2008年06月09日

おすすめその605 リトルスパイス(吉祥寺)

キーマカレーLITTLE SPICE(リトルスパイス)

武蔵野市吉祥寺本町2-14-1携帯地図

Tel:0422-20-7915

予算:900円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★(キーマの場合)
量 :★★★


吉祥寺で「まめ蔵」の次に紹介したかったカレー屋さんは、今回取り上げるリトルスパイスだった。ところが、振られに振られ続けて3年以上。今回ようやく紹介することができた。

なんで振られていたかというと、土日の夕方早くに吉祥寺を訪問していなかったから。人気店でしかも売り切れ早じまいのため、僕が平日にたどり着ける時間帯(たいてい21時以降)は開いていなかった。土日のランチタイムに営業していれば…と思うものの、こればかりは仕方ない。

土曜日の夕方早くに訪問したこの日も開いているかな…?と不安を感じつつ、リトルスパイスが入っているビルの2Fを眺めた。おお、明かりが灯っている!! 早速、ビルの階段を駆け上がった。カウンター席はかなり埋まっていたものの、入口近くで空いていた席に座った。

リトルスパイスのカレーは、インドやスリランカ、タイのカレーをベースに、独自のアレンジを加えて日本人にも食べやすくしたタイプだ。一番人気はスリランカ風の「ブラックカレー」とのこと。ただし、唐辛子マークがいっぱいついている。辛さに弱い僕は注文しない方がよさそうだ。そこで、「キーマカレー」(892円)を注文した。

注文を終えて、ふと入口を見ると待ち人がたくさんいらっしゃる。僕がスムーズに入店できたのは、かなり運が良かったらしい。さすが人気店だね。先客さん4人のカレーが出し終わってから、僕のカレーがやってきた。いただきます。続きを読む
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2008年04月06日

おすすめその598 TAPiR(新大久保・大久保)

れんこんごぼう味噌カレー&ライスTAPiR(タピ)

新宿区百人町1-9-11携帯地図

Tel:03-5939-7249

予算:500円〜1000円くらい(昼)、2000円くらい(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆(中辛)
量 :★★★


TAPiRは、「CURRY DIARY」のUSHIZOさんが気に入っているお店の一つ。店主さんが作り出す独創的なインド風カレーと、狭小物件のうえ分かりにくい場所にある「隠れキャラ感」で異彩を放っているお店だ。

実は、2007年8月にUSHIZOさんに連れて行っていただいた。にもかかわらず、このブログでは取り上げていなかった。夜の訪問だったその日は、店内があまりに暗くて写真が撮れないなあと思い、保留してしまったのだった。その節はすみませんでした。

それから月日が流れ、ようやく昼間に訪問する暇を作り出せた。ところが、USHIZOさんに導かれるまま訪問したため、道をろくに覚えていない。怪しげな記憶で迷路のような大久保界隈をさまよう羽目になった。おお、あったあった。おや? 入口の場所が変わったかな。

ちなみに前回訪れたときの入口は、立て付けが悪くて開きにくかった(^_^;) これに対し、新しい入口はすっと開く。よかったよかった。店内に入ると、厨房から「いらっしゃいませ」と女性の声がした。そう、独創的なカレーを作り出す店主さんその人の声だ。

適当な席を確保すると早速、カレーを注文に移った。僕の目にとまったのは、「れんこんごぼう味噌カレー&ライス」(850円)。和の食材という印象もあるレンコンにゴボウ、それに味噌ときたもんだ。いったい、どんなカレーが出てくるのやら。

ほどなくして、大きなレンコンがたっぷりと入っている器が目の前に置かれた。食物繊維が不足しがちな生活を送る身にはありがたい…にしてもレンコンだらけだな(^_^;) 食べ応えありそうだ。続きを読む
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2008年03月02日

おすすめその592 森のギャラリーカフェ(布田・つつじヶ丘)

骨付きチキンのカリー森のギャラリーカフェ

調布市深大寺東町5-1-2携帯地図

予算:1370円(ティータイム)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


吉祥寺駅からバスに乗り込み、しばらく揺られて「西原」というバス停で下車した。周りを見渡す。うーむ、倉庫だか工場だかといった建物しかないな…と思ったら、それが今回の目的地「森のギャラリーカフェ」だった。

なぜ、倉庫か工場のような建物にカフェが入っているのかというと、家具ショップ併設のお店だから。ショップで販売するのと同じ日本やアジアの椅子に腰掛けて、カレーをはじめとする各種料理を楽しめるようになっている。もちろん、食器類もお店で扱っているものばかりだ。

僕が訪れたティータイム(14時〜17時)は、カレーは1種類だけ(1370円)。カレー、ライスのほかに骨付きチキンが付いてくるものだ。様々な選択肢から選びたいあなたは、ランチかディナーに訪れた方がよいだろう。

カレーの到着を待つ間は、カフェが「おすすめ」としている「はなゆらのお茶・金蓮花」(680円)を飲みながら周囲を見渡す。茶系統でまとめまった店内は、日本とアジア各国の家具・小物が混ざり合っている。雑然としそうなものなのに、何となく調和が取れているのが不思議だ。

…などとぼんやり考えていたら、カレーがやってきた。では、スプーンでカレー・ソースをすくってみますか。続きを読む
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2008年02月08日

おまけ神奈川4 チャイハネ カフェ(横浜:元町・中華街)

日替わりカレー(豆のカレー)チャイハネ カフェ

横浜市中区山下町80携帯地図

Tel:045-662-4693

予算:1050円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


「トルコやウズベキスタンを旅行して印象に残った場所は?」と聞かれたら、僕の答えのひとつはチャイハネだ。チャイを飲みつつ、地元の人たちと気軽に片言の会話を交わせる場所である。直訳なら喫茶店、意訳するなら寄合茶屋といったところか。

そんな思い出深い「チャイハネ」という文字が、横浜の中華街で目に飛び込んできた。へええ、民芸品店なんだ。以前から全国各地に展開しているようだけど、民芸品に疎い僕にとっては初めて見るお店だった。

興味を駆られて近付くと、今度は「カレー」の文字が目に入ってきた(^_^;) お店の4Fにカフェを併設していて、その名物がカレーということらしい。カフェの名前は「チャイハネ カフェ」。直訳したら「喫茶店喫茶店」。カレーがあるなら訪問してみますか。

ケニア・チャイ階段を上って4Fにたどり着くと、木の自然な色合いを生かした雰囲気のよい空間が広がっていた。日が当たる席を確保した僕は、「本日のカレー」(1050円)と、「ケニアチャイ」(588円)を注文した。この日のカレーは、豆のカレーだった。

ところが、作り置き分がすべて売り切れてしまったため、追加分を作っている最中とのこと。うーむ、仕方あるまい。ケニアチャイを先に飲みながら、カレーを待つ変則的な順番になった。

お茶請けの菓子をつまみつつ、ミルク分の多いチャイをゆっくり飲み終える。まだカレーは来ない。本を読み始める。なかなか来ない。だいぶ読み進んだところで、ついにやってきた。きれいに盛りつけてあるね。続きを読む
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2007年12月30日

おすすめその568 INDRA(八王子・京王八王子)

チキン ビリヤーニINDRA(インドラ)

八王子市本町12-16携帯地図

Tel:0426-22-4448

予算:1300円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★〜★★★☆
量 :★★★


学生時代のゼミ仲間が、立川と相模原にいる。久々に会うことになったので、「二人の間を取って八王子にしますか」と提案した。正直に言うと、僕の家から八王子はかなり遠い。でも、訪問してみたいお店があったので全く問題ない。

そのお店の名前はINDRA。八王子のインド料理店のシャンティを取り上げた際に、リンさん、おやじさんにご紹介いただいていた。かれこれ30年もの歴史があるそうだ。当時、インド料理のお店を開くといったら相当な挑戦だったろう。立派だ。

お店は数年前にリニューアルしたそうで、内外装とも清潔感がある。インド料理を出すお店というよりも、洋風のダイニング・バーと呼びたくなる雰囲気をしていた。店内は1Fと2Fに分かれており、友人たちとゆっくり話をしたかった今回は、2Fに上がらせてもらった。

プリス席を確保すると、さっそくメニューを見入る。数種類のカレーのほか、インド料理、あるいはインド風のスパイス料理が並んでいる。まず前菜として、他店ではあまり見かけない「プリス」(800円)と、お店の人気メニューらしき「魚のスパイスフライ」(1380円)を注文した。

キプロスのビールで乾杯し、プリスにありつく。ほほう、ひき肉のスパイス炒めを包み揚げしたものか。ほどよいスパイシーさで、おつまみとして申し分ない。日本人の口に合いやすいよう、アレンジしてあった。

続く魚のスパイスフライは、文字どおり白身魚を揚げたもの。ただし、やってくるお皿ではトマトやパセリ、タマネギが海を作っていて魚の姿を隠している。その海をかき分けていくと、ようやく魚が顔を出す仕組みだ。これもなかなかおいしかった。

そして主役のカレーに移る。カレーは3人が個別に注文することにした。続きを読む
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2007年11月18日

おすすめその555 ヴィオレッタ(新小岩)

小松菜カレーヴィオレッタ

江戸川区松島1-23-6携帯地図

Tel:03-3652-1927

予算:800円〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


家庭的で温かいホスピタリティが自慢、日本人がインド料理をアレンジして日本人向けに食べやすく仕上げている、なかなか訪問しにくい――。こういった要素を持つお店に僕は弱い。まして、すべての要素を備えるお店といったら、気に入らないわけがない。

ヴィオレッタは、正に「すべての要素を備えるお店」だ。お年を召したご夫婦が温かく迎えてくれる。しかも奥様は料理教室の元先生で、地元・江戸川周辺の食材を巧みに取り入れた日本人の口に合う家庭的なインド風カレーを提供してくれる。

さらに、訪問しにくさも相当なもの。最寄り駅は新小岩と紹介するのも勇気がいりそうな場所にある。僕は錦糸町から葛西行きのバスに乗り小松川警察署前の停留所を下車。国道から細道に入ってたどり着いた。

ヴィオレッタ外観今回は土曜日のランチタイムに訪問した。単品でカレーとライス(800円〜)も注文できるけれど、土日なら「土日セット」(1200円)がお得。主菜、サラダ、ドリンクが付くメニューである。主菜には選択肢が数種類あり、僕は「チーズ入りフランク」を注文した。

肝心のカレーの注文は迷った。写真のことを考えると、盛り付けが美しい「キーマカレー」が魅力的。でも今回は、「江戸川産小松菜カレー」を注文した。地元の食材を使ったカレーを紹介することを優先した。

サラダをつつき、おいしいフランク・ソーセージにかぶりついて期待感が高まってきたところに、カレーがやってくる。見た目はインド料理店で見られる「ほうれん草のカレー」とは違うな。あまりペースト状になっておらず、ターメリックの黄色が目に付く。いただきます。続きを読む
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2007年11月01日

おすすめその545 カフェ・レッドブック(中目黒)

ほうれん草のカレーcafe RED BOOK(カフェ・レッドブック)

目黒区上目黒1-3-2携帯地図

Tel:03-3710-3438

予算:1000円くらい〜(夜のカレー単品)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


かつて中目黒にオレンジツリーというインド料理店があった。こぢんまりとしたお店でファンが多かったのだけど、残念なことに2003年ごろ閉店してしまった。

それからしばらくして、「伽哩ばか三級」のびっぐさんが、オレンジツリーのスタッフだった方がカレーを作っているお店を発見した。今回取り上げるレッドブックである。

このレッドブックもこぢんまりとしている。カウンター、テーブル席を合わせても十数席しかない。その小ささゆえのアットホームな雰囲気に、気さくなスタッフさんたちの応対と、夜遅くまで営業していることが加わって、夜は近くで一人暮らしをしているらしい若い人たちのたまり場になっている。

そんな常連さんたちが多いときは、僕のような一見の客はちょいと入りにくい感じるかもしれない。まああまり気にせず、カレーのためだからと入ってしまおう。空いていた隅っこのカウンター席に腰掛け、ささっと生ワインとナッツの盛り合わせ、それと大事なカレーを注文した。

今回頼んだのは、「ほうれん草のカレー」(950円)。ほかにインド風チキンカレーなどもある。カウンターからは調理する姿がよく見えるので、自分のカレーがやってくるタイミングも分かりやすい。ほら、パパード(豆せんべい)が載ったカレーがやってきましたよ。続きを読む
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2007年10月20日

おすすめその540 SAI MARKET(小竹向原)

ひよこ豆とレンズ豆のトマトカレーSAI MARKET(サイマーケット)

板橋区小茂根1-9-5携帯地図

Tel:03-5995-2703

予算:950円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆


住んでいる方を除けば、小竹向原って「よし、下車してみようか」と思い立つ駅ではないんじゃないかなぁ。実際、外に出てみても閑静な住宅街が広がっていて、外来者が楽しむ場所はあまりなさそうに見える。

でも例外というのは必ず存在する。サイマーケットはまさに、例外的に外来者が楽しめる場所だろう。特にあなたが健康食としてカレーに注目しているのなら、わざわざ足を向ける価値は十分にある。

サイマーケットの料理の大きな特徴は、健康への配慮が行き届いていること。安全な食材、そして季節感のある食材を選び抜いたメニューが多い。そして、定番メニューの一つとして、カレーが用意してある。

カレーにも選択肢が3種類ほどある。今回、僕が注文したのは「ひよこ豆とレンズ豆のトマトカレー」(950円)。名前のとおりの食材を使ったインド風カレーだ。鮮やかな赤色のカレー・ソースがガラスの器に盛られてやってくる。別のお皿に盛られるライスは玄米だ。いただきます。続きを読む
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2007年10月06日

おすすめその534 Curry 草枕(新宿三丁目)

2008年5月に食材の高騰などの影響で値上げされたそうです。本文中の値段は値上げ前のものです。

トマトチキンCurry 草枕

新宿区新宿3-1-32-202携帯地図

Tel:03-6426-2302

予算:730円〜
味 :★★★★
辛さ:★★★☆(3番)
量 :★★★


今からおよそ10年前、北海道大学の恵迪寮にカレーが大好きな人々が集まった。彼らはカレー部を結成し、寮で自ら腕をふるってはカレーを食べ、外に出かけてはカレーを食べ、とカレー尽くしの日々繰り返していた。

彼らの活動はその後、大きな発展を遂げる。2000年11月、恵迪寮カレー部などを中心に「北海道カレー会議」が発足したのだ。同会議は発起人総会の時点で190人もの人々が集う一大ムーブメントとなった。

当時の恵迪寮カレー部の中心メンバーにして、北海道カレー会議の設立趣意書を読み上げた馬屋原亨史さんが2007年9月、新宿三丁目でカレー屋さんを開いた。それが今回取り上げたCurry 草枕である。この日は大学時代の友人と訪問した。

カレー屋さんにしては風変わりな名前の由来は、二つあるという。一つは、旅好きでもある馬屋原さんが「旅」にかかる枕詞にしようと思い立ったから。もう一つは…残念ながら秘密だそう。

「北海道のカレー」と聞くと、最近は「スープカレー?」と反応してしまいがち。しかし、草枕のカレーはインド風、しかも潔いことにチキンカレー一本勝負だ。バリエーションをトッピングで持たせている。友人は「発酵バター」をトッピングし、僕はプチトマトをトッピングした「トマトチキン」(780円)を注文。辛さはお店おすすめの3番にした。

ほどなくしてカレーがやってきた。なるほど、トマトとタマネギを使ったインド風カレーらしい見た目だ。お味やいかに。続きを読む
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2007年09月25日

おすすめその531 caffe Gino(田園調布)

インドシュリンプカレー(黒米ライス)caffe Gino(ジーノ)

大田区田園調布2-62-3-1F携帯地図

Tel:03-5483-7722

予算:1380円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★☆


東急東横線は学生時代によく利用していた路線。でも田園調布駅は一度も下りたことがなかった。あまりにも縁遠い気がしていたので。駅前にインド風カレーを出すカフェ「caffe Gino」があると知って、今回初めて下り立った。

学生時代には地下化する工事の真っ最中だった駅は、とっくに完成して綺麗な姿をしていた。改札を抜けると、向こう側にcaffe Ginoが見える。地上に駅があったころは恐らく線路だっただろう場所を生かしている。

イタリア語の名前を冠しているカフェだけあって、本来はパスタやピッツァ、それにイタリア・ワインが名物のようだ。なのにカレーが混じっている。しかも選択肢が3種類もある。不思議だこと。

選択肢から「インドシュリンプカレー」を注文し、ナンと黒米ライスの2択は黒米ライスにした。サラダ、ドリンクとデザートがついて1580円。僕にとっては少し高いなという印象だけど、田園調布に住む人たちならごく気軽に利用できる値段なんだろう。

先にやってくるサラダを食べ終えるとカレーがやってくる。黒米の色はいつみても強烈だな。いただきます。続きを読む
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2007年09月20日

おすすめその528 カリーシュダ(茅場町・八丁堀)

牛キーマカレーカリーシュダ

中央区新川1-9-9携帯地図

Tel:03-5541-3188

予算:800円〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


5月某日、カレー評論家の小野員裕さんから「あそこは絶対行った方がいいよ」と推薦をいただいたカレー屋さん。営業は平日だけ、しかも閉店時間が早いという難所だったが、ようやく訪れることができた。

お店の前にたどり着くと、換気扇からスパイスの香りが吹き付けてきた。うん、いい香り。これだけで、おいしいカレー屋さんだと確信する。店内に入ろう。すると、個性的な帽子をかぶった店主さんから、「いらっしゃいませ」と声がかかる。以前はIT企業の取締役だったそう。西新橋の「カレー屋Nagafuchi」の先代さんと似た経歴だな。

店内はカウンター席が主体で、アットホームな雰囲気をしている。お午後1時前という時間帯は、カウンター席が数席空いている程度。僕はその空いている席の一つに腰掛け、壁に貼ってあるメニューを眺めた。日替わりで4種類ほどを用意してある。

僕が選んだのは、「牛キーマカレー」(800円)。僕のように辛さに弱くても、安心して食べられると聞いていたからだ。併せて食後用にチャイ(200円)も注文した。先にやってくるキャベツに、お店特製ドレッシングをかけて食べ終わったころに、タイミングよくカレーがやってきた。続きを読む
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2007年09月16日

おすすめその525 TOUMAI(高尾・狭間)

インディアンカレーTOUMAI(トゥーマイ)

八王子市館町657携帯地図

Tel:042-667-1424

予算:1200円〜
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


ずっと前から、日本から飛行機を使わずにユーラシアを横断し、イギリスまで行きたいと思っている。でも、会社を辞める勇気がないヘタレなもので、少しずつ各地を旅行するだけにとどまっている。

だから中東などで横断中の人に出会うと、僕は憧憬の眼差しを向ける。ましてや、大陸を横断するバスを走らせることを企画し、実際に走らせた人など、ただただ尊敬するしかない。

実際に「尊敬するしかない」人は存在する。フォト・エッセイストの白川由紀さんだ。白川さんは高尾駅と狭間駅のほぼ中間という、お世辞にも良いとは言えない立地にあるカフェ「TOUMAI」のオーナーでもある。

TOUMAIとは、アフリカのチャドで見つかった、現存する人類最古の原始人に付けられたニックネーム。現地の言葉で「生命の希望」を意味するそうだ。それをお店の名前に採用するあたり、世界中を旅してきた白川さんらしいと言える。

白川さんはネパールに留学した経験も持つ。その影響だろうか、TOUMAIの看板メニューはカレーである。7種類ほどあって、日によって選べるものが変わる。今日は「インディアンカレー」だった。ドリンクとケーキのセットで1500円なり。ちなみにケーキなしなら1200円だ。

注文の品を待つ合間は、世界各地の品々でいっぱいの店内を眺めて楽しもう。シマウマの本皮などに見とれていれば、ネパールのダルバート(定食)の器に盛り付けられてくるカレーがやってくるまではあっと言う間のはず。続きを読む
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2007年09月11日

おすすめその524 mama's M(代官山・恵比寿)

スパイシーチキンカレーとバトゥーラmama's M(ママズエム)

渋谷区恵比寿西1-30-14携帯地図

Tel:03-5428-3401

予算:950円〜(カレー単品とライス)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★☆


「へええ、バトゥーラ(インド風の揚げパン)があるのか」

食事メニューを見た僕はうなった。カレー専門店でもなかなか見かけないパンを、代官山のオサレなお店で目にするとは。

ここは、mama's Mというお店。以前、拙ブログの「デートの時に使ってみたいカレー屋さん」というエントリーにトラックバックを送ってくださったため、夜中に訪れた。寂しく一人で(泣)

店内は割と明るめで、こぢんまりとしたテラス席もある。テーブルや椅子は金属の質感が特徴的で、モダンな印象を受ける。照明暗めのバーのような雰囲気を想像していた僕は、少し面食らった(帰宅後にサイトを確認してアメリカン・ダイナーという位置付けを知った)。

先客さんは一人だけだった。適当な席に腰掛けると、オサレな若いお兄さんが注文を取りに来た。ドリンク・メニューにスコッチ各種という文字を見付けた。そこでボウモアを注文したところ、ないとのお返事。ありゃ。

ほかのアイラモルトは何がありますかと尋ねると、分からなかったらしい。「ウイスキーはあそこに並んでいます」とカウンターを指し示す。カウンターまで出向いたら、あるじゃないですか、ボウモア。若者向きのお店だから、オヤジっぽい酒を注文する人がいないんだろうね、イヤな客でごめんなさい(^_^;)

ボウモアを飲みつつ、食事メニューからカレーを探すと、「スパイシーチキンカレー」(700円)と「マイルドトマトカレー」(650円)の2種類があった。ライスは別に注文するのかな…と見ていくと、前述のとおり「バトゥーラ」(350円)を発見。じゃ、スパイシーチキンカレーとバトゥーラにしよう。

しばらく待つと、カレーとバトゥーラがやってきた。カレーにしてはずいぶんと細長い器に盛られてきたな。バトゥーラは…これまた想像していたものと違そうだ。お味やいかに。続きを読む
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2007年09月09日

おすすめその522 葡萄舎(神田・新日本橋)

野菜3種のカリー葡萄舎

千代田区鍛冶町1-3-10 松栄ビル5F
携帯地図

Tel:03-3254-0637

予算:650円〜800円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆〜★★★
量 :★★★☆


神田駅からほど近い年季の入った雑居ビルの5F。知らないと見過ごしそうな場所に、玄人好みのカレー屋さん「葡萄舎」(ぶどうや)がある。ご主人はかつてインドや東南アジアを放浪した方。長髪を無造作に結んだ風貌からは、往時のバックパッカー姿を見て取れる。

そんなご主人が作るカレーは、インドの家庭食に近いスタイル。中でも野菜カレーには思い入れが感じられる。カレー評論家の小野員裕さんが「うまいもんWeb」に書いているように、ご主人が南インドで出会ったミールス(南インドの定食)に影響を受けたためらしい。

現状のランチは、5種類のカレーから1〜3種類を選ぶ仕組みになっている。本日の野菜カレーは、「ナス・トマト」、「オクラ・トマト」、「豆」の3種類とのこと。はじめから野菜カレーを注文するつもりでいた僕は、迷わず「野菜3種のカリー」(800円)を注文した。

注文したカレーがやってくるまでの間、広めの店内を見渡す。夜にはちょっとしたライブ会場としても使われるらしく、案内のチラシが壁に何枚も貼ってある。テーブルや椅子は飾り気が少なめ。機能重視の印象だけど、不思議と居心地は悪くない。――おっと、カレーがやってきましたか。続きを読む
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2007年08月28日

おすすめその518 カフェ・マルディ(東北沢・駒場東大前・池ノ上)

チキンマサラカレーCAFE mardi(カフェ・マルディ)

目黒区駒場4-2-13携帯地図

Tel:03-5452-8299

予算:1300円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★☆


うちっぱなしのコンクリートの壁面に、木製の床、木目を生かしたテーブル――。高級住宅街の結節点と言える場所に建つマルディは、やや男性的な印象を受けるカフェだ。カフェらしく女性客が多くて十分にオシャレだけど、僕のような野郎がいてもあまり違和感がない。男性オーナーさんのセンスの賜物かな?

このカフェを訪れた目的はもちろんカレーだ。なにしろメニューの名前が「チキンマサラカレー」(630円)だもの。マサラ(香辛料を混ぜ合わせたものの呼び方)という言葉を使うあたりに、相当な思い入れが感じられるよね。

ライス(150円)またはナン(250円)を別に注文する形になっている。店員さんにカレーの雰囲気を尋ねたところ、「サラサラのカレー」とのことだった。それならライスの方が合いそうだから、ライスをください。

ドリンクも注文しよう。オーナーさんはコーヒー専門店で長く働かれた方だそうなので、本来はコーヒーがおすすめだろう。でもカレーを頼んだから、アッサム茶のチャイも捨てがたい。いろいろ迷った末に、「マサラチャイ」を注文した。

注文を終えた後は、店内に置いてある書籍や雑誌を手に取るといいかもしれない。センスの良さそうなものが沢山並んでいる。例えば「リアル・デザイン」のバックナンバーがいくつもあった。その中からロッテのガムのデザインなどで有名な佐藤卓氏のインタビューが載った号を読んでいたら、カレーがやってきた。続きを読む
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2007年08月16日

おすすめその513 KUON(飯田橋)

 KUONカレーcafe & dining KUON

新宿区下宮比町1-1 相澤ビルB1 (携帯地図

Tel:03-5261-3451

予算:890円〜940円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


飯田橋駅前の歩道橋を対岸に渡ったビルの地下に、KUONという名前の使い勝手の良いお店がある。昼間はカフェ、夜はダイニング・バーとして利用できる。入口の階段は狭いものの、地下に降りると約40席のスペースが広がっている。

KUONの特徴の一つは、料理の幅広さ。点心があるかと思えばピッツァがあり、メキシコ料理のチリコンカンなんて変わり種も目に入る。もちろん、我らがカレーもちゃんとある。しかも日本的なカレーではなくて、インド人から教わったレシピを基に作っているんだそうだ。

そんなわけで、僕の注文はお店の名を冠した「KUONカレー」(夜は単品940円)で決まり。せっかくインド風カレーなのだから、「チャイ」(550円)も飲んでみようかな。このチャイは冷えたタイプで、お値段は生ビールの中ジョッキ並み。もしやすごいのかも…と少し期待してしまった。

先にやってきたチャイを一口飲んでみる。結論から言うと、シナモンなどが利いて相応においしい。ただ、ビールが好きな方は素直にビールをどうぞ、といったくらいか(^_^;) 期待しすぎたかもと内心で苦笑いしている合間に、赤さが目立つカレーがやってきた。こちらはどうだろう?続きを読む
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2007年07月22日

おすすめその504 ヤーマ・カーマ(雪が谷大塚)

ビーフカレーヤーマ・カーマ

大田区南雪谷2-1-12携帯地図

Tel:03-5754-7878

予算:850円〜1000円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★★(ビーフ)
量 :★★★


東急電鉄が発行する広報冊子「HOTほっとTOKYU」の7月号を何の気もなしに手に取った。すると特集は「カレー大好き!!」。これはよくできた偶然だこと。その中に、「カレーブ」さんが絶賛するヤーマ・カーマが載っていた。いい機会かもしれないと考えて訪問を決めた。

雪が谷大塚駅を出て、中原街道側沿いに2分ほど歩くとヤーマ・カーマにたどり着いた。入口近くの換気扇から出てくる香りが、おいしいカレー屋さんであることを知らせてくれる。期待を膨らませて中に入ろう。

午後2時前というピークを過ぎた時間帯にもかかわらず、店内はお客さんでいっぱいだった。かろうじてカウンター席を確保した僕は、メニューを見入った。お、インドカレーを標ぼうしているお店だけのことはあるな。

そう思ったのは、チキンカレーが2種類あるほか、インド料理でいうところのコフタに当たる肉団子のカレーなどが目に付いたからだ。ところが、ひねくれた僕はあえてインドらしくない「ビーフカレー」(900円)を注文した。辛口と記載されているのを見落として…(-_-;)

注文を終えてから厨房を眺めると丁寧に作っていることがうかがえる。店内も混雑しているし、カレーが来るまでに時間がかかりそうだ。カウンター脇に置いてある各種スパイスの容器を眺めたり、雑誌を読んだりしながらのんびりと待つことにした。その間に、隣の椅子に少しお年を召したお客さんが新たに座った。常連さんらしい。

しばらく待つとまずサラダが到着。これを食べ終えてからさらに少し待つとカレーがやってくる。見た目は少し地味だけど、肝心のお味はどうだろうか。続きを読む
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2007年07月16日

おまけ愛知2 ボンベイ(名古屋:名古屋)

インドカレーボンベイ

名古屋市中村区名駅3-28-12携帯地図

Tel:052-586-2991

予算:1000円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★


その昔、全国のカレー屋さんを紹介するという「週刊現代」の企画に参加したことがある。メンバーは元横濱カレーミュージアム名誉館長の小野員裕さんや、タベアルキスト・マッキー牧元さんなど。修行が足りない僕が出した候補の大半は却下されてしまった。

そんな中、数少ない賛同を得たお店の一店が、名古屋駅前のビルに入っているボンベイだ。今でも名古屋に出張して、帰社するまでに少しだけ時間がある場合、僕はここに寄ることが多い。

さて、適当なカウンター席に腰掛けた僕は早速カレーを注文する。「インドカレー」という名のインド風カレー1種類しかないから、後はライスの盛り付けをどうするかくらいしか迷う余地はない。お値段は1000円なり。

できあがりまでは、本でも読みながらのんびり待っていよう。ほどなくすると目の前に、赤々としたカレー・ソースがやってくる。たっぷりの完熟トマトを使い、その水分で煮込んだカレーなんである。ではではいただきます。続きを読む
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2007年06月24日

おすすめその496 炭火焼鳥たかはし(五反田・大崎広小路)

炭火焼鳥たかはし

品川区西五反田1-7-1携帯地図

Tel:03-5436-9677

予算:7000円くらい(カレー単品は1200円)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


かつて駒沢に、ラ・プリムールというフレンチのお店があった。そこで密かに人気があった料理の一つがなんとカレー。ところがラ・プリムールは忽然と姿を消してしまい、幻のメニューと化してしまった。

それから少し時間が流れ、2005年末頃に「BRUTUS」などのメディアが「ラ・プリムールの高橋祐二氏が焼鳥屋さん『炭火焼鳥たかはし』に転身した」と紹介していた。さらに尊敬する編集者のYさんが早速訪れて絶賛。カレーも健在だというじゃないですか。

これは試さないといかんと思い立ち、僕もそれから少ししてからお昼に訪問してみた。ガーン、カレーは夜だけだった。いや、炭火焼きの親子丼はおいしかったのだけど。

そんな経験から、はや1年数カ月。ついにディナーに訪れることにした。午後5時、金子迦哩と同じビルの2階へ上がり、曇りガラスの扉を開く。お、一番乗りか。

今回はグルメ方面のお師匠様に同行していただいた。お師匠様の見立てのお酒を飲みつつ、高橋氏に転身を決断させた「ぎたろう軍鶏」の焼鳥をいただく。最初はおまかせ5串でレバーやつくねなどを食べる。さすがのおいしさだ。特にレバーあたりが象徴的で、肉感がたっぷりとあるのに柔らかいのが嬉しい。フレンチ出身だけあって、サイドメニューのピクルスなども手が込んでいた。

このほかにも、鳥わさやスープを調子よく注文していたら、だんだん満腹になってきた。そろそろ締めに鶏挽き肉のキーマカレー(1200円)と行きますか。やってきたカレーのソースには明るい茶色の鶏挽き肉がいっぱい。写真撮影は原則禁止とのことなので(ほかにお客さんがいなければよさそう)、お見せできないのが残念。では、いただきます。続きを読む
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2007年04月01日

おすすめその477 マシバシイネツルカモ(松陰神社前)

今週のカレー(ひよこ豆と大根と豚ひき肉のカレー)贋作インドカリー マシバシイネツルカモ

世田谷区世田谷4-3-17-101携帯地図

Tel:03-3425-2975

予算:850円〜
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


駅前の商店街の小さなアーケードを抜けたところに古家が見える。遠目からはとても現役で商売をやっているようには見えない佇まいだ。実はそこが贋作インドカリーを掲げるカレー屋さん、マシバシイネツルカモの場所。存在は昨年6月の「dancyu」で知った。

引き戸を開けて中に入った。店内は飾り気が少なく、テーブルや椅子も古家になじむ年季の入ったものが並んでいる。それでいて殺風景ではなくアートな雰囲気が漂う。女性店主さんのセンスのなせる業(わざ)なんだろうか。

と感心しながらメニューを見た。カレーは週替わりの「今週のカレー」(ひよこ豆と大根とひき肉のカレー、850円)と、「ドライカレー」の2択。こざっぱりしているな。じゃ、今週のカレーをくださいな。あと、食後にチャイ(400円)を。

控えめに灯る照明を頼りに本を読みながら待つ。厨房から店主さんがてきぱきと調理する音が聞こえてくる。その音がやんでほどなく、カレーはやってきた。ライスの上にちょこんと載ったキャベツと、それを取り巻くひよこ豆と大根とひき肉のカレーの海。見た目にも綺麗だこと。続きを読む
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2007年02月18日

おすすめその457 Poor House(江古田・新桜台)

カレー(極辛)Poor House(プアハウス)

練馬区栄町39-1携帯地図

Tel:03-3994-6097

予算:1000円
味 :★★★★
辛さ:★★★★☆
量 :★★★


江古田駅北口は、日大芸術学部と武蔵野音楽大学があるアートな一帯。庶民的なお店ばかり並んでいるように見えるけれど、実はセンスある人の心をくすぐるお店がところどころで見付かる。

Poor Houseもそんな「心をくすぐる」喫茶店だ。店内は鉱物や化石といった不思議な雑貨?が目に付く。さらに「趣味はちょっとうるさいのよ」と言う人が気に入りそうなマンガも目に入ってきた。

お店の奧のカウンター席に確保した僕は、早速メニューを開いた。もっとも、頼むものは最初から決まっている。「カレー(極辛)」(1000円)である。え? 辛さが苦手なくせに極辛を頼むのかって? …それしか選択肢がないんですよ(^_^;)

ほどなくして、緒川たまき的な雰囲気を漂わせた店員さんがカウンター越しに尋ねてきた。「ライスにごまを振ってもよろしいですか?」 ええ、構いませんよ。すると白ごまがたっぷりかかったライスに、春菊、チーズ、赤々としたカレーが目の前にやってきたのだった。続きを読む
posted by たあぼう at 22:11 | Comment(11) | TrackBack(0) | インド風カレー

2007年01月19日

おすすめその450 あちゃ(立川)

野菜のスープカレーコーヒーとカレーの店 あちゃ

立川市錦町2-1-8 グリーンビル2F
携帯地図

Tel:042-526-2278

予算:800円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


蓄音機にタイプライター、柱時計――。立川駅からすずらん通りを数分歩くと見付かる「あちゃ」は、いたるところにアンティークな品々が飾られている喫茶店。インド風カレーや美味しいチャイを出すことでも定評がある。店名は恐らくヒンドゥー語の「accha」(よい)から取ったのだろう。

適当な席を確保したら、巻物状になっているメニューを眺めよう。チキンカレーやキーマカレーといった定番があるかと思えば、豆腐のカレーのような変わり種もある。その中で僕の目に止まったのは、「野菜のスープカレー」(800円)。おや、札幌系も取り扱い出したのかな?

おひげを蓄えたマスターに確認すると、ココナッツ・ミルクを使ったカレーとのこと。インド風の路線は変わらないのね。じゃ、それを一つください。それと食後に「ジンジャー・チャイ」(450円)が飲みたいなと。

カレーを待つ時間は、年代物のスピーカーから流れるBGMを楽しもう。ジャズが流れていることが多いようだ。2〜3曲も聴けば、お目当てのカレーがやってくるはずだ。ではでは、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:25 | Comment(3) | TrackBack(0) | インド風カレー

2007年01月11日

おすすめその445 京橋屋カレー(京橋・銀座一丁目)

ツインカレー(やさしい野菜カレーとキーマカレー)京橋屋カレー

中央区京橋3-4-3 千成ビル2F

Tel:03-5203-2810

予算:1050円〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★(野菜)、★★★(キーマ)
量 :★★★


半年ほど前に、みうみうさん教えていただいていたカレー屋さん。今回ようやく訪れることができた。

警察博物館の向かいの路地裏と言っても良さそうな通りに入り、首都高に沿って進む。ほどなくすると、右手に暖簾(のれん)のかかった和風なお店が見付かる。そこが京橋屋カレーだ。裏口かと不安になる階段にも臆することなく、2階へと上がっていこう。

扉を開き、店内に足を踏み入れると、芳しいスパイスの香りに包み込まれる。美味しいカレー屋さんに共通するサインだ。席に着く前から期待が高まっていく。

店内はカウンター含めて十数席。こぢんまりとしたものだけど、お客さんは僕以外にもう一人だけだった。このため、テーブル席に座らせてもらい、のんびりとメニューを眺める。ふむふむ、野菜、宮崎豚を使ったキーマ、大根に、2種類のチキンですか。

この中から僕は、野菜――お店の正式名称は「やさしい野菜カレー」――と、キーマの2種類を選択した。「ツインカレー」(1300円)という名前で2種盛りができるようになっているからだ。

しばらくしてカレーが到着。まるで三色旗のように、野菜、ライス、キーマが美しく盛り付けられている。では早速、野菜からいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:10 | Comment(15) | TrackBack(1) | インド風カレー

2007年01月06日

おまけ大阪3 カサ・デューク(大阪:本町)

ビーフカレーカレー屋本舗 カサ・デューク

大阪市中央区本町3丁目2-1携帯地図

Tel:06-6281-8494

予算:750円〜1000円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★★★
量 :★★★


「いい顔しているなあ」

お店の壁面に、カレーライスを食べる人たちの表情を収めた写真がいくつも掛かっている。老若男女がそろい、日本人ばかりか黒人さんの姿も。どの顔からも、心から一皿を楽しんでいる様子が伝わってくる。

これらの写真のおかげで、注文する前からうきうきしてくるこちらは、カサ・デューク。広告カメラマンであるご主人のカレー好きが高じて開いたお店だそう。なるほど、写真が上手なのも当然だね。

野菜やチキン、ビーフ、カツなど、具によって多様なメニューになっている。僕は「ビーフカレー」(800円)を、ライスの分量Mサイズで注文した。SサイズにしてもLサイズにしても、あるいはそれ以上にしても値段は同じなので、おなかの都合に応じて選ぼう。

しばらく待つと、厨房からソース・ポットを抱えて奥様がこちらにいらした。見た目から、「欧風カレーなのかな」と思ったが、カレー・ソースをすくってみるとサラサラ。なかなか不思議だ。さて、どんなお味でしょうか?続きを読む
posted by たあぼう at 12:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | インド風カレー

2006年12月19日

おすすめその440 きんもち(初台・都庁前・西新宿五丁目)

野菜カリー印度カリー きんもち

新宿区西新宿3-9-1携帯地図

Tel:03-5371-8480

予算:600円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★


きんもちはパークハイアット東京の裏手にあるカレー屋さん。新宿駅から歩けば15分弱かかるという便利と言いがたい立地にある。にもかかわらず、昼時には長い行列ができるほどの人気がある。

人気の秘けつはいくつも挙げられる。600円からというリーズナブルな値段が一つだし、ベーコンにチーズ、トマト、ほうれん草、キャベツなどなど、トッピングの種類が豊富なこともそう。そしてもちろん、カレー自体の美味しさを忘れちゃいけない。値段からは全く想像が付かない本格ぶりなのだ。

頑張って行列に並び、ついにカウンター席を確保できた。すぐに目の前に「野菜カリー」(650円)が置かれた。並んでいる間に注文しておく仕組みだからだ(※普段は食券制なのだけど、この日は食券販売機が壊れていた)。

野菜カリーは、ベースのインド風カレーに、トマトとほうれん草、キャベツをトッピングしたもの。夢民の「ポパイCurry」に似ているのかな? いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 01:25 | Comment(6) | TrackBack(1) | インド風カレー

2006年11月13日

おすすめその432 B.cafe(広尾)

スパイシーベジタブルカレーB.cafe

渋谷区広尾5-1-18

Tel:03-5423-7511

予算:900円〜(カレー)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★☆


自慢の自家製ロールケーキがJ-WAVEの「BOOM TOWN」で紹介されたカフェ。広尾の商店街の通りから1本脇道に入ったところにあって、少しわかりにくいかも。聖心女子大の南側の門を目指していけば、その途中で見つけられるはず。

店内は白と茶を基調とし、間接照明が優しく照らすなごみやすい空間だ。場所柄、女子大生らしきお客さんが目立つけれど、野郎が入ってもさほど違和感はない。実際、僕の後にも品の良さそうなおじさんが入ってきた。

さて肝心のカレーは、マイルド、スパイシー、キーマの3種類。そのうち、スパイシーはチキンと野菜のバリエーションがあった。僕は「スパイシー野菜カレー」(900円)を選んだ。食後のコーヒーも注文して、都合1000円なり。

実は注文を告げる相手が白人のおねえさんだった。彼女はいたって流暢(りゅうちょう)な日本語を話していたにもかかわらず、こちらは妙に緊張してしまった(汗)

なーんて言っている合間に、日本人男性のシェフが「お待たせいたしました」とソース・ポットを携えて僕の前に来た。緑野菜がたっぷり入っていそうだ。ポットに入っていたので、欧風カレーを想像しながら口に入れたら、違った。続きを読む
posted by たあぼう at 01:21 | Comment(4) | TrackBack(0) | インド風カレー

おすすめその431 香鈴亭(国立)

チキンカレー香鈴亭

国立市中2-2-11携帯地図

Tel:0425-77-7886

予算:900円〜1500円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


国立ほど人工的な香りのする街も珍しい。街の名前からして隣接する国分寺と立川から取ったものだし、一橋大学側の住所は「中」に「東」に「西」。道路が駅前広場から放射状に道路が広がっているのも、人工的な街の象徴と言えるだろう。

この手の人工的な街はたいてい苦手。でも不思議なことに国立は苦にならない。目立って高い建物が少なく、しかも品の良さそうなお店が並んでいるからだろうか。いや、個性的なカレーを出すお店が意外なほど多いからかな(^_^;)

今回取り上げる香鈴亭も、個性的なカレーが味わえる一店。しかも、横濱カレーミュージアム顧問の小野員裕さんが名著「東京カレー食べつくしガイド104/380店」の中で、明らかに他店よりも心を込めた文章をつづって紹介している。曰く、「メチャメチャ旨いとはいえないけど、希(まれ)に見るいいカレー」だそう。

そう小野さんをして語らしめた秘密は、このお店のスパイスの使い方にある。例えば僕が注文した「チキンカレー」(1000円)。ライスの盛り付けが渋谷ムルギーに似ているほかは、なんてことなさそうに見えるかも。ところが一口食べれば、衝撃を感じずにはいられないのだ。続きを読む
posted by たあぼう at 00:22 | Comment(15) | TrackBack(3) | インド風カレー