2009年08月23日

おまけ千葉3 インディー28本店(松戸市:小金城趾)

ビーフカレーインディー28本店

千葉県松戸市大金平3-206-2携帯地図

Tel:047-343-0996

予算:650円〜1200円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


生まれて初めて流山電鉄に乗った。目指すは小金城趾駅からすぐ近くにあるカレー屋さんのインディー28本店である。稲毛のシバのエントリーを記したところ、読者のにつつるおさんに教えていただいた。

いかにもローカル線らしい可愛らしい列車に乗り、のどかな小金城趾駅を下りると、右手に幟が見えるため迷う心配はなかった。お店の内外とも昔から続いている喫茶店といった風情だ。

適当な席に着いた僕は壁に掛かったメニューを眺める。どうやらカレーは大きく2系統あるようだ。標準的なものと、お店が言うところの「デラックスカレー」というのがある。前者は650円からとリーズナブルなのに対し、後者は1000円以上。

その値段に気合いを感じた僕はデラックスの一つ「ビーフカレー」(1150円)を注文してみた。詳しくは後ほど。お店の方曰く、カレーもライスもモノが違うとのこと。それは期待できそうだ。

ところで、なぜインディー28なんだろう? 鉄人28号にでも影響されたのかな? などと注文を待つ合間にしょうもないことを考えていたら、お店の壁の説明書きに、スパイスやハーブ類を28種類混ぜ合わせて作っているとある。さらに下準備も28時間かけているそうで。これは失礼しました。脱帽です。

さて、そんなところにお目当てのカレーがやってきた。いただきます!続きを読む
posted by たあぼう at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉

2009年04月28日

おまけ千葉2 サールナート(船橋市:大神宮下)

ランチサールナート

船橋市宮本5-1-8携帯地図

Tel:047-426-0231

予算:1050円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★☆(エッグ&ベジ)〜
★★★☆(チキン)
量 :★★★


京成本線の船橋駅から普通列車で一駅隣へ。船橋大神宮がある以外は特に目立たない町並みの一角に、なぜか行列ができていた。平日の昼間にもかかわらず。行列に近付くと、サールナートのインドカレーを目当てにしものだと分かった。いやぁ、すごい。

サールナートは麹町・アジャンタ出身の日本人シェフが営むインド料理店だ。お店の前までたどり着けば、「行列ができるのもやむを得ないか」とあなたも思うかもしれない。スパイスの芳香に包まれるからだ。

行列に並び十数分待つと声がかかった。扉を開くと、お店の外以上に華やかな香りが充満している。12席でいっぱいいっぱいのこぢんまりとしたお店なんだね。

席に着いたら早速注文に移る。ランチであれば1050円のセットを注文すればいいだろう。このセットには2種類のカレー(日替わり含む5種類のカレーから選ぶ)に、ナン、ライス、サラダ、アチャール、ヨーグルトなどが付くものだ。

2種類のカレーは、南インド風をうたっている「チキン」と、「エッグ&ベジ」を選んだ。麹町アジャンタは、今のように南インド料理が認知されるはるか前から、南インド料理を供していた。同店の出身のシェフと聞けば、どうしても一品くらいは南インド系を加えたくなる。

注文を終えてからも、ある程度は待つことを覚悟せざるをえらい。先客さんたちの注文への対応がまだ終わっていない場合が多いからだ。1時間弱のシノギの合間で訪れると、少し肝を冷やしそうだな。

結局、行列の最後尾に並んでから30分あまりが経過して、ついに念願の一式がやってきた。待ったかいがあっておいしそうだね。続きを読む
posted by たあぼう at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉

2009年04月26日

おまけ千葉1 シバ(千葉市:稲毛)

サービスターリ(チキン、モロヘイヤ)カレーレストラン シバ

千葉市稲毛区稲毛東3-19-15携帯地図

Tel:043-246-2060

予算:1000円くらい〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★〜★★★☆(チキン)
量 :★★★


拝啓 陽春の候、小野さんは元気にお過ごしでいらっしゃいますか。

ご存じのとおり、私がカレーの食べ歩きを始めた当初に手に取ったガイド本の1冊は、小野さんの「東京カレー食べつくしガイド104/380店」でした。インターネットでカレー屋さん情報がほとんど手に入らなかった当時、関東各地の380店も食べ歩いた中から厳選された104軒、大いに参考にさせていただきました。

104軒の中で、ひときわ印象に残ったお店が稲毛のシバでした。何より、小野さんの紹介方法が斬新に感じられたのです。カレーガイド本でありながら、小野さんにお店を紹介した女性に向けた手紙文のスタイルで綴られていたからです。

あれから10年あまり。この間にシバは「dancyu」などのグルメ誌やタウン誌の常連店となり、ネット上でも多くのファンが声を寄せる有名店になりました。しかし、あの手紙文以上に印象に残る紹介にはいまだ出会いません。拙ブログで紹介する際も、オマージュの意を込めて手紙文スタイルを採用させていただきます。

今回、私がシバで注文したのは「サービスターリ」(1200円〜)です。メインのカレー1種類に、サグ(青菜)のカレー1種類、野菜のカレー1種類、ターメリックライス、ダル(豆)のスープ、アチャール、チャイがセットになったものです。

メインのカレーにはもちろん、小野さんがご推奨のチキンを選びました。サグは一般的なほうれん草もありますが、逆にほうれん草以外のサグを用意しているシバのようなお店は貴重です。せっかくだから「モロヘイヤ」(200円増し)にしました。

私が座った席の隣には、スリランカ人のお客さんがいらしていました。シバは特定の地方料理ではなく、ネパールなどを含むインド圏のさまざまな料理を出しています。スリランカ人にも受け入れられているのですかね。そんなことを考えているうちに、ターリー皿とダルのスープかが来ました。続きを読む
posted by たあぼう at 02:05 | Comment(5) | TrackBack(0) | 千葉

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan