2012年07月28日

おすすめその740 Royal Indian Dining(六本木一丁目)

ラムビリヤニロイヤルインディアンダイニング

港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー3階

Tel:03-3505-9936

予算:1300円くらい(カレー単品)〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★☆


インド料理店が増える一方の東京。探すのに苦労しなくなったようで、そうでもない気もする。今度は沢山のお店がある分、「目立たないけれど実はおいしいお店」を見つけるのが難しくなったように思う。僕が知らない良心的なお店が、東京のあちこちでいくつも埋もれているのだろう。

今回訪れたRoyal Indian Diningも、そんな「実はおいしいお店」の1つじゃないだろうか。場所は六本木一丁目、ビジネスパーソンが多く集まる泉ガーデンタワーに入っている。お店の入口周辺はセットメニューやビュッフェ、あるいはランチタイムのお弁当の案内が目立っていて、単品のメニューはどんなものがおすすめなのか分かりにくい。

実は同店は、バスマティ米(インドの高級香り米)を使ったビリヤニ(インド風炊き込みご飯)を提供している。しかもランチタイムのお弁当にもビリヤニをさりげなく紛れ込ませていた。もっとも、ほとんどの人はビリヤニを素通りし、カレーとナンがセットになったお弁当に手を伸ばしていたけれど(^_^;)

そんな光景を見かけて以来、一度ビリヤニを味わっておきたかったんである。お店を訪れると、すぐにメニューを手に取り、ビリヤニの存在を確認した。うん、チキンとラムがあるね。今回はラムで行ってみようか。

一緒に注文したインド風カクテルの「チャイマティーニ」をちびちびと飲みつつ、店内の大型液晶テレビで流されている五輪の日本−スペイン戦を観戦しながら、ビリヤニの到着を待った。勝ったことを知っているのに、決定機に惜しくもゴールを割れなかったシーンを見ては頭を抱えるなど、傍から見たらかなりおかしな人になっていた。おっと、お目当てのビリヤニが来ましたよ。続きを読む
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2010年12月20日

おすすめその733 DIYA(六本木)

本日のビリヤニ(マトン)DIYA(ディヤ)

港区六本木6-10-1
六本木ヒルズヒルサイドB1 (広域

Tel:03-6438-1177

予算:900円〜1400円くらい(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★〜★★★★
量 :★★★〜


数年ぶりに慶應義塾大学の国分良成先生(法学部長)にお目にかかる機会を得た。日中関係がギクシャクしているさなかだけあって、現代中国論を専門にする国分先生のもとに問い合わせが殺到しているそう。しかも日本人以外からの問い合わせが多いのだとか。

そんな多忙な国分先生が最近インド系の知人と食事を共にして、双方が気に入ったというお店が六本木ヒルズにある。それが今回紹介するDIYA(ディヤ)だ。僕も以前に訪れたことがあって、「ビリヤニ(インド風炊き込みご飯)をランチタイムに食べられるお店」と認識していた。ところが、いつか取り上げようと思いつつ、何となく先延ばししてきた。それなのにひょんなところで話題に上がったのは、きっと紹介しろというお告げなのだろう(笑)

こう考えた僕は、昼時に六本木界隈に出向く用事ができたのを幸いに、道に迷いながらDIYAを訪れた。え、一度訪れたのに分からないのかって? すみません、DIYAの近くに構えるバリカフェ プトゥリを含めると4回は来ているのに、いつまで経っても「ヒルサイド」なる場所を把握できないんです、僕。

それはさておきDIYAである。店内はモダンな内装でオシャレな雰囲気。小さめながら個室も用意しており、様々なシチュエーションで利用できそうだ。それでいて料理の値段は昼夜とも割高感はないのが嬉しい。ランチであれば、オーソドックスなカレーのセットが900円から。僕が注文した「本日のビリヤニ」も1380円で楽しめる。

この日のビリヤニの具は、野菜またはマトン。僕はマトンを選んだ。きっとチキンなどを選択できる日もあるのだろう。

ビリヤニは注文してから食べられるまでにやや時間がかかる。これは仕方ないところだろう。しばらく待った末に、インド人店員さんがビリヤニを運んできた。あ、上野のマントラと同じ容器だ(^_^;) やはり姉妹店なんだろうな。さあ、いただくとしますか。続きを読む
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2009年01月13日

おすすめその657 AGARY(広尾)

チェンマイ風ココナッツカレーヌードルAGARY

港区南麻布5-15-25携帯地図

Tel:03-5447-2610

予算:2000円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


僕と同じヤクザな稼業とは信じられないほど、上質なライフスタイルが似合うシノギの同僚がいる。グルメさんなので時々お店に連れていってもらうのだけど、その多くは広尾や西麻布にあるお店。選ぶ場所から上質感が漂う(笑)

今回取り上げたAGARYも、グルメさんが紹介してくれた一店だ。高い天井に、モダンな東南アジア風味の家具やテーブルが並ぶ。その雰囲気のとおりアジアンダイニングをうたっており、東南アジア系の料理を幅広くそろえる。

カレーはタイ系が主体だな…とメニューを眺めていたら、少しマニアックなものが目に入った。「チェンマイ風ココナッツカレーヌードル」(950円)である。現地でカオソーイ、カウソイなどと呼ばれる料理だ。タイ料理店ではともかく、オサレなダイニング系では珍しいだろうから、これにしようか。

ガドガドヌードルが来るまでは、グルメさんとビールを飲みつつ、ガドガド(インドネシア風温野菜サラダ、950円)をいただいて待つ。気のいいグルメさんはどこでも人気者。ここでもオーナーさんが挨拶にいらした。見習いたいものです。

…などとガドガドを頬張りながら考えていたら、見た目にも豪快なカオソーイがやってきましたよ。食べ応えがありそうだ。続きを読む
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2008年12月10日

おすすめその648 バリ カフェ プトゥリ(六本木)

チキンカレーランチバリ カフェ プトゥリ

港区六本木6-10-1 六本木ヒルズヒルサイドB1
携帯地図

Tel:03-5786-7795

予算:1050円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


「六本木ヒルズは丘に建っているんだなあ」

そんな当たり前にも思えることを、いまさらのように「お上りさん」の僕が実感したのは、インドネシア料理店を探していてのことだった。B1という表記から、てっきり暗い地下だと思い込んでうろついていたら大間違い。けやき坂側の地上はヒルズ表記では地下だそうで。あちゃー。

こうして迷った末にたどり着いた「バリ カフェ プトゥリ」は、バリ様式のカフェを標ぼうしている。赤坂のジュンバタンメラと同じ系列で、メラと同様にインドネシア系の店員さんが応対してくれる。土地柄とカフェらしい明るい雰囲気が相まってか、女性のお客さんで賑わっていた。

ランチタイムは1050円程度で楽しめる定食形式のメニューをいくつか用意している。カレーは1種類だけあった。したがって、僕の注文は自動的に「チキンカレーランチ」で決まり。食後のドリンクが付くセットのため、お約束としてバリコーヒーを注文した。

賑わっていたこともあり、注文してからはやや待ち時間が長かった。にしても女子率高いなぁ。おじさんサラリーマンには少し居心地が悪いかもしれない(^_^;) そのばつの悪さに慣れてきたところに、いかにもカフェらしい美しい器に盛られたカレーとライスがやってきた。続きを読む
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2008年11月02日

おすすめその639 cafe SINGAPURA(六本木・麻布十番)

マレーシア風ブラックカレーcafe SINGAPURA

港区六本木6-8-22携帯地図

Tel:03-3478-9655

予算:900円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


「六本木ヒルズ近くのシンガポール料理店」といえば、僕には海南鶏飯食堂の印象が強い。ところが知らぬ間にもう1店できていた。お店の名前はcafe SINGAPURA。中目黒のFive Star Cafeの姉妹店である。

オサレな南洋風のたたずまいで、女性的な印象の海南鶏飯食堂と対照的に、cafe SINGAPURAからは男性的な印象を受けた。力強く「歓迎光臨」(中国語でいらっしゃいませの意)と書かれた漢字の看板や、僕が入店した時の1Fカウンターは店員・お客さんともほとんど男性だったことに影響されたのかもしれない。

あ、お店のために付け加えておくと、決して男ばかりでむさ苦しい雰囲気というわけではない。内装にも配慮が行き届いているし、テーブル席のある2Fから、女性客のグループの楽しそうな声がなかなかのボリュームで響いてきた。

僕が訪れたランチタイムは、カレーのほか、シンガポール料理でおなじみの海南鶏飯、ラクサ(シンガポール風カレー麺)などから一つを選ぶ仕組みとなっている。カレーは1種類だけで、僕が訪れた日は「マレー風ブラックカレー(キーマ)」(900円)だった。ただし、毎月か、あるいはもう少し長めの頻度で変えているようだ。

ラクサも魅力的ではあるけれど、今回はこのブラックカレーとやらに挑戦してみた。果たして、どのような味でしょうか。続きを読む
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2008年10月19日

おすすめその637 フィヨルド(六本木・麻布十番)

クラシックベーコンとヨーグルト チーズカレーフィヨルド

港区六本木6-15-22携帯地図

Tel:03-3405-8573

予算:1000円〜5000円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


フィヨルドは六本木ヒルズの裏手、けやき通り沿いにあるお店。北欧をイメージする名前にもかかわらず、カレーの種類が充実している。話が前後してしまうけれど、10月10日に放映された「大人の自由時間」への出演依頼を僕がいただいた際に、担当の方とここでお会いした。

ランチ、ディナーとも、おいしいカレーを楽しめる。ただし、フィヨルドならではの味を知りたいと思う探求心の強いあなたなら、ディナーに訪れるのをおすすめしたい。工夫を凝らしたカレーライスが3種類ほど用意してあるからだ。

僕が今回注文した「クラシックベーコンとヨーグルト チーズカレー」(1600円)もその一つ。名前からはどんな味になるのか、想像が付きにくいよね(^_^;)

店内は、落ち着いたセピア色でまとまっていて居心地が良い。凝ったメニューは完成までにちょいと時間がかかるものの、本か何かを携行していれば気長に待てる雰囲気だ。僕らのように会話が主な目的である場合にはちょうどよかった。

おっと、サラダ、卵とともに、見た目にも凝ったカレーライスがやってきましたよ。いただきます。続きを読む
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2008年08月19日

おすすめその622 デヴィフュージョン(六本木一丁目)

サグ マトンDevi Fusion(デヴィフュージョン)

港区六本木3-3-15携帯地図

Tel:03-5570-4335

予算:950円〜(昼)、2000円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★〜★★★☆
量 :★★★


「欧米にありそうなインド料理店」というジャンルを設けるとすれば、都内にあまたあるインド料理店の中でも際立つ存在なのがデヴィフュージョン。品川のデヴィコーナーの姉妹店だ。

店内には、日本人にとっては大きめのテーブルや、背もたれ部分の緑色が鮮やかな椅子が並んでいる。ともに欧米仕様だ。インド人の店員さんも、明らかに日本人の外見の僕らに英語で話しかけてくる。さらに六本木という場所のイメージも重なり、欧米の雰囲気で満ち満ちている。

もっとも、欧米の雰囲気に気圧されなければ、使い勝手の良いインド料理店と言っていいはず。北インドのごちそう系カレー、タンドール料理、そのほかのスナック類が過不足なくそろっている。

シノギの元上司と一緒に訪れた今回は、スナックやタンドール料理を食べた後に、2種類のカレーを頼んだ。一つは「サグ マトン」(ほうれん草とマトンのカレー、1350円)、もう一つはクリーミーなエビのカレーという「プラウン マサラ」(1470円)である。もちろんナンも注文した。

店員さんは、注文の際も相変わらず英語を使い続けてきた。注文だけだから決して難しくないのだけど、英語が苦手な僕は少し緊張した(^_^;) 無事に注文どおりのカレーがやってきた時には、正直ほっとした。続きを読む
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2008年04月07日

おすすめその599 ニルヴァーナ ニューヨーク(六本木・乃木坂)

キューブカットのラム肉カレー 南インドスタイルNIRVANA NEW YORK(ニルヴァーナ ニューヨーク)

港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン
携帯地図

Tel:03-5647-8305

予算:2000円〜(昼)、7000円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


M・R・Sという企業をご存じですか? その名前は聞いたことがなくても、「タイスキ」を定着させたコカレストランや、丸ビルのマンゴツリー東京の運営会社と聞けば、ピンと来る方も多いんじゃないかな。

東京ミッドタウンのニルヴァーナ ニューヨークも、M・R・Sが営むレストランの一つだ。他のM・R・S系のお店と同様に、スタイリッシュなフロアでエスニック料理を提供する。ランチタイムはテラスの青々とした芝生を眺めながら、ビュッフェを楽しめる。照明をぐっと落としたディナーは、創作的なインド料理をゆったり味わえるスペースとなる。

アペタイザー6種盛り合わせ料理への期待感を増大させるストーリー・テリングの巧みさも、いかにもM・R・Sらしい。「ニューヨークの伝説のインド料理レストランが東京に復活」などと聞かされれば、一度は味わってみたくなるよね。オープンしてから1年近く経過した現在でも、ディナー・タイムがかなりのにぎわいを見せているのも納得だ。

夜にお友達と訪れた今回は、アラカルトで注文した。が、どれもメニューの名前がやたら長くて覚えられない。正確ではないことをお許しください。まず、「アペタイザー6種盛り合わせ」(2500円)と「鴨のローストとリンゴ、くるみのサラダ インディアンチャツネのドレッシング」(1600円)を頼んだ。

鴨のローストとリンゴ、くるみのサラダ インディアンチャツネのドレッシング前者は、ガラスの器に美しく盛り付けられた6品。これがニューヨーク・スタイルというわけですか。インド料理をベースに欧風のアレンジが加えられていたり、その逆があったりとなかなか楽しめる。中でも海老のマリネが印象に残った。

後者のサラダは、名前のとおりの具材に、インド風のドレッシングがかかっているものだった。といっても強烈にスパイシーなものではなくて、やっぱりフレンチかイタリアンの感覚に近い。鴨のローストは弾力があっておいしかったな。

ベジタブル&マッシュルームビリヤニおなかを慣らしたところで、カレーに移ろう。インド風炊き込みご飯の「ベジタブル&マッシュルームビリヤニ」(2200円)と、シェフのおすすめという「ラム肉カレー 南インドスタイル」(すみません、値段を忘れてしまいました。2000円台だったような…)を注文した。南インドスタイルとのカレーなら、ライスが合うかな。そう考えてバスマティ・ライス(高級香り米)を頼んだ。

前菜と一緒に先に注文しておいたビリヤニからご到着だ。それでは、いただきます。続きを読む
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2007年11月05日

おすすめその546 ほろほろ(六本木一丁目)

復活!特製 六本木のカレーうどん小料理 六本木ほろほろ

港区六本木3-4-15携帯地図

Tel:03-5563-0808

予算:850円〜
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


お昼時、カレーを求めて泉ガーデン周辺をさまよっているうちに、小料理屋さんの前を通りがかった。「カレーうどん」の文字が書いてある。へええ、こんな細道で営業しているとはね。派手なイメージが強い六本木界隈は意外と奥深い。入ってみますか。

店内は小料理屋さんらしい和風のたたずまい。10人も入るといっぱいという印象だ。小粋という言葉がぴったりの雰囲気の中、BGMにジャズが流れていた。このあたりは現代的だな(^_^;)

カウンター越しの壁に目をやると、「復活!特製 六本木のカレーうどん」という文字が書かれた紙が誇らしげに貼ってあった。背後の事情をよく知らないけれど、好評につき復活したということか。

ランチは潔くカレーうどん一本槍らしい。小鉢とご飯が付いて850円なり。麺の大盛りが100円増し、トッピングのとんかつを注文すると200円増しになる。僕はシンプルに普通盛り、トッピングなしで頼んだ。

しばらく待つと、綺麗なお盆が目の前に置かれた。その上には、カレーうどん、小鉢、小さめの器に盛られたご飯がそろっている。コーンの黄色や青菜の緑色のおかげで、カレーうどんが華やかに見える。では、いただきます。続きを読む
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2007年10月10日

おすすめその536 タフィア(六本木・広尾・表参道)

コロンボ(小)ラム酒と喫茶 タフィア

港区西麻布2-15-14携帯地図

Tel:03-3407-2219

予算:1000円(コロンボ単品)
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★☆


さる10月9日は、キューバ革命の指導者チェ・ゲバラの命日だった。しかも今年はちょうど没後40年。現地では今なお根強い人気があるそうで、記念で発売された写真集が売れ行き好調らしい。

この写真集を東京で見る機会に恵まれた。場所は今回取り上げる「タフィア」である。タフィアは多種のラム酒をそろえる西麻布のお店。二人のおねえさんが営んでいる。写真集の入手方法はというと、おねえさんたちが現地を訪れ、ラム酒や食材を仕入れるついでに買ってきたんだそうだ。

さて、タフィアにはカレー好きの目を引く食事メニューがある。名前は「コロンボ」。本来はミックス・スパイスを意味する言葉で、カリブ海のマルティニーク島あたりでよく使われるそうだ。タフィアではこれをアレンジして、カレーとよく似た料理として出している。

お店のおねえさんによると、「本当はカレーじゃないんです」。とはいうものの、似ているのも確かだそう。例のごとく柴田書店さんは「カレーのすべて」に収録している。それなら僕もと思って、「平和な革命を起こしたい」と語るお友達と訪問したんである。

コロンボの小サイズ(1000円)を注文した後は、ラム酒を…といきたいところ。でもこの日は何杯か飲んだ後だった。それで自重してカクテルのモヒートにしておいた。ミントの葉の香りがすがすがしく、女性にもおすすめと思う。

お、コロンボがやってきましたよ。続きを読む
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2007年06月03日

おすすめその490 チュングエン・ダイニング(乃木坂・六本木)

COM CHIEN CARI(ベトナム風ドライカレー)チュングエン・ダイニング
(TRUNG NGUYEN DINING)

港区六本木7-3-14 東海ホワイトビルB1
携帯地図

予算:1150円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


ここ数日、東京ミッドタウンを訪れては「ああすごい行列だ…」とため息をつき、食事するのをあきらめている。高級インド料理店のニルヴァーナの前も、午前11時台にはずらっと人が。インド料理に2時間待ちの行列ができるとは…。話題性やコンセプトの力をまざまざと感じさせられた。

10分待っても動かない行列に並び続ける根性がない僕は、この日も周辺に繰り出すことになった。近くにもレストランがいっぱいあるからだ。でも、ほかのお客さんはあまり流れていない様子。話題のミッドタウンのレストランで食べる“経験”こそが大切なんだろうな。

僕が目指したお店はベトナム料理店のチュングエン・ダイニングである。3年ほど前に「Hanako」誌上で絶賛されたことがあるお店だ。外苑東通りには面しておらず、脇道に入ったところにあるため少し気が付きにくい。あらかじめミッドタウンの対岸を歩いておきたい。

料理はフォーや春巻き、お好み焼きなどなど、定番を一通りそろえている。僕はカレーを食べないといけないので(苦笑)、「COM CHIEN CARI」(ベトナム風ドライカレー、1150円)を注文した。

手際よく作ってくれるらしく、さほど待たずにドライカレーがやってきた。ほお、ピラフ状になっているんだ。続きを読む
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2007年05月31日

おすすめその489 香妃園(六本木)

カレー肉飯香妃園

港区六本木3-8-15携帯地図

Tel:03-3405-9011

予算:1050円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


香妃園は六本木で数十年にわたり営業を続ける有名な中華料理店。現在の場所に移ってからは、さほど年数が経過していない。それでも店内に足を踏み入れると、どこか歴史を感じさせる重厚さが漂う。

席に付いてから手渡されるメニューにも重厚感がある。中を見れば、見慣れたものから知識がないものまで、漢字で書かれた料理名がいくつも並んでいる。僕はもちろん、カレーという漢字を探す。

カレーライスものは二つ選択肢があった。「カレー肉飯」と「カレー牛肉飯」である(ともに1050円、メニュー上の表記は中国漢字)。中国で単に肉と言うときは豚肉を指すので、前者はポークカレーというわけだ。僕は前者のポークカレーを選んだ。

料理がやってくるまでの時間は、中国茶でも飲みながらじっくり待とう。喫茶店であればいいお値段を取られそうな美味しいお茶だ。無料で飲めるお茶にも配慮が行き届いているあたりが、このお店を有名にし続けているんだろうな…などと考えていたら、カレー肉飯がやってきた。いただきます。続きを読む
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2006年07月17日

おすすめその385 ブカラ(六本木一丁目・麻布十番)

IQカレー(立川談志風)BUKHARA(ブカラ)

港区麻布台3-4-14携帯地図

Tel:03-3583-0577

予算:1600円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★〜


カラーズオブインディアと同じビルの2Fに入っているインド料理店。お店の名前は現在はウズベキスタンにある古都ブカラ(ブハラとも)から取っていると思われる。

ブカラに訪問経験がある僕は、少し興奮しながらお店の由来をインド人ウェイターに尋ねた。でも残念ながらウェイターから答えは得られなかった。それでもブカラがイスラム教の聖地であることを意識してか、ハラール・フード(イスラムの教えに則った食べ物)を使った料理だとのこと。

渡されたメニューを眺めると、いきなり「IQカレー(立川談志風)」(1800円)の文字が飛び込んできた。やられてしまった。羊のブレイン・マサラ(脳みそカレー)のことだろう。それを脳みそと呼ばず、モナカカレーの立川談志師匠の名を出すセンス。

思わず頼んでしまう。併せて、ウェイターおすすめの「ガーリックナン」(400円)と一緒に注文した。見た目にもスパイス感を漂わせる赤々としたカレーがやってきた。では、食べてみましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 20:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(六本木/西麻布)

2006年07月16日

おすすめその384 カラーズオブインディア(六本木一丁目・麻布十番)

残念ながら閉店しました。

カラーズランチカラーズオブインディア(Rosehip Cafe)

港区麻布台3-4-14

Tel:03-5545-7182

予算:1000円くらい〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


「都会の真ん中なのに交通の便が著しく悪い」という麻布界隈のイメージを、今なお引き継いでいるのが麻布台あたり。六本木一丁目、六本木、麻布十番の間くらいで、しかも「台」という地名に相応しく、どこからも坂の上にある。

そんな歩くと疲れる界隈にも個性的なインド料理店が2軒ある。しかも同じ建物の1Fと2Fに入っており、それぞれが我が道を歩んでいる。まずは1Fのカラーズオブインディアを取り上げたい。カフェ風の外見で「Rosehip Cafe」なる別名を持つが、麹町のアジャンタと関係が深いお店なのだ。

実際、アジャンタのレシピに忠実なインドカレーを味わえる。でもそれよりもおすすめしたいメニューは「カラーズランチ」(1000円)である。写真のとおり、アジャンタの名物の一つであるドライタイプのキーマカレーの上に、海苔と目玉焼きが載った代物なのだ。続きを読む
posted by たあぼう at 19:58 | Comment(13) | TrackBack(1) | 〃(六本木/西麻布)

2006年04月24日

おすすめその373 CYCLO(六本木)

ベトナム鶏カレーセットVIETNAMESE CYCLO(シクロ)

港区六本木6-6-9携帯地図

Tel:03-3478-4964

予算:1000円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


六本木通りから一本南側に入った通りにピラミデという名のオサレなビルがある。その名の通り三角錐の建造物が中庭に建っていて高級ブティックや高級イタリア料理店などが軒を連ねる。

シクロ店内今回取り上げるベトナム料理店のCYCLOも、ピラミデビルを彩る高級テナントの一つ。エスニックかつモダンで洗練された雰囲気の店内は、ディナー・タイムには結婚式の2次会などによく使われるそうだ。

ところが。ランチタイムはそのオサレな空間で、割とお手頃な値段でちゃんととしたベトナム風カレーが楽しめるんである。その名も「ベトナム鶏カレーセット」(1000円)。カレーとライスのほか、生春巻き、揚げ餃子、本日の前菜に中国茶がセットになっている。

注文したら、先にやってくる中国茶をすすりながら待とう。お茶は白磁っぽい急須に入れてきてくれる。たっぷりあって安心して飲めるな…と思ったら、あっという間に一式やってきましたよ。ニョクマムの香りを軽く漂わせたカレーの味は…続きを読む
posted by たあぼう at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(六本木/西麻布)

2006年03月05日

おすすめその347 キッチンれん(六本木)

牛フィレカレーキッチンれん

港区六本木3-9-12 源氏ビル1F (携帯地図

Tel:03-3475-5755

予算:900円
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★


牛フィレといえばごちそうの象徴的存在の一つ。外食で、それも六本木のお店で食べるとなると、相当な出費を覚悟しないといけない。

そんなぜいたくを少しだけ体験したいと思ったあなたには、庶民的な洋食屋さんのキッチンれんがおすすめだ。フィレのステーキの定食が2000円台で楽しめる…ってこれも高いか。でも、フィレ入りのカレーなら、なんと900円で楽しめる。

深夜10時過ぎに訪れたにもかかわらず、そこは六本木。店内は様々なお客さんがいた。

「俺ってアウトローなんですよ」と女性にアピールしている、いかにも善良そうなお兄ちゃんがいるかと思えば、「近所に住んでいるの?」と聞きたくなるほどラフな格好のおじさんも。おじさんは黙々とライス大盛りのエビフライ定食を食べていた。

ひととおり観察が終わったところにカレーがやってきた。褐色というよりも黄土色の方が近い、変わった色のカレー・ソースが特徴的だ。ではいただきます。続きを読む
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2006年02月05日

おすすめその331 サムラート(広尾・六本木・乃木坂)

3カレーセット西麻布サムラート

港区西麻布4-3-2 田丸ビル1F
携帯地図

Tel:03-5778-3458

予算:935円〜(昼)、1800円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★〜★★★★
量 :★★★


その昔には「ぴあ ランキン'グルメ」のカレー編でベスト10入りを果たすなど、定評のあるインド料理店チェーン。近年になってとみに増殖していて、食券式で割安メニューを設定したカレーハウスを含めると、都内に15店もある。今回は夜に西麻布店を訪れた。

夜にもセット・メニューを用意している。僕はそのうちの一つ、「3カレーセット」(1800円)を注文した。カレー3種とナンまたはライスが付くもの。カレーは豆、ほうれん草とマッシュルーム、バターチキンの3種を選んだ。一緒にガーリックチキンも頼んだ。

お友達と訪れていたため、カレーをシェアするつもりだった。お店の方は心得たもので、こちらが言わなかったのにナンを切り分けて持ってきてくれた。それと、少し時間がかかったからだろうか。ラッシーまでおまけしてもらった。

こういったソツがない接客ぶりはさすがインド料理店だなあ。チェーン店になっても変わらないとは…と変な感心のしかたをしつつ、いただくとしますか。続きを読む
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2005年08月14日

おすすめその246 嶮暮帰(六本木・広尾・乃木坂)

チキンティカマサラ嶮暮帰(けんぼっけ)

港区西麻布4-11-28携帯地図

Tel:03-3498-7080

予算:3000円〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆〜
量 :★★★★


このお店に訪れるのは7年ぶり。西麻布にあまり縁がないうえ、高級かつインド料理店らしからぬ雰囲気のため、敬遠していたからである。お友達が同行してくれることになって、今回久々に再訪した。

白を基調とした店内で、壁にはインドをテーマにしたモダンな絵画がかかっている。このインド料理店らしからぬ雰囲気は、おぼろげな記憶とほとんど変わらない。おすすめが「ジンガディール・バハール」(大正エビのグリル、2730円)のところも変わらない。

変わらないところに少し安心感を覚えつつ、サラダ(525円)、大正エビのグリル、カレーの「チキンティカマサラ」(1785円)と「ミックスベジタブル」(1785円)、それにナン(420円)を2枚注文した。…値段が高いところも変わらないな (^_^;)

サラダ、続いて大正エビのグリルをいただく。大正エビのグリルは辛さをいたずらに強調せず、マサラの香りを品よく楽しませてくれる一品。エビそのものも肉厚で美味しい。これだけで満足感を得てしまいそうになるが、もちろんカレーも忘れてはいけない。続きを読む
posted by たあぼう at 01:00 | Comment(11) | TrackBack(1) | 〃(六本木/西麻布)

2005年06月14日

おすすめその208 キュイボンヌ(六本木)

トマト&チーズCuit Bonne(キュイボンヌ)

港区六本木7-13-6携帯地図

Tel:03-6447-2704

予算:945円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


永代通りと新大橋通りの交差点の近くにあるカレー屋さん。階段から見える入口の印象はちょっとぜいたくだけど、気にせずに入っていこう。照明を落とした店内で、ボンディの流れを汲む欧風カレーとお酒が楽しめる。

もっとも、キュイボンヌはボンディとちょっと違うところがある。まずはメニューを見てみよう。やや庶民的な土地柄に合わせているのか、値段が心持ちリーズナブルなのだ。例えば、僕が注文したトマト&チーズは1050円。チーズだけなら900円台になる。ランチタイムはさらに100円くらい安くなっている。

もちろん、違いは値段だけじゃない。カレーを口に入れてみるとよくわかる。続きを読む
posted by たあぼう at 20:38 | Comment(8) | TrackBack(3) | 〃(六本木/西麻布)

2005年03月25日

おすすめその161 Rojak(六本木)

残念ながら閉店してしまいました。

ターリー(アンチョビトマトカレー、海老のココナッツグリーンカレー)Rojak(ロジャック)

港区六本木6-10-1携帯地図

Tel:03-3409-6764

予算:1200円(昼)、
ひと通り飲み食いして4000円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆(トマト)〜★★★☆(海老)
量 :★★☆


オサレ家具ショップ「IDEE」が運営するオーガニック・エスニック料理店。アジア系家具を扱うIDEE Pacificの地下にあって、いかにも隠れ家っぽい雰囲気を演出している。こういう露骨な隠れ家っぽさ(なんか矛盾している)はあまり好きではないけれど、それでもここのカレーが僕は好きだ。

開店時刻の12時に早速お店の中へ入る。木を主体とした家具に温かく電球色の光が照らしている。壁の近くには南洋をイメージした植物が飾ってある。うーん、オサレ家具を扱うお店だけあってカッコいい。何年か前からあまりレイアウトを変えていないけれど、いっこうに古びた印象を受けない。

さて、カレーである。ランチタイムはターリー(定食)形式(1200円)を採用していて、2種類のカレーが楽しめる。今日は「アンチョビトマトカレー」と「海老のココナッツグリーンカレー」とのこと。アンチョビ…なかなか面白そうだ。また、ライス、タイ米のターメリック・ライス、ピタパンから選べる。珍しいだろうとピタパンにしてみた。

ここは注文してから出てくるまで結構時間がかかる。待ち時間に周りのお客さんたちを観察する。えーと、近所のアパレル系店員とおぼしきキレイなお姉さんたちに、いかにもお金を持っていそうなご夫婦。それと、髪の毛がつんつん立っていて、目のためには使わないメガネを頭の上に身に付けている野郎ども――。

ありゃ、サラリーマンっぽい僕が完全に浮いている。続きを読む
posted by たあぼう at 19:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 〃(六本木/西麻布)

2005年02月11日

今度は黒豚で――饂飩くろさわ(麻布十番・六本木)

黒豚カレー南蛮今は昔、おすすめ9で取り上げた饂飩くろさわに再訪した。友人の結婚式の2次会が20時30分から某所であって、その前に食事しておこうと、当日集まった仲間たちで訪れたのだった。

前回は海老カレー南蛮を紹介したので、ボリュームたっぷりだろうなあと思いつつ、黒豚カレー南蛮(1260円)を注文してみた。やはり、分厚い黒豚は食べ応えがある。うどんつゆは豚肉からの脂なのか、海老の時よりも濃厚な印象を受けた。十分に飲み干せる水準だけれど、僕はもう少し薄い海老の方が好みかな。続きを読む
posted by たあぼう at 23:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | 〃(六本木/西麻布)

2004年10月26日

おすすめその61 海南鶏飯食堂(麻布十番・六本木)

海南鶏飯食堂(はいなんじーふぁんしょくどう)

港区六本木6-11-16携帯地図

Tel:03-5474-3200

予算:堪能するなら4000円(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


僕が学生時代に初めて訪れた外国はシンガポール。現地の雰囲気にはすぐ慣れたものの、華人系の屋台が出す油いっぱいの料理が馴染めなくて下痢続きだった。そんな僕を飢えから救ってくれたのは、印僑らが屋台で売っていたロティ・プラタ。カレー・ソースを付けて食べる揚げパンみたいなものだ。これも油濃かったのに、不思議と下痢しなかった。

そんな思い出のロティ・プラタを日本で食べたくなった時、僕は海南鶏飯食堂に足を向ける。お店の名前の通り、本来はマレーシアやシンガポールの名物である海南鶏飯(チキンライス)が売りのお店。だけど、ロティ・プラタなんて小品までメニューにそろえていてくれるのだ。

ロティ・プラタを出しているくらいだから、当然カレーもやっている。南インド風やシンガポール風があり、どれも現地の香りを漂わせつつ、日本人が嫌いそうな臭いだけを巧みに省いてある。その分、かなりお上品な味わいに感じられるのは仕方ない。こてこての現地味が好きというあなたには、ちょっとおすすめしにくいかな。
続きを読む
posted by たあぼう at 23:01 | Comment(4) | TrackBack(5) | 〃(六本木/西麻布)

2004年09月13日

おすすめその21 テーゼ(乃木坂・六本木・広尾)

2008年2月1日に移転したそうです。所在地は修正しました。
THESE(テーゼ)

港区西麻布2-15-12 カルテットビル1F
携帯地図

Tel:03-5466-7331

予算:1300円+チャージ〜
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★☆


西麻布の交差点からちょいと脇道に入ったところにあるバー。お洒落な本がいっぱいある図書館の雰囲気で有名だ。

もう一つ、ここの名を広めているものがある。そう、カレーだ。かくいう僕も仕事の取引先の方からうかがった。美味しいお酒を下味に使っているらしく、どのカレーもソースの味わいが深いんである。

ただし、夜のカレーのメニューは量がとてつもなく少ない。あくまでおつまみの感覚でないといけない。食事で満足したければ相応の出費を覚悟しないといけない。続きを読む
posted by たあぼう at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(2) | 〃(六本木/西麻布)

2004年09月02日

おすすめその9 饂飩くろさわ(麻布十番・六本木)

海老カレー南蛮饂飩くろさわ

港区六本木6-11-16携帯地図

Tel:03-3403-9638

予算:945〜1260円
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★★☆


「世界のクロサワの感動を味で再現する」ことを標榜(ひょうぼう)するうどん屋さん。黒澤明監督の長男である黒澤久雄氏がプロデュースしている店なのだそうだ。

店内はモダンな和風といったところ。窓の形がしゃれていて、丸い形と月の形にくりぬいてある。お日様と月、つまり「明」(監督の名前)の字を表しているわけだ。

僕は海老カレー南蛮を頼んでみた。うどんと一緒に紙製の前掛けを渡してくれた。うどんのつゆが服にはねる心配を減らしてくれる憎い心遣いだ。

つゆを一口すすってみる。美味しい。カレー粉の粉っぽさが感じられないないさらさら系。だけど出汁がよく効いているので味が深い。当然うどんとよく馴染んでくれる。海老もぷりぷりしていて食べ応えあった。続きを読む
posted by たあぼう at 13:30 | Comment(3) | TrackBack(1) | 〃(六本木/西麻布)

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