量 :★★★〜


毎日カレーとタイ料理」のエスニカンさんのお取りはからいにより、東日本橋で名を上げた南インド料理店、ダクシンの2号店である八重洲店を訪れる機会を得た。エスニカンさんのほか、ノリさんかりんさんがいらした。

5種類のラッサム、ダクシンならではのソースで味を付けた「ダクシン海老」、タマネギの香りが秀逸なライスクレープ「オニオンラヴァドーサ」など、様々な料理をエスニカンさんたちとともに味わわせていただいた。1号店の時と同様、スパイスの華やかさを感じさせてくれながら、どの料理も軽めに仕上げてあり、感心することしきりの至福の時間を過ごすことができた。エスニカンさん、今回もありがとうございます。

それにしても、ダクシンにはごちそうになってばかりで本当に申し訳ない。そこで、エスニカンさんたちと会食させていただいてから1週間足らずの間に、シノギの先輩・後輩に声をかけて再訪問することにした。あくまで一般客の立場として。

ダクシン海老注文したのは「ウディンワダ」(ウラド豆のドーナツ)に「マサラドーサ」(ジャガイモの香味炒めが入ったドーサ)、「チキン65」(鶏の唐揚げ風)、エスニカンさんとご一緒させていただいた際にも味わった「カリフラワー・マンチュリアン」(カリフラワーの中華風スパイス和え)などなど。いずれもエスニカンさんとの訪問時と同じ水準の味を楽しめた。素晴らしいる

本来はエスニカンさんとご一緒させていただいた時のことと合わせて、南インド料理についてあれこれ語るべきところだろう。でも今回はその原則を破ってしまう。2回の訪問で最も感銘を受けたのが「チキンビリヤニ」(インド風炊き込みご飯)だったからだ。ビリヤニは北インドの宮廷料理と分類すべきものである。続きを読む
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2010年07月28日

おすすめその723 ジャンタル・マンタル(茅場町)

ナブラタンカレー(ミックス野菜カレー)ジャンタル・マンタル

中央区日本橋茅場町2-16-12広域

Tel:03-3666-0844

予算:900円〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


ジャンタル・マンタルは、茅場町界隈で定評あるインド料理店だ。「チューボーですよ」の「街の巨匠」の常連店としてよく知られている。ところが、僕は茅場町に訪れるとついついカリーシュダに足を向けてしまいやすい。今回、ようやく訪れることができた。

到着したのは午後1時少し前。もうすぐ昼休みが終わろうとする時間帯にもかかわらず、まだまだお客さんがわんさかといる。店員さんから、入口の付近で先にメニューを手渡された。席が空く前に決めておけるわけか。

ランチはターリー(定食)スタイル。カレー1種類に、サラダ、ナン、ライス、ライタ(ヨーグルト)が付く「Aセット」が900円。ほかに、カレー2種類の「Bセット」(1000円)、タンドール料理が加わる「Cセット」(1250円)もあった。

僕はAセットに決め、カレーは「ナブラタンカレー」(9種類の具材がミックスされた野菜カレー)を選んだ。チューボーですよに初めて登場した時に紹介したメニューだそうだ。注文の内容を店員さんに告げると、少しして席が空いた。よしよし。

着席すると、セットが到着するまでの間に店内を見渡す。席数は30弱くらいかな。壁にはインドものらしきタペストリーが掛かっており、異国情緒を感じられる。もっともインド本国で見られるようなアクの強さが無く、品良くまとまっている。女性に受けが良さそうだ。

と、さして待つこともなく一式がやってきた。先に注文を受けておいてくれた効果だろう。いただくとしますか。続きを読む
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2010年01月25日

エスニカンさんのご案内で馬喰町のダクシンへ

ラッサム(パイナップル、クミン、レモン)毎日カレーとタイ料理」のエスニカンさんと「CURRY DIARY」のUSHIZOさんからご案内をいただき、馬喰町の南インド料理店・ダクシンにお邪魔しました。同店の常連であるエスニカンさんが「開店1周年記念として特別メニューを味わってほしい」と依頼を受けたのがきっかけとのこと。僕は初訪問のため、貴重な機会に混ぜていただき、感謝感謝です(^_^;)

お二人のほかにご一緒させていただいたのは「パフェ大好きかりん日記」のかりんさん、「グルメおたく 美味しいカレー」のこすけさん。5人で15種類もの南インド料理を楽しみました。

モールコランブ(ヨーグルトカレー)評判のお店だけあって、どの料理も美味でした。中でも僕の印象に強く残ったのは、3種類のラッサム(南インド風のスープ)です。クミンを利かせた薫り高いタイプ、パイナップルを加えた甘酸っぱいタイプ、レモンを強く利かせた酸味の強いタイプと、それぞれが強い個性を放っていました。

もう一つ印象深いのは「モールコランブ」というヨーグルト味のカレーです。日本人の感覚からすると「ヨーグルトカレー!?」と反応したくなるかもしれませんが、程良い酸味が実に心地よい味です。これにたどり着くまでに、かなりの料理を食べたにもかかわらず、すっきりした気分で味わえました(^-^)続きを読む
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2010年01月07日

おすすめその713 インドカレーフジヤ(三越前・新日本橋)

豆カレー(ライス)インドカレーフジヤ

中央区日本橋室町1-12-13携帯地図

Tel:03-3241-4330

予算:700円〜1000円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


僕が好きなカレーのジャンルの一つは、日本人がインドカレーを日本人向けに大胆にアレンジした「インド風カレー」。そのジャンルにぴったり当てはまっているのに、なぜかここインドカレーフジヤは取り上げる機会をずっと逸していた。2010年になってようやく紹介できた。

周囲がすっかり近代的なビルに変貌しているなか、フジヤのビルは「昔の日本橋界隈はこんな感じだったのかな」と想像したくなる、年季の入ったたたずまいをしている。オシャレな女性は入店するのに抵抗を感じるかもしれない(^_^;)

でも、ちょいと辛目のインド風カレーが好きというあなたならぜひ臆することなく中に入ろう。カウンター10席ほどのいかにも家族経営らしい温かな雰囲気に包まれて、おいしいカレーが堪能できるのだから。

カレーの選択肢は基本的に、チキン、ビーフ、豆、野菜、キーマの5種類。これにライスだけでいただくか、ナンも加えるのかの違いによってA、Bと分かれる。すべて1000円以内に収まっており、実にリーズナブルだこと。

この日の僕は豆カレーをAセットで注文した。注文を受けた年輩のおじさまがカウンター越しにカレーを仕上げ、その脇では女性陣が一生懸命食器を洗っている。家族全員でずっとこのお店を守ってきたのかな、などと眺めていたら、目の前にカレーが置かれた。おいしそうだよね。続きを読む
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2009年12月04日

おすすめその707 カイラス・ヴィラ(人形町)

ヨギ・タリKailash villa(カイラス・ヴィラ)

中央区日本橋人形町3-7-11携帯地図

Tel:03-6206-2708

予算:1380円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★★★


「ヨガ、いいですよ!」

綺麗な店員さんが目をキラキラさせながら、僕にヨガを勧めてきた。僕は笑顔を作って「いいらしいですね。ただ、日本ではヨギーニ(ヨガをする女性)がほとんどと聞いていますし…」と遠回しにかわしたつもりだった。すると「最近は男性も増えてます!」と、また力強いお言葉が返ってきた(^_^;)

ここは、人形町の交差点のすぐ近くにあるネパール料理店のカイラス・ヴィラ。白金台にあるヨガのスタジオ「ニーマルヨガ」の先生がオーナーなのだそうだ。件の目をキラキラさせた店員さんも、実は週2回ほどヨガの先生をしていらっしゃるとのこと。

そんな背景を持つ同店だけに、ディナーにはヨギ(ヨガ愛好者)向けの定食が「ヨギ・タリ」(1900円)が存在する。これを僕が注文したから、脈有りと思われたのだろう。食後に冒頭のような展開になったのだった。商売のためというよりも心の底からおすすめという表情でいらしたので、こちらも気分は良かったのだけど、少し驚いた(笑)

さて、ヨガの話はひとまず置いて、ヨギ・タリの内容をお伝えしたい。豆のカレー、野菜のカレー、サグ(青菜)、チャパティ(全粒粉のパン)、ジーラ・ライス(クミン入りライス)、パパード(豆せんべい)、大根の漬け物、モヒというドリンクがセットになっているそうだ。

注文してから一式が届くまでに、多少時間がかかった。このため店員さんは「時間がかかってすみません」と謝りながら僕の目の前に置いてくれた。いえいえ、お気になさらず。それではいただくとしましょう。続きを読む
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2009年06月02日

おすすめその685 長寿庵(茅場町)

カレー南ばん(そば)茅場町 長寿庵

中央区日本橋茅場町1-9-4携帯地図

Tel:03-3666-1971

予算:900円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


長寿庵は明治40年創業、茅場町の交差点に構えるこの界隈では有名なおそば屋さんだ。自社ビルを建ててその地下1階にあるため、外からは風情を感じにくい。でも、数寄屋造りの店内に入れば伝統の雰囲気を味わえる。

老舗だけあって、長年の馴染み客と思しき年輩のお客さんが目につく。ただし堅苦しいお店ではないから、皆が好みのそばを頼んで談笑している。中途半端な僕も気軽に入ることができた。

さて、このブログで長寿庵を取り上げるからには、注文するものはもちろん「カレー南ばん」(900円)である。注文すると、店員さんから「そばとうどんのどちらにします?」と聞かれた。ここはもちろんそばで。おそば屋さんだもんね。

カレー関連の品を注文した場合、ほかの注文と同じお茶に加えて、水の入ったグラスと紙製の前掛けが手渡される。お昼時はさらにお寿司がサービスとして付いてくる。こうしたちょっとした心遣いがあればこそ、長年人気を保ってきているのかもしれない。

などと考えているうちに、カレー南ばんがやってきた。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 18:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2008年12月02日

おすすめその645 Do-Mo(水天宮前・人形町・茅場町)

カレーパスタItalian herb & dining bar Do-Mo(ドーモ)

中央区日本橋蛎殻町1-17-2携帯地図

Tel:03-3639-0399

予算:1000円(カレーパスタ)
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★


インドを旅行して外国人ツーリスト向けの食堂に立ち寄った際に、パスタのメニューを割と頻繁に見かけた。インド人はトマトや小麦粉を扱い慣れているから、きっとそれなりのものが食べられるんだろうなぁと思ったものだ。

しかし東京でもインド系の方が応対するイタリア料理店ができていて、それが通用しているとは知らなかった。今回取り上げるDo-Mo(ドーモ)である。要町の姉妹店はインド料理店というかなり変化球のお店で、すでに1年以上営業しているそうだ。

あくまでイタリアンのお店だから、ペペロンチーノやトマトとバジルのパスタといった定番のパスタも味わえる。その一方でいかにもインド系らしいのが、「カレーパスタ」(1000円)を用意しているところ。カレー屋さん紹介ブログとしては注文しないわけにはいかない。

先にやってくるミニサラダをつついている間に、メインイベントであるカレーパスタがやってきた。ほお、ボロネーゼ(ミートソース)に似ているのかな? ではではいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2008年08月15日

おすすめその621 レストラン サカキ(宝町・京橋)

和牛バラ肉のカレーレストラン サカキ

中央区京橋2-12-12携帯地図

Tel:03-3561-9676

予算:1200円
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★★★☆


京橋界隈は大人にぴったりの洋食屋さんが多い。京橋ドンピエール然り、ダズンロージス然り。京橋モルチェも良いお店だ。そしてもう1軒、ぜひ加えておきたいのがレストラン サカキ。エビフライなどで有名な洋食屋さんである。

正直に言えば、同店のカレーの評判は寡聞にして知らなかった。それが最近になって、シノギでお世話になっているデザイナーさんから「カレーもおいしい」と教わった。それでは、と一緒に出向くことになった。

今回はランチタイムに訪れた。ランチとはいえ洋食屋さんらしく、多様な料理を用意している。もっとも、僕ら2人の視線はメニューの一番上から動かない。そう、「和牛バラ肉のカレー」(1200円)だ。注文はすぐに完了した。

カレーが来るまでの間は、いつものように店内を観察する。内装を落ち着いた色彩でまとめてあって、スタイリッシュすぎず、といって野暮ったくもない。僕よりも年輩の紳士淑女のお客さんが目立つのも納得できる。

ほどなく、ソースポットになみなみと盛られたカレーと、お皿にたっぷり盛られたライスが目の前に置かれた。これは食べ応えがありそうだ。続きを読む
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2008年07月27日

おすすめその614 Dozen Roses(宝町・京橋)

手作り欧風カレーDozen Roses(ダズンロージス)

中央区京橋3-12-6携帯地図

Tel:03-3561-1264

予算:1365円〜2835円(昼)、1835円〜6500円(土曜日の昼)、6500円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


僕が社会人になりたてでジタバタしていたのと同じころ、「ダズンロージス」という名前の小さなレストランが産声を上げた。銀座にあった人気料理店「和田門」の料理長だった佐藤昭和さんが、「制約の無い、自由な仕事をしよう」という思いで独立して開いたお店だそうだ。

などと書いたけれど、正直に言えば僕は数年前まで存在を知らなかった。まだブログを綴っていらっしゃらなかった激辛王・辛党のおっさんさんに、中野の英国風カレー シーサーのコメント欄で教えていただいたのがきっかけ。それから2年あまり経過して、ようやく訪問できた。

ダズンロージスは昭和通りから1本入ったところ、京橋消防署の向かいにひっそりと構える。中に入ると、おいしい料理を期待せずにはいられない芳香が、ふわっと漂ってくる。席数16の小さな空間ながら各テーブルが余裕を持って配置してあり、席に座るとゆったりした気分になる。

僕が訪れた土曜日のランチタイムは、欧風カレー、ハヤシライス、魚介のピラフというメイン3択に、サラダなどが付くセットを注文するスタイルとなっている。最も安価な欧風カレーのセットなら1835円だ。

カレー屋さん紹介ブログとしてはこれだけでも用は済む。だけど、今日の僕は「オードヴルのセットA」(2625円)を注文した。シェフの佐藤さんがご自身のブログで「最近の20〜30代男性は食が細い」(=もっと元気良く食べよう)と仰っていた。それなら少しは頑張って食べてみようかという次第。

鯛のカルパッチョ料理が来るまで時間は店内を眺めてすごそう。お店のあちこちに、しかもさりげなく、バラの姿があしらってある。壁にはミュシャなどの絵が飾ってあって、品の良い年輩の方々が好みそうな雰囲気だ。

ほどなく、サラダとオードブルが目の前に置かれる。本日のオードブルは、鯛のカルパッチョとのこと。ゆずの爽やかな香りが利いたソースが秀逸で、オードブルの食欲を刺激するという役割を十分すぎるほど果たした一品だった。

続いて、お目当ての欧風カレーがやってくる。おお、漆黒のソースが印象的だ。さて、お味やいかに。続きを読む
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2008年05月23日

おすすめその603 インド・ワラ(東京)

残念ながら閉店しました。

ダブルカレーセット(カリフラワーと新じゃが、キーマ)INDO WALA(インド・ワラ)

中央区八重洲2-1 八重洲地下街南1号
携帯地図

Tel:03-5299-4468

予算:600円〜
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


八重洲地下街で営業するシターラ・グループのインド料理店。ただし、高級感が漂うシターラ系とはがらっとコンセプトを変えている。狭小スペースのためテイクアウトを主体としつつ、イートインにも対応する業態である。

メニューは全体的にリーズナブルな値付けをしている。カレー1種類に、レモンライス、ロティ(全粒粉のパン)、カチュンバー(インド風のサラダ)、チャツネ(漬け物)のセットなら650円。カレーを2種類にしても850円だ。このほか、インド風豆ご飯とでも言うべきキチュリのセットもあり、これは600円とさらに安い。

僕は2種類のカレーを注文できる「ダブルカレーセット」(850円)を注文した。カレーは、一つがカリフラワーと新じゃが、もう一つはキーマを選んでみた。

レジ前のカウンターに席を確保し、注文の品が来るのを待つ。その間にも、カレーやインド料理をテイクアウトで購入するお客さんが何人もいらした。インドカレーもなかなか受け入れられているもんだなぁと妙な感慨に浸っていたら、トレイが目の前に置かれた。おいしそうだ。続きを読む
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2007年06月09日

おすすめその491 ネイチャーパワー(東日本橋・馬喰町・浅草橋)

残念ながら閉店してしまったようです。跡地にソルティーダイニングというアジア料理店ができています。カレーもあります。

ネパールディナーセットネイチャーパワー

中央区東日本橋2-16-10携帯地図

Tel:03-3866-0177

予算:790円〜(昼)、1350円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★★


明るい内装で気軽に入りやすいアジア多国籍料理店。インド・ネパール系の料理が得意で、カレーはもちろん、おつまみやタンドール料理をひととおりそろえる。ほかに、タイや韓国など各国料理も楽しめる。

夜に訪れた今回は、ネパールっぽい料理を食べたい気分だった。そこで注文したのは「ネパールディナーセット」(1350円)。カレー、ライス、サラダ、ネパール風のピクルス、ヨーグルト、デザート、食後のドリンクなどをセットにした定食である。

カレーにはバターダル(バターを加えた豆のカレー)を注文した。ここのセットはネパール式の定食「ダルバート」とは違うのだけれど、ダルカレーを選べば少し雰囲気が似るかなぁ、と思ったので。

しばらくするとセットがやってきた。メニューの写真は丸いターリーのお皿なのだけど、僕の前にやってきたのは四角いトレー。その上にカレー、おかず、デザートなどのお皿がぎっしり載っている。大盛りのライスだけはトレーに載り切らず、別にやってきた。食べ応えがありそうだ…。続きを読む
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2007年01月18日

おすすめその449 3丁目のカレー屋さん(宝町・京橋)

焼きチーズカレー3丁目のカレー屋さん

中央区京橋3-9-9携帯地図

Tel:03-3567-6767

予算:900円〜1500円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★☆(焼きチーズカレー)
量 :★★★


ここは、本当はカレーが出ない夜にこそ訪れるべき場所だと思う。お店のご主人がその気になると、100年物など秘蔵のレコードを聞かせてくれるからだ。それも大正末期のプレーヤーや、50年物の米アルテック・ランシング製スピーカーで。音色を聞けば、誇張抜きで1950年以前の世界が目の前に現れたように感じる。

そんなオーディオ好きを惹きつけてやまないであろう場所が、ランチタイムには可愛らしい名前のカレー屋さんとなっている。メディアこそCDになってしまうけれど、BGMはやはりアルテックのスピーカーが奏でてくれる。

さて、メニューを見るといずれも欧風カレーらしい。僕は「焼きチーズカレー」(1300円)を注文した。説明文によると、20種類のスパイスを混ぜ合わせているんだそうで。辛さは中辛にしておいた。

焼きカレーは時間が掛かるけれど、アルテックの特徴である伸びやかな中域の音色に聞き惚れていればあっという間。ほら、アツアツの証拠である音を立てている焼きカレーがもう目の前にやってきた。続きを読む
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2007年01月11日

おすすめその445 京橋屋カレー(京橋・銀座一丁目)

ツインカレー(やさしい野菜カレーとキーマカレー)京橋屋カレー

中央区京橋3-4-3 千成ビル2F
携帯地図

Tel:03-5203-2810

予算:1050円〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★(野菜)、★★★(キーマ)
量 :★★★


半年ほど前に、みうみうさん教えていただいていたカレー屋さん。今回ようやく訪れることができた。

警察博物館の向かいの路地裏と言っても良さそうな通りに入り、首都高に沿って進む。ほどなくすると、右手に暖簾(のれん)のかかった和風なお店が見付かる。そこが京橋屋カレーだ。裏口かと不安になる階段にも臆することなく、2階へと上がっていこう。

扉を開き、店内に足を踏み入れると、芳しいスパイスの香りに包み込まれる。美味しいカレー屋さんに共通するサインだ。席に着く前から期待が高まっていく。

店内はカウンター含めて十数席。こぢんまりとしたものだけど、お客さんは僕以外にもう一人だけだった。このため、テーブル席に座らせてもらい、のんびりとメニューを眺める。ふむふむ、野菜、宮崎豚を使ったキーマ、大根に、2種類のチキンですか。

この中から僕は、野菜――お店の正式名称は「やさしい野菜カレー」――と、キーマの2種類を選択した。「ツインカレー」(1300円)という名前で2種盛りができるようになっているからだ。

しばらくしてカレーが到着。まるで三色旗のように、野菜、ライス、キーマが美しく盛り付けられている。では早速、野菜からいただきます。続きを読む
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2006年09月15日

おすすめその410 京橋モルチェ(京橋・宝町)

チキンカレー京橋モルチェ

中央区京橋2-2-8 明治屋ビルB1
携帯地図

Tel:03-3274-3891

予算:1050円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


明治屋本社ビルの地下で長く営むビアレストラン。店内は正方形のテーブルとみかん色の椅子が並び、そこはかとない伝統を漂わせる。昔の百貨店のレストランってこんな感じだったんだろうか。

席についたらメニューを眺めよう。ビアレストランと表現したけれど、良質な食材を使った洋食メニューも充実している。特にハンバーグ・ステーキやハヤシライスが有名だ。カレーもいくつかあって、お店の一押しは今回注文した「チキンカレー」(1050円)である。

注文を終えると賑やかな店内をくるっと見渡した。奥の方で年輩の方々がパーティを開いているようだ。これが賑やかな原因か。若かりし頃からモルチェに通っていたのかなあ。

なーんて思いにふけっているうちに、黒に近い焦げ茶色のソースがたっぷり入った銀色の容器が目の前に置かれた。ぜいたくにも半身の骨付チキンがごろんと入っている。そう、これがチキンカレー。しばし眺めたら、ナイフとフォークを握るとしよう。続きを読む
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2006年08月31日

おすすめその405 夢やぐら(浜町)

カレー南蛮セット夢やぐら日本橋浜町二丁目店

中央区日本橋浜町2-33-5 マリオン浜町ビル1F
携帯地図

Tel:03-5614-7525

予算:780円〜800円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


信州そばと地鶏を看板に掲げる明治座グループのおそば屋さん。明治座から歩いて1分ほどのところにある。「せいろ」や「たぬき」などの定番を差し置いて、「カレー南蛮」を看板メニューに掲げている不思議なお店だ。

偶然にもお昼時に近くにやってきた僕は、ご近所で働くサラリーマン諸氏に混じって行列を作った。なかなかの人気ぶりだ。前の二人組のお客さんが席を確保して僕の番になると、「相席でよろしいですか」と声が掛かった。もちろんOKですよっと。

1Fの隅の席に案内された僕は、早速「カレー南蛮セット」(800円)を「そば」で注文した。単品が780円のところ、日替わりのごはんが付いて800円。ありがたやありがたや。ちなみに、そばが苦手な方はうどんを選ぶこともできる。

なかなかの混雑ぶりにかなりの待ち時間を覚悟していたところ、意外にもあまり待たずにやってきた。昼の混雑の裁き方を心得ていると見える。続きを読む
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2006年04月26日

おすすめその375 じのもん家(茅場町・八丁堀)

牛すじカレー目玉焼きのせじのもん家 日本橋茅場町本店

中央区日本橋茅場町3-7-2携帯地図

Tel:03-5289-7878

予算:750円〜850円(カレー)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


九州地方の地元料理「九州(くす)めし」や、焼酎を提供しているお店。いかにも居酒屋っぽいたたずまいだけど、昼時もおじさん主体に賑わいを見せている。

僕が訪れたのはもちろんカレーのため。ランチタイムには約15食限定で、九州人の多くが大好きな牛すじを使った「牛すじカレー」(750円)を出してくれるんである。13時前に到着したのだけど、ぎりぎりで最後の1食分が残っていた。ありがたや。

感謝の気持ちを込めて、100円増しで目玉焼きをトッピングすることに決めた。牛すじのカレー・ソースとライスだけでは、見た目がかなり地味になりそうだと思ったからでもある。

お茶をすすって待つこと数分、目玉焼きが載ったカレーがやってきた。黄味のまばゆさは期待通り。ではいただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2006年03月14日

おすすめその353 らいん(三越前)

ポークカレーCurry House らいん

中央区日本橋室町1-11-2携帯地図

Tel:03-3279-5084

予算:700円〜1000円くらい
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★


むかし懐かしい味のカレーライスでほっと一息。日本橋界隈にはそんな時間を過ごせるお店が多い。たいめいけん印度風カリーライス(辛いけど)、千疋屋のCaffe di FESTAや上野西洋軒カレーの店(未紹介)もあるな。

知名度はさほどないけれど、らいんもまた「懐かしのカレーライス」を楽しませてくれる日本橋のカレー屋さんの一つ。昼、夜とも近所で働くおじさんたちで賑わっている。

今回は夜に訪問したため、お刺身を初めとする酒肴も取りそろえたモードになっていた。とはいえ、カレーだけでも問題なく受け入れてくれる。壁際の2人がけの席に座った僕は早速、「ポークカレー」(780円)を注文した。

周りは「ちょっと一杯」というより、「それなりに飲むぞ」という雰囲気で盛り上がったサラリーマンの集団でいっぱいだ。瓶ビールとおつまみがたくさん並んでいる中で、カレー。ややシュールに感じつつ、いただくとしましょう。続きを読む
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2005年12月15日

おすすめその309 べねぜら(水天宮前)

オムライスカレーべねぜら

中央区日本橋箱崎町32-3携帯地図

Tel:03-3664-5301

予算:700円〜850円
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆


べねぜらは、具がたっぷり入ったカレーパンで有名なお店だ。以前は人形町で営業していたのが、東京シティエアターミナルの近所に移った。趣のあるたたずまいから一転して綺麗な店構えになったものの、壁に有名人の色紙がいっぱい貼ってあるところは変わらない。

店内で食事するなら、定番のオムライスカレー(700円)を選びたい。ということで注文は決まった。ランチタイムは1ドリンクのサービスがある。ただし、コーヒーや紅茶でも食後という選択肢は許されない。至る所に「後出しはお断り」と紙が貼ってある。

うーん、店名がベネズエラ・コーヒーから来ているんだし、もっと美味しくコーヒーを飲めるようにした方がお客さんの支持も集まると思うんですが、いかがでしょう?

ま、あまりケチを付けてもしょうがない。先にやってくるサラダを食べ終わるかどうかの頃合いに、オムライスがやってきた。デミグラス・ソースに見える部分はカレー味だったりするわけです。ではいただきます。続きを読む
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2005年12月10日

おすすめその306 芳味亭(人形町)

ビーフカレー芳味亭

中央区日本橋人形町2-9-4携帯地図

Tel:03-3666-5687

予算:1000円〜
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★★


見た目はごく普通のおうちのカレーライス。でも、舌で味わうと「おっ」と思わず声が出そうになる。芳味亭は、そんな深い味わいが自慢のカレーを楽しめる洋食屋さんだ。お座敷に上がり、正座で洋食を味わえるお店としても知られている。

ここの名物は「ビーフスチュー」。つまりビーフシチューなんだけど、このブログではやっぱりカレーを取り上げないわれにはいかな。とはいえ、せっかくだからスチューの雰囲気も味わいたいじゃないですか。そこで僕は「ビーフカレー」(1200円)だを注文した

つまりスチューの牛肉やブイヨンを使いながら、カレー味に仕上げたメニューというわけ。だからやってきた時の見た目がごく普通でも「ひと味ちがう」と思わせてくれるものがあるのだ。

早速、カレー・ソースを口に含んでみるとしよう。続きを読む
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2005年11月03日

おすすめその294 レストラン紅花別館(日本橋・三越前)

スリランカ風ココットカレーレストラン紅花 別館

中央区日本橋1-2-15携帯地図

Tel:03-3271-0600

予算:1575円
味 :★★★★
辛さ:★★★★☆
量 :★★★★(ライスお代わり可)


米国で鉄板焼きを流行らせたレストランだけど、スリランカのスパイスを使った激辛の「ココットカレー」(1575円)でも知られている。このカレー、レッドチリをたくさん使っており、日本橋界隈ではインド風カリーライスと辛さでしのぎを削る。

辛いカレーが苦手な僕にとって鬼門の一店である。ランチが13時ごろに早々に終わるのを口実に、このブログを始めてからも足を向けずに来た。でも、ボンベイと同様に伝統あるお店だし、いい加減取り上げないとまずいよなあ。そんな気分で訪れたのだった。

お店に入ると、入口で何を食べたいかを尋ねられる。カレーと答えると1Fの鉄板焼きフロアへ案内され、席に着くや否やおっきな壺が目の前に。はやっ。お昼のカレーはチキン1種類だけなので、時々こんなことが起こるんである。

それじゃ早速、覚悟を決めて、サラサラのカレー・ソースを粒の細かいライスにかけていただくとしますか。続きを読む
posted by たあぼう at 18:38 | Comment(14) | TrackBack(3) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2005年07月23日

おすすめその229 なか(小伝馬町・馬喰町・馬喰横山)

2カリーセットなか小伝馬町店

中央区日本橋小伝馬町10-8携帯地図

Tel:03-3663-0056

予算:850〜1300円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


小伝馬町や秋葉原に店を構える居酒屋さん。なのだけど、小伝馬町店は昼時に多様なカレーが楽しめるお店として有名だ。

名物は、35年もの伝統をほこる野菜カリーや、和風マーボーカリー。だけど、あいにく僕の訪問が遅すぎてすべて売り切れていた。大皿に載ってきて見た目にも迫力あるカレーだけに、残念。次の機会には食べたいなぁ。

夜の居酒屋タイムでも出てくるほうれん草、チキンそれぞれのインドカレーはあるとのこと。そこで、この2種類のカレーとナンがセットになった2カリーセット(1000円)を注文した。ナンは食べ放題だ。

焼酎や日本酒のメニューが連ねる店内では、店員さんのナンを伸ばす作業が見える。シュールな光景だ。でもタンドールを使って焼き上げるだけに、正真正銘のナンがやってくる。カレーともども、ここがどこだったか忘れてしまう。ではいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 16:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2005年07月07日

おすすめその220 カリーシェフ伝説(人形町)

残念ながら2005年10月31日をもって閉店しました。

ガッツ!サバカリーごちそうカリー専門店 カリーシェフ伝説

中央区日本橋人形町2-7-10

Tel:03-5642-6377

予算:750〜1200円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


「ガッツ石松がカリー界に殴り込み」という、意味不明のコピーを見かけたのは先月の半ばごろだった。ネットでちょっと調べてみたら、ほんとにほんとにガッツ石松プロデュースという謎のカレー屋さんがあった。6月にオープンしたばかりの1号店、人形町店を訪れた。

近所にはCoCo壱番屋ほか、いくつもカレー屋さんが軒を並べるなかなかの激戦区だ。さすが殴り込みだけのことはある。もっとも、店内は明るくて入りやすい雰囲気。教育の行き届いた店員さん達の明るい声が迎えてくれる。女性客もなかなか多い。

カレーは「伝説カリー」(750円)がベースで、トッピングによって名前がいろいろ変わる。その中から僕は、「ガッツ!サバカリー」(900円)を選んだ。サバがフレーク上になってソースに入っているカレーである。「ガッツおすすめ!!」の「スペシャル・メニュー」なのだそうだ。

カレーを待つ間に、店内のチラシを眺める。それによるとガッツ氏は、

「若い時からカリーは自分で作って研究していた」

ここに新たなガッツ伝説がっ!! …どこまでほんとかわからないけど。

とカレーがやってきたぞと。メニューやチラシの写真とはだいぶ見た目が違うな……まぁ食べてみるか。続きを読む
posted by たあぼう at 20:00 | Comment(7) | TrackBack(2) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2005年06月16日

おすすめその209 たいめいけん(日本橋)

ドライカレーたいめいけん

中央区日本橋1-12-10携帯地図

Tel:03-3271-2465

予算:650円〜(1階の場合)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


50円のボルシチで有名な洋食屋さん。1階はレトロかつ庶民的な雰囲気の食堂で、オムライスやスパゲッティ、それにもちろんカレーなどが楽しめる。2階はかなり高級らしいのだけど、入ったことがない。

さて、今日は「カレーライス」(650円)をあえてパスして、「ドライカレー」(1550円)を注文した。正直なところカレーライスはそんなにおいしいとは思わなくて、ボルシチを食べたい時に一緒に注文するくらい。

一方、ドライカレーはカレーライスの2.5倍近い値段のため、なかなか食べる勇気が湧かなかった。でも値段ほど違うのか、一度は試さないといけないだろう。と、勝手に使命感を燃やして注文したのだ。それとボルシチも忘れずに。

先にやってきたボルシチをいただいて待つ。トマトの酸味がよく利いたスープに、ジャガイモやキャベツ、にんじんなどが入っている。少し塩気はきつい気がするけれど、勢いよく飲めてしまう。いつ食べても、この50円はやっぱり嬉しいな。

あっという間にボルシチを平らげてしまい、さらに何分か待つ。なかなか手間がかかるんだな。期待感が増してきたところに、厨房から「ドライいきまーす」の声。できあがったらしい。昔ながらの洋食屋さんらしいレトロな服をまとった店員さんが、ドライカレーを持ってきてくれた。続きを読む
posted by たあぼう at 22:45 | Comment(2) | TrackBack(6) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2005年05月26日

おすすめその195 インド風カリーライス(新日本橋・三越前)

残念ながら2007年6月9日、閉店しました。

インド風カリーライス店名なし(通称はインド風カリーライス。蔦カレーとも)

中央区日本橋室町3-4-1

Tel:不明

予算:1200円〜
味 :★★★
辛さ:★★★★
量 :★★★


店名が謎、マスコミの取材を拒否する、ヨーグルト・パウダー(!)をかけるらしい…

…などなど、数々の伝説を持つ日本橋界隈で超有名なカレー屋さん。ここではインド風カリーライスと呼ぶことにしたい。これは、お店の出口にかかっている看板の表記に由来している呼び方。

少しレトロな喫茶店という雰囲気の店内。「いらっしゃいませ」と店員さんに声をかけられたら、空いている席に座ってみよう。すると店員さんが注文を聞きに来ることもなく声をあげる。

「いっこ〜」

そう。二人で来たら「にこ〜」、三人で来たら「さんこ〜」になる。メニューがカレーライス、もといカリーライスしかないからだ。店の入口には「珈琲」という看板がかかっているけれど、コーヒーを注文できる人っているのかな???

家庭的なコップに注がれた水を飲みつつ待っていると、カリーライスと白い粉の入った瓶がやってくる。この白い粉こそが、伝説のヨーグルト・パウダー(!)

いや、ほんとは粉チーズです。ヨーグルト・パウダーというのは、横濱カレーミュージアム名誉館長である小野員裕さんの著書「東京カレー食べつくしガイド104/380店」で出てきたエピソード。気になるあなたは読んでみてください。

さて、カリーライスの方はというと、さらさらのソースにたっぷりの赤いチリ。うーん辛そうだ。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:03 | Comment(106) | TrackBack(4) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2005年01月26日

おすすめその123 Caffe di FESTA(三越前)

執筆したエントリーは日本橋三井タワーに移転する前の情報です。

マンゴーカレーCaffe di FESTA

中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー
携帯地図

Tel:03-3241-0877(千疋屋販売部の番号)

予算:700円〜
味 :★★★
辛さ:★
量 :★★★


千疋屋の日本橋本店の中に、セルフ方式のこぢんまりとした飲食スペース「Caffe di FESTA」がある。果物専門店なのになぜかカレーライスが名物になっている。でも、カレーの名前が「マンゴーカレー」(580円)ということを知れば納得だ。

お昼時はなかなかの人気。近所のOLさんや三越などでお買い物をしたらしいおばさんたちで賑わっている。カウンターで注文してから番号札を受け取って、しばらく待つ。

10分近く待ったかな。「7番の方〜」とおじさんから声がかかったので受け取りカウンターに出向く。ごらんの通り、見た目は普通のポークカレーだ。でも、一口食べると「なるほどなあ」と思わせるものがある。続きを読む
posted by たあぼう at 14:06 | Comment(4) | TrackBack(6) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2004年10月04日

おすすめその42 京橋ドンピエール(京橋・宝町)

鴨カレー京橋ドンピエール

中央区京橋2-3-4携帯地図

Tel:03-3242-0141

予算:1500円〜
味 :★★★☆
辛さ:★
量 :★★★


フランス料理をベースとする有名な洋食屋さん。お客さんには「若いころ銀座周辺を闊歩していて、今も時々買い物などに出かけてるんですよ〜」といった雰囲気を漂わせる壮年の紳士・淑女が目立つ。内装も「華美ではないけれどお金かかっているな」と感じさせる。

紳士・淑女の方々には、昼間でも数千円のコース料理を出している。でも僕が注文するのはもちろんカレー。レストラン大宮の時と同様に居心地の悪さを感じながら「鴨カレー」を注文した。様々な果物を投入して煮込んだルーなんだそうだ。

カレーがやってきたので、早速食べてみた。
無茶苦茶美味しい! ついでに、無茶苦茶甘い!!

ルーはもちろん、鴨肉やライスまで、たちどころに良質な素材を使っていることがわかる。スパイスの配分も巧みだ。どのスパイスも突出していないのに、風味には奥行きが感じられる。「カレーにも中途半端は許さない」というシェフの姿勢が伝わってくる。

その結果(?)、甘い果物の投入量も半端じゃないようだ。壮年のお客さん向けに辛さを控えめにするというのは理解できるし、自然の甘さだからそんなに嫌みではない。でももう少し甘さを控えた方がみんな気に入るんじゃないかなあ。続きを読む
posted by たあぼう at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2004年09月25日

おすすめその33 ダバ インディア(京橋・東京)

ベジミールスダバ インディア

中央区八重洲2-7-9携帯地図

Tel:03-3272-7160

予算:900〜2000円(土曜日の昼)
味 :★★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★★


ほんとは日比谷松本楼10円カレーに行くつもりだったのだけど、前日の徹夜飲みのせいで身体が動かない。絶望的と思いながら昼に一応着いてみた。やはり整理券の配布は2時間以上前に終わっていた。無念。

気を取り直して別の店、ということで思いついたのがダバ インディア。クルチャ(インド風ピッツァ)がおいしいグルガオンと、タンドール料理が得意なカイバルの姉妹店にして、評判のいい南インド料理店である。でも僕はこれまで忙しい時とおなかいっぱいの時にお店の前を通りかかったことしかなかった。早速中に入ってみる。予想通りお洒落。

ブルー基調で統一した店内は、異国情緒を感じさせつつもくどくない。そう、クールという言葉がぴったりだ。このあたり、さすがグルガオンやハリドワールと同じオーナーの趣味だなあ、と思ってしまう(お客さんが多くて写真を撮れず残念)。

さて、メニューである。土曜日の昼はホリデーランチという扱い。ということで、南インドの定食スタイルであるミールスが常設メニューになっていた。ちょいと高い(本来のメニューが1700円、ベジタリアン向けサブメニューが1600円)けれど、ここは奮発しよう。といいつつ、ベジタリアン向けを注文してみた。

やってきました。バナナの葉っぱの上にサンバルやラッサムなど4種のカレー、バスマティ米(香り米)、プーリ(揚げパン)にパパード(せんべい)、ダヒ(ヨーグルト)。雰囲気いっぱいだ。食べる前からわくわく感が高まってくる。

期待したとおり、どのカレーもおいしい。長粒米とよく馴染んでくれる。さらに、複数のカレーを混ぜ合わせたり、ダヒをかけたり、パパードを砕いて散らしたりと、遊んで(?)食べるともっとおいしい。続きを読む
posted by たあぼう at 18:30 | Comment(24) | TrackBack(22) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

2004年09月03日

おすすめその11 カレー革命(水天宮前・人形町)

カレー革命

中央区日本橋蛎殻町1-17-2携帯地図

Tel:03-3639-3359

予算:750〜900円
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


TVチャンピオン」第1回と第3回のカレー王に輝いた金子載さんお気に入りのベンガルカレー店。店名からいきなり濃いけれど、ここの濃さが本領を発揮しているのはメニューだろう。

例えば、定番のカレーの名前は「革命カレー」。牛挽き肉を使ったキーマカレーである。インド系の顔立ちをしたシェフが平然と牛挽き肉で料理を作っている! これが「革命」たるゆえんか!?(でもほんとはムスリムが多いバングラデシュ人なので豚でなければいいのではという気もする) 真実をご存じの方、教えてくださいませ。

ほかにも「カレースパゲッティ」や「カレーちゃんこ」(は、期間限定のようだけど)など、インドカレーの店と思っていると、ぶっとびのメニューが目白押し。

でも、ここを単なるネタの店と思うのはもったいない。革命カレーを食べると分かるけれど、日本人の味覚に合ったカレーなのだ。

八丁堀駅近く(入船)にも支店がある。続きを読む
posted by たあぼう at 13:31 | Comment(8) | TrackBack(7) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

おすすめその10 トゥリーズ(人形町)

Curry Dining Tree's(トゥリーズ)

中央区日本橋人形町3-6-8携帯地図

Tel:03-3639-2525

予算:750〜850円くらい
味 :★★★
辛さ:★☆
量 :★★☆


自ら「欧風でも、インド風でもない」とうたうほど、オリジナリティに誇りを持っているらしいカレー専門店。整然とした印象の店内は静かにジャズが流れる。うーん、お洒落。周辺のアパレル問屋を訪れる人を意識したのだろうか。

注文したツナのカレーは、これまたお洒落なお椀に装われてきた(ライスは別にお皿に盛られてきた)。キャベツなどがたっぷり入っていて、ぱっと見は夢民のカレーに似ている。

食べてみると、美味しい。夢民と比べるとかなり上品な味わい(夢民が下品と言っているわけではありません、念のため)。しつこくないけれど、しっかりとしたコクがある。野菜だしでも使っているのかな?続きを読む
posted by たあぼう at 00:00 | Comment(2) | TrackBack(2) | 〃(日本橋/八重洲/京橋)

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