2009年03月20日

2年ぶりで大のお気に入りの洋食屋さんに訪問

野菜カレー「あら、お久しぶりですね!」

お店の扉を開くと、ホール担当のおばさまから声をかけていただいた。この界隈に用事があった頃に通い詰めていたものの、足が遠ざかってしまってからはや2年あまり。それでも覚えていてくれたとは〜(^-^)

ここは、千代田区平河町にあるM's Dining 斎(エムズダイニングサイ)という洋食屋さんだ。赤坂東急ホテルの洋食料理長だったご主人が営んでいらっしゃる。

もっとも、ご主人のバックグラウンドなど全く知らない頃から、僕のお気に入りのお店だった。どの料理を頼んでもはずれがなくて、値段はリーズナブル。そのうえ、おばさまをはじめとする店員さんのホスピタリティも温かかったからだ。

ちなみに、拙ブログで最初に紹介したのは2004年9月。ずいぶんと時間が流れたものの、温かい雰囲気は以前と変わっていないようだ。

ものすごく久々に「野菜カレー」(900円)を注文した。昔よりも50円値上がりしたけれど、このカレーの手間暇かけぶりと、コーヒーが付くところを考慮すれば、まだ十分にリーズナブルだと思う。続きを読む
posted by たあぼう at 22:03 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2008年11月20日

おすすめその641 喫茶すずらん(国会議事堂前・霞ケ関・虎ノ門)

オムカレー喫茶すずらん

千代田区霞が関3-3-1 尚友会館
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Tel:03-3591-4947

予算:1050円(昼)
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★


国会議事堂の周辺はカレー砂漠地帯と呼んでいいだろう。議事堂の敷地内には、半蔵門のガンジスのインドカレーが食べられるお店があるはずだけど、外側となると…。キャピタル東急に入っていたオリガミというオアシスが移転して以降、環境の厳しさは一段と増している。

今回取り上げる喫茶すずらんはごく普通の、いや、オシャレなお店が増えた昨今ではかえって見かけないベタな喫茶店である。おじさんサラリーマンがちょっと一服したい場合に立ち寄るのに向いている。でも上記のとおりの砂漠地帯にあることを考慮すれば、紹介に値するオアシスと呼んでもいい…かもしれない。

同店のカレー系のメニューは二つある。一つは、そのまんまのカレーライス。そしてもう一つが、僕が注文した「オムカレー」(1050円)である。名前のとおり、オムライスにカレーをかけたものだ。

おばさまに注文を告げて待つ時間は、何かのんびりとした気分に包まれる。癒されるなどとはちょっと違って、20年くらい前にタイムスリップしたような気がしてくるんだよね。店員さんの応対なり、座席の雰囲気なりが。

そんなことをボーっと考えていたら、目の前にオムライスがやってきた。ちゃんとカレーもかかっているね。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(4) | TrackBack(1) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2006年01月30日

おすすめその329 フリッツ(赤坂見附・永田町)

カツカレー洋食とんかつ フリッツ

千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー1F
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Tel:03-3500-3755

予算:1260円〜1890円
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


手頃な値段でおいしいカツカレーを食べるのって、意外と難しい。カツがおいしくてもカレー・ソースは普通だったり、カレーはおいしいけれどカツの衣がペチャッとしていたり。旨さを両立する銀座の洋食屋さんは、2000円をオーバーしてしまうのがざら…。

だから洋風とんかつを得意とするフリッツの「カツカレー」(1260円)を食べると、僕はびっくりしてしまう。とんかつ、カレー・ソース、ついでにキャベツやおみそ汁や福神漬けまでおいしい。しかも1260円と、少し頑張れば出せる値段。嬉しいじゃないの。

じゃ、勢いづいて語ってみますか。

とんかつから。なんと言ってもお肉が柔らかい口当たりで、一口めは「とろけるんじゃないか」と錯覚するほど。それを包み込む衣は、薄いのに存在感があり、それでいてサクサク感を保ち続ける。やや低めの温度で丁寧に揚げているそうだけど、それが秘訣なんだろうか。

で、このカツにかけるカレーがまた素晴らしい。続きを読む
posted by たあぼう at 19:42 | Comment(7) | TrackBack(1) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2006年01月18日

おすすめその324 オリガミ(赤坂見附・永田町)

キャピトル東急ホテルが閉鎖し、赤坂東急プラザ内に移転しました。以下の記述はキャピトル東急時代のものです。

フレッシュイチゴとオマールのカレーORIGAMI(コーヒーハウスオリガミ)

千代田区永田町2-14-3携帯地図

Tel:03-3581-9111

予算:2310円〜3234円
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★★★


柄にもなく高級そうなホテル「キャピトル東急」に潜入し、喫茶と呼ぶには豪華すぎるオリガミの席に座った。目的はもちろんイチゴ(!)のカレー。さひぐーさんにパティスリーマーブのコメント欄でご紹介いただいたからである。

カレーとイチゴを組み合わせるとはずいぶん奇抜だ。もっとも、東急ホテル・グループなら下地はある。同グループはカレーに意外と意欲的で、全国のシェフのアイデア比べをするカレー・コンテストなんてのを開いたほど。一方、オリガミで毎年恒例なのが「イチゴフェア」。フェアに新味をと考えたときに、アイデア・カレーに白羽の矢を立てたんじゃないかなあ。

さて、「フレッシュイチゴとオマールのカレー」(2800円にサービス料と消費税で3234円)を注文しよう。カレーしか頼まずに、しかもごそごそとカメラを取り出すなど、品格が足りていない客だけど、お店の方は顔色一つ変えず優しく接してくれた。

しばらく待つと、何やらにぎやかに盛られたお皿が僕のところに向かってきた。お皿が目の前に近づいて盛られたものが確認できるようになって、目が点になる。大きなオマール海老はいいとして、それを取り囲むカットされたイチゴやクルミが壮観。ライスは何か薄くピンク色になっていませんか!?

圧倒されている間にカレー・ソースが到着した。こちらは見ため普通。じゃ、覚悟を決めて食べましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 21:56 | Comment(7) | TrackBack(0) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2005年12月20日

おすすめその311 レストランピッコロ(半蔵門)

ピッコロ特製チキンカレーレストラン ピッコロ

千代田区麹町1-7 FMセンターB1
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Tel:03-3221-0235

予算:1365円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


東京カリ〜番長のブログが取り上げていたお店の所在地を見て、ショックを受けた。麹町界隈はかれこれ7年ほど野暮用で通ってきたのに、FM東京の“社食”でおいしいカレーを出していたとは知らなかった…。

反省を込めてFM東京のビルの地下へ。間違いなくランチ・メニューに「特製チキンカレー」(1365円)がありますよ。華やかな色調の店内に足を踏み入れると、場所柄か、オシャレなお姉さんとお兄さんばかり。野暮ったいスーツを着ているのは僕だけ!? みたいな。

席に着くと、どどーんと1リットル以上入っていそうな水のボトルをテーブルの上に置かれた。少し気圧されながらカレーを注文する。まずスープがやってきた後、しばらくしてカレーとライスがやってきた。ライスにはスライスしたナッツが持ってあるなど、料理も店内の雰囲気と同じように華やかだな。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 17:33 | Comment(6) | TrackBack(0) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2005年12月16日

おすすめその310 バビロン(麹町)

野菜エッグカレーBABYLON(バビロン)

千代田区麹町4-8 麹町クリスタルシティB1
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Tel:確認し忘れたので後日

予算:780円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★☆


夢民そっくりのカレーを出すお店ができていた!」

と、お友達のミクシィ日記に書いてあった。名前はバビロン。オープンしてから3週間ほどだそうだ。訪れてみると、カウンターばかり10席ほどのこぢんまりとしたお店だった。

なるほど。いたるところ夢民を意識している、というか真似している。例えばソース・ポット。わざわざ夢民そっくりなものを選んだとしか思えない。メニューだって、例えば「野菜エッグカレー」は夢民の「ポパイカレー」と具の構成が全く同じだ。

まあいいか、と適当に席に座って食券をご主人に渡す。カウンター・テーブルを眺めると、思い入れ一杯の素材を使っていると強調している。例えば卵はもみじ卵、お米はふさおとめ、タマネギは淡路島産といった具合だ。…そういえば夢民もトマトがトルコ産とか触れ回っていたなあ (^_^;)

なーんて思っていたら、「お待たせしました」とご主人がカレーを手渡してくれた。うーむ、ソース・ポットどころかキャベツが少しだけのったライスまでそっくり。続きを読む
posted by たあぼう at 17:08 | Comment(6) | TrackBack(1) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2005年12月05日

おすすめその305 シャプラ(麹町)

骨付きチキンのスープカレー本格インド料理シャプラ

千代田区麹町4-5-7 第八麹町ビル1F
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Tel:03-3261-7335

予算:900円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★〜


新宿通り沿い、麹町駅から四ツ谷駅方面へ進むと見付かるインド料理店。1年以上ぶりに訪れたら、薄暗かった店内が、明るく綺麗に改装されていてちょっとびっくり。がらっと雰囲気が変わって、以前より馴染みやすい人が多そうだ。

ランチタイムは900円ほどのセットから、1600円するかなり豪華なターリー(定食)形式までバリエーションがある。僕は「骨付きチキンのスープカレー」というカレーを選んでセットにした。お値段は1000円なり。スープカレーと銘打っているけれど、あくまでインド料理のもの。さらさらタイプのカレーと考えておけばよし。

テーブルに常備してあるアチャール(タマネギのピクルス)をちょいとつまみながらカレーを待つ。アチャールは辛さより酸味を強調していた。激辛系が苦手な僕にはありがたい。

と、カレーが到着した。写真からは見えにくいけれど、長粒米のライスが少し盛り付けてあるのが嬉しかった。ナンにくっついてしまうのが「玉に瑕(きず)」ではあるけれど。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 21:06 | Comment(1) | TrackBack(0) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2005年11月23日

おすすめその304 喜楽(麹町・半蔵門)

カレーす〜ぷ麹町喜楽 うどん匠

千代田区麹町3-1-13携帯地図

Tel:03-5215-0366

予算:850円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


7月にオープンした手打ちうどんのお店。冬季限定で「カレーす〜ぷ」(850円)なるカレーうどんを出していたので入ってみた。「いらっしゃいませ!」 夜ながら明るい店内に、お店の人の威勢の良い声が響く。

カウンターの席に着き、カレーす〜ぷを注文した。すると、注文を受けてからうどんをしっかりと作るので10数分かかるという。こしのある麺への思い入れといったところか。のんびり待つことにしよう。

お店の方はうどんと同時進行でくだんの“す〜ぷ”を作っていく。これがいい香りで、僕の期待感が高まる。長く感じられる十数分後、目の前にそのカレーうどんがやってきたのだった。炒めた野菜や生のトマトが載っていて、彩り華やかだ。続きを読む
posted by たあぼう at 20:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2005年10月28日

おすすめその291 マハラシ(半蔵門・麹町)

マハラシは残念ながら閉店してしまいました。同店のスタッフが九段で南インド風カフェ&バー敏銭戸(ヴィンセント)を営業しているそうです。千代田区九段南2−4−12 アビスタ九段ビル2階

マハラシ(スーパーミールス)Maha Rasi(マハラシ)

千代田区平河町1-7-19携帯地図

Tel:03-5276-6150

予算:650〜1600円(昼)、1500円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆(野菜カレー)
量 :★★★☆


10月25日にオープンしたばかりの南インド料理店。群馬県高崎市にあるチェンナイが姉妹店なんだそうだ。最初の3日間はディナーを2割引きにしていたせいもあって、昼・夜ともに20席あまりの店内が大混雑していた。

夜は写真を取り忘れたので、昼のメニューを主に紹介していこう。ランチは650円〜1600円まで5種類ある。メニューによってラッサム・スープが付いたり、ポリヤル(インド風野菜炒め)が付いたりと多様なバリエーションがある。僕はお店の名前を冠した「マハラシ(スーパーミールス)」(980円)を選んだ。

スーパーミールスは、野菜または肉(今日はマトン)のカレー、ポリヤル、ライスまたはナン、タンドール・チキン、サラダがそろう定食である。得にポリヤルが付くところが南インドっぽくていいなと思ったんである。

東京のランチの喧噪に慣れていないのか、現場のオペレーションはまだかなり混乱している。店主らしきインド人が「お弁当すぐできますよ〜」と声を張り上げているのに、僕の注文はいっこうに届かない (^_^;) ありゃ、後から入ってきたお客さんの注文に先に応じてしまってるよ! うーむ。そういえば前日の夜もかなり待たされたっけ。

オペレーションは今後の改善を望むしかないが、ようやく一式そろってやってきた。気を取り直していただくとしましょうか。続きを読む
posted by たあぼう at 21:45 | Comment(26) | TrackBack(5) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2005年07月01日

おすすめその217 炉○樂(半蔵門・麹町)

ランチタイムに提供していたカレーを中止したようです。カレーをご希望の場合は事前にご確認ください。

緑野菜たっぷりのカレー(うろ覚え…)炉○樂(ひのとえんらく)

千代田区平河町1-8-3携帯地図

Tel:03-3556-0027

予算:850円
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


半蔵門駅の近くに最近オープンしたお店。お店の名前が最初は全く読めなかったけれど、どうやら「ひのとえんらく」らしい。僕が地理不案内の代官山や三宿に系列店があるそうな。入口に置いてあったランチタイムのメニューに「緑野菜たっぷりのカレー」(うろ覚え…)があったので入ってみた。

黒を基調とした内装の店内、光量を落とし気味の照明…と、いかにも今どきの隠れ家っぽい居酒屋さんの作りになっている。でもまぁ、いやらしさは少なくて、バランス感覚はなかなかのものか。実際、おじさんたちの集団がいるかと思えば、一人でやってくる女性客もいる。

カウンターに座った僕は早速カレー(850円)を注文した。で、やっきてた代物を見て目を大きく見開いてしまった。たしかにカレーはあった。だけどこりゃ、緑野菜たっぷりのカレーじゃなくて、タイ風イエローカレーと緑野菜のセットじゃないか (^_^;)続きを読む
posted by たあぼう at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2005年03月29日

おすすめその165 青山からす亭(麹町・半蔵門)

ドライカレー丼青山からす亭

千代田区麹町3-10-12携帯地図

Tel:03-3239-8636

予算:950円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★


青山からす亭のドライカレー丼(950円)を食べた僕は、挽き肉から染み出るふくよかな甘みにすっかり虜(とりこ)になってしまった。

ここ青山からす亭は、大使館などが並ぶ麹町・半蔵門界隈に店を構える本格派の洋食屋さん。お客さんは品の良さそうな大人ばかりで、少し緊張する。洋食のコースが有名だけど3500円以上もする。でもありがたいことに、お昼は1000円前後のランチ・メニューをやっている。僕が注文したドライカレー丼もその一つだ。

名前からどんぶりを想像していたけれど、そこは本格派の洋食屋さんだけあってもっとオシャレな器に盛られてきた。和風スープと漬け物とともに。で、一口食べてみて冒頭のような気分になったのだ。続きを読む
posted by たあぼう at 20:40 | Comment(6) | TrackBack(2) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2005年02月28日

おすすめその142 チョウタリ(麹町・半蔵門)

野菜カレーCho-tari(チョウタリ)

千代田区平河町1-3-8携帯地図

Tel:03-3230-0202

予算:819円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★〜★★★★
量 :★★★


ネパールの宮廷カレーとタンドール料理を売りにするお店。宮廷料理とはいうものの、内装はそんなに凝ってないので安心して入れる雰囲気だ。

ランチタイムはチキン、卵、野菜、ほうれん草とチキンなどのカレーライス(819円から)や、カレーとナンのセット(924円)などがある。ここ数日、体調不良でろくなものを食べず食物繊維不足に陥っていた僕、野菜カレーとナンのセット(924円)を注文した。4段階から選べる辛さは下から2番目のミディアムにしてみた。

やってきたカレーは、写真の通りかなりクリーミーで白っぽい。なかなか見かけない色で興味が湧いてくる。さあ、食べてみよう。続きを読む
posted by たあぼう at 20:25 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2004年12月07日

おすすめその92 日向地鶏と焼酎 おはな(麹町・永田町)

カレーの取り扱いをやめてしまったとの情報をいただきました。カレーが目当ての方はご注意ください。

宮崎地頭鶏おはなカレー日向地鶏と焼酎 おはな

千代田区平河町2-4-5携帯地図

Tel:03-3264-0087

予算:880円(昼)
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★


日向地鶏を食べたこと、ありますか?

食べたことがあるあなたなら分かっていただけると思うのだけど、言葉で表現するのが難しいあの歯ごたえと、噛むたびに染み出る素朴で深い旨みに、僕は参ってしまっている。

そんな日向地鶏を贅沢に使ってカレーを出してくれるのが、おはな。基本は宮崎料理のお店なのだけど、ランチタイムに「宮崎地頭鶏おはなカレー」(880円)を出している。

やってきたカレーは、ターメリック色が弱く、やや赤色が強め。トマトでも入れてあるのかな? お椀ものなどが一緒にあることで、かえって新鮮な印象を受ける。さて、いただいてみようか。続きを読む
posted by たあぼう at 19:13 | Comment(2) | TrackBack(1) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2004年11月16日

おすすめその76 プティフ・ア・ラ・カンパーニュ(半蔵門・麹町)

チキンカレープティフ・ア・ラ・カンパーニュ

千代田区一番町8-13携帯地図

Tel:03-3234-4416

予算:1250円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


これからシノギでちょいと大変な時期に入るのに、本格的に風邪を引いた。鼻水が止まらないわ、悪寒がするわで困ったもんだ。正直ブログを書いていること自体がしんどい…。

それはさておき、今日は長い名前のお店、プティフ・ア・ラ・カンパーニュである。名前から想像できるように欧風カレーの店。通りからちょっと奥まったところに店を構えているので、隠れ家っぽい。ただし、昼時は外に椅子が並んでいて行列ができているのですぐ分かると思う。

ここは神保町ボンディの流れを汲む。ソース・ポットといい、メイクイーンのジャガイモが一緒に出てくることといい、堅めに炊いたライスといい、ほとんどご本家ボンディそのまんま。だからもちろん味もボンディと同じ。続きを読む
posted by たあぼう at 21:01 | Comment(11) | TrackBack(3) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2004年11月08日

おすすめその70 仙坐花壇(半蔵門)

インディー・ランチ仙坐花壇(せんざかだん) 麹町店

千代田区麹町2-14携帯地図

Tel:03-3264-9909

予算:1050円(昼)
味 :★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


昼時に半蔵門ということで、「ガンジスにでも行くか」と思って歩いていたら、その途上に見慣れぬお店を見つけた。その名は仙坐花壇。「達観した仙人さえも座りたくなるほど見事な花壇」ということらしい。10月26日にオープンしたのだという。本店の所在地は弘前市

ランチのメニューを見ると…「中華」、「イタリアン」、「インディー」。うーん、まるでファミリー・レストランのようなそろえっぷり。僕はその活発な姿勢を買って、入ってみることにした。ただし、さほど期待はせずに。

照明を控えめにした店内は、今時の小洒落たダイニング・バーといった印象。僕は早速、インディー・ランチ(1050円)を注文した。これはインド風のチキンカレーと、ライスまたはナンの組み合わせ。タンドール釜を期待するわけにもいかないので、ライスを選んでおく。

ところが数分待ってやってきたカレーを見て、僕はちょっと驚いた。ちゃんとした北インドのカレーになっている。続きを読む
posted by たあぼう at 19:08 | Comment(9) | TrackBack(1) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2004年10月06日

おすすめその44 アジャンタ(麹町)

マトンアジャンタ

千代田区二番町3-11携帯地図

Tel:03-3264-6955

予算:1500円〜2000円(昼) 5000円〜(夜)
味 :★★★★☆
辛さ:★(野菜と豆)〜★★★★(マトン)
量 :★★★☆


日本で2番目に古いらしいインド料理店。いろんな人が紹介しているから今さら僕が賞賛する必要なんかないかも。だけど、やっぱり100のお気に入りの中には入れておきたいお店の一つだ。

ランチは1500円または2000円。はっきり言って敷居が高い。日本テレビ社員か近所の外交官だけを相手にしているかのような値付けだ。でも、文句を言っても始まらない。今回は1500円のほうを頼んだ。カレー2種類と、ライスまたはナンのセットである。カレーは「マトン」と「野菜と豆」(サンバル)を選んだ。この二つとキーマ(挽き肉のカレー、ドライタイプ)あたりが、「アジャンタらしい味」を分かりやすく表現してくれていると思うので。

野菜と豆まずはマトンから。肉の香り、食感がとにかく絶品だ。しかも相当辛い。アジャンタ出身のシェフのお店を除くと、これだけ辛いマトンカレーを出すお店はほかにないんじゃないかなあ。アジャンタのマトンに惚れ込んでしまう人が多いのもうなずける。

続いては野菜と豆。僕はこれがお気に入りなんである。久々に食べたのだけど、「そうそうこの味だったよな」と思わずにっこりしてしまった。豆の食感を感じつつも、ドロドロになっていないバランス感覚が見事。ナスがかなり入っているおかげで、辛いマトンカレーで熱くなった体を程良く冷やしてくれるのもよい。続きを読む
posted by たあぼう at 21:30 | Comment(28) | TrackBack(5) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2004年10月05日

おすすめその43 ガンジス(半蔵門)

ガンジス

千代田区麹町2-14-1携帯地図

Tel:03-3234-5220

予算:920円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


カレー好きのくせに、お恥ずかしながら僕はインドに訪れたことがない(編注:2006年4月に訪問しました)。そのくせ、中国やフィンランド、イスラエルなどでインド料理を食べている。海外で食べるたびに素朴な疑問が湧いてくる。この味、一般的な日本人はおいしいと思うかなあ?

…いや、僕はおいしいと思いましたよ、カレー好きだから。特に北京の香味廊(金都假日飯店内)のナンは、これまで食べた中で最高のナンだったと思う、たぶん。でも、カレーの味は、東京の多くのインド料理店の味とどうも違う気がするのだ。

こんなことをだらだら書いたのは、今回取り上げたガンジスにも同じ志向を感じているから。チキン、マトン、野菜、週替わりのオリジナル…。どのカレーも東京のほかのインド料理店の味と違う。かなり独特だ。

ライスもそうだ。長粒米を使っているお店はほかにもたくさんある。でも、ここまでパラパラに炊いているお店にはなかなかお目にかかれない。顔をしかめる日本人もいるんじゃないかと思うほど(もっとも、ナンで食べているお客さんが多いから気付かれていないかもしれない)。いや、僕は気に入っているんだけどね。

考えてみると、このあたりは大使館の多いところ。上流階級らしき外国人のお客さんがかなりいるんである。日本人より彼らの味覚に合わせているのかも。いや、これがインド本場の味なんだろうか? そんなわけでガンジスのカレーを食べるたびに、僕は「インドに行ってみないとなあ」という気分になるのだった。続きを読む
posted by たあぼう at 23:31 | Comment(8) | TrackBack(2) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

2004年09月07日

おすすめその15 M's Dining 斎(半蔵門・麹町)

地鶏のカレーM's Dining 斎(エムズ・ダイニング・さい)

千代田区平河町1-8-11携帯地図

Tel:03-3262-3281

予算:900円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


分類が難しいお店。フランス料理っぽいものがあり、ピッツァやパスタがあり、おまけにナシゴレンなどもある。強いて言うと洋食屋さんなのかな?。

素晴らしいのは、これだけ種類がありながら外れの料理がないこと。本格志向ではないけれど、日本人の味覚に合った、しかも家庭的な雰囲気の料理に仕立ててくれているのが嬉しい。値段もこのあたりではかなりリーズナブルと思う。

ランチタイムだけやっているカレーもまた然り。トマトをふんだんに使ったルーが、程良い酸味と辛味でとても美味しい。つまり欧風に分類したけれど、ボンディ型の欧風カレーとは別物である。

具は地鶏、野菜、シーフードの3種類から選べる。量は女性向けなので、男性なら大盛りを頼んだ方がいいかもしれない。続きを読む
posted by たあぼう at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(麹町/半蔵門/永田町)

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan